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東京新聞
【政治】
小沢氏 強気崩さず
2010年1月25日 朝刊
民主党の小沢一郎幹事長は東京地検による事情聴取から一夜明けた二十四日、広島市入りし、新人議員のパーティーに出席。小沢氏は長続投に強い意欲を示すなど、強気な表情を崩さなかった。
小沢氏はあいさつの冒頭、自らの資金管理団体による政治資金規正法違反事件について「心配、迷惑をおわび申し上げる。不徳の致すところだ」と陳謝。「今後もそのようなことのないよう、自らの信念を貫いて仲間と頑張っていきたい」と述べた。
約二十分のあいさつで事件に触れたのはこの部分だけ。それ以外は「政治家主導の政治をつくるには、政治の基盤を強くしないといけない。参院選は最終仕上げの決戦場だ」などと、いつもの小沢節だった。聴取を終えた安堵(あんど)感からか、周囲に笑顔を振りまき、事件の影は感じさせなかった。
この後、鏡開きにも参加。予定時間を超えても会場に残り、来場者との名刺交換や記念撮影に快く応じるなど、終始、上機嫌だった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010012502000095.html