で、見ていたら、読売新聞のワタナベという記者がした質問が、やたらとひっかかった。
以下のような質問をしていた。

「読売新聞のワタナベと申します。あの、土地代金の原資についてなんですけども、幹事長は、家族名義の銀行口座から引き出した資金が、３億6000万円分あったというご説明でしたけども、何で家族名義にしてたのか教えてください」

本当に馬鹿である。このタイミングでそれを聞いてどんすんの？という質問だ。
自分の稼いだ金を、家族の生活や今後の人生のためお金を積み立てておくことに、税の処理などきちんとやってあるならば何の問題もない。
誰でもやるし、考えることだ。

このワタナベの頭の中には、ここに脱税があるのではないかとか、闇の献金を家族名義にしてごまかしているのではないかとかいう「下衆の勘ぐり」がうずまいているんだろう。
そうでなければ、こんな質問は出てこない。
百万歩ゆずって、そういう質問をするのなら、お前個人で必死なって調べて、その上で、この家族名義は違法である可能性があるという証拠をもってすべきだろう。

ささいなことだが、この質問ひとつ取ってみても、メディアが中立であるなどというのはとんだ幻想であることが垣間見れる。
こんな質問にも丁寧に答えなければバッシングの対象になるんだから、自分がその立場にたったらと思うとホントにたまったもんじゃないなと思う。
自分の稼いだカネで家族を思ってやったことまで、ぐだくだいわれるんだから。
公人とはそういうもんだと言われればそうなのだが、それにしても記者の「劣化」はひどいもんだ。

テレ朝の山口記者の「どういう金庫に・・・」。小学生の学級会のようで、マスゴミの劣化は凄いものがありますね。チイチイパッパとはこのことか。小沢氏が先生役のようです。