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http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2002.html#more2002
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法問題で、東京地検特捜部は23日午後、小沢氏から任意で事情聴取した。市民団体から同法違反(虚偽記載)の容疑などで告発されているため被疑者としての聴取だったということだが、この市民団体というのが、「真実を求める会」(http://www.dailymotion.com/video/xby7zg_yyyyyyy_news)という右翼団体で、その正体は、「日本会議」(http://www.nipponkaigi.org/)ではないかという噂(http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/d/20100121)もある。
なるほど、外国人参政権付与法案に反対している右翼団体が、同法案を成立させようとしている民主党のドン、小沢幹事長をいまいましく思っているのだろう。
又、この「日本会議」の役員名簿(http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/d/20100121)を見ると、石原チン太郎を初め、めまいがしそうなほどの極右思想家たちがひしめきあっている。日本にはいまだにこういった化石のような思想を持った特権階級に属する人々が、税金の無駄遣いをなくして、少しでも国民の生活を豊かにしようとする民主党の前に立ちはだかっているのだ。なぜなら、現在は税金が自分たちに回ってきているけれども、それが国民に還元されるようになったら、特権階級にいる自分たちに回ってくる分が少なくなるからだ。
事情聴取が終わった後に、小沢幹事長は、メディアに説明内容を文書で公表し、予定になかった記者会見を開いて改めて政治資金規正法違反への関与を否定した。幹事長を続投する考えを示した上で、特捜部の捜査にも協力すると述べた。
一方の特捜部は聴取内容を受けてさらに捜査を進めるとみられるが、検察vs小沢の勝負はすでにあったも同然となっている。なぜなら、今回検察が政治資金規正法違反としている疑惑は、次の2つにしぼられるが、それに対する小沢幹事長の回答を聞く限り、秘書が虚偽記載で罪を問われる可能性はあるかもしれないが、小沢幹事長が政治資金規正法違反を犯したとは考えられないからだ。
(YouTube映像)
事情聴取後、小沢幹事長が会見ノーカット1/3(10/01/23)
http://www.youtube.com/watch?v=tTCwjaenZgg&feature=player_embedded
1.虚偽記載:「陸山会」による不動産の代金支払の記載が実際には04年であったのに、05年の収支報告書に記載されていた。
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小沢幹事長の回答 (47NEWSより):
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012301000681.html
【所有権移転日を05年にした理由】
何の相談も受けていません。購入資金は自分で出しており隠し立てする必要はないし、所有権移転日を翌年にすることに政治的にも何のメリットもないので、なぜ翌年にしたのか分かりません。
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と関与を否定。
2.裏金献金:「陸山会」が購入した土地代の原資に、水谷建設社長から(元は鹿島建設によって支払われたとされている)賄賂として渡された1億円が含まれている
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小沢幹事長の回答 (47NEWSより):
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012301000681.html
【2004年10月に貸し付けた4億円の原資】
(1)1985年に湯島(東京都文京区)の自宅を売却して、深沢(世田谷区)の自宅の土地を購入し建物を建てた際、税引き後残った約2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円(3)02年4月に銀行の家族名義の口座から引き出した6千万円を、東京都港区元赤坂の事務所の金庫にて保管していました。04年10月には、同金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けました。
4億円の一部は建設会社からの裏献金であるやの報道がなされておりますが、事実無根です。不正な裏金など一切もらっておりませんし、事務所の者ももらっていないと確信しています。
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と土地代に建設会社からの裏金が含まれていないことを断言。
1.の虚偽記載について特捜部は、なんとか小沢幹事長が秘書と共謀して虚偽記載を行ったことにしたいようで、小沢氏の関与を認めたとされる元秘書の石川氏の供述と小沢幹事長の発言の違いに焦点をあてると思われるが、石川氏が本当に小沢氏の関与を認めた供述をしたかどうかが問われる。現在の犯罪捜査における取り調べでは、録音・録画(可視化)を義務づけられていないため、石川氏が無理やり嘘の供述をさせられた可能性もある。刑事訴訟法改正案(「可視化法案」)の成立が緊急に求められている。
2.の裏金献金については、小沢幹事長も秘書らも完全に否定しており、これを証明するのは難しい。銀行口座の預金情報も特捜は手に入れていることだろうし、この点で小沢幹事長が嘘をつくことはまずないと思われる。そして、計約6億の「個人資金」でその土地代を一時立替えたとしたら、この中に、小沢幹事長の秘書が建設会社から受け取ったとされる1億円の裏金が入るスキもないはずだ。又、一部報道では水谷建設の社長の新幹線の切符を、社長が東京にいたことを裏付ける証拠になるとしているが、東京にいたからといって、裏金を渡した証拠にはならないはずだ。
西松建設の献金問題事件でも赤っ恥を書いた特捜部だが、今回も、国民から非難の嵐を浴びるのも時間の問題になりそうだ。なんの裏付けもない2ちゃんねる情報を元に捜査なんてするからだよ(笑)。これに伴って、アンチ・オザワ報道部もトーン・ダウン。さあ、どうする特捜部?
参考記事:
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小沢氏配布の文書全文 記者会見の際に配布
2010/01/23 21:50 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012301000681.html
小沢一郎民主党幹事長が23日の事情聴取後の記者会見の際に配布した「陸山会への貸付等に関する経緯の説明」の内容は次の通り。
本日は、午後2時ごろから午後6時30分ごろまで東京地検特捜部の要請を受けて事情説明をいたしました。
今までは、検察官への説明前の段階だったので、発言を差し控えておりましたが、この機会に、報道されております陸山会の不動産購入と資金の流れ等についてご説明いたします。
【陸山会に4億円を貸し付けた経緯】
秘書の数も増え、妻帯者も増えたので、事務所兼用の住居を提供したいと思っていたところ、秘書が本件土地を見つけてきて、これはいいのではないかということになりました。秘書に不動産業者にあたらせたところ、土地売買代金額が3億4千万円余りと決まりました。
購入することになりましたが、陸山会の経理を担当していた秘書から各政治団体の資金をかき集めればなんとかなるが、各団体の活動費がほとんどなくなってしまうので、何とか資金調達できないかと言ってきました。私は自分個人の資産の4億円を一時的に貸し付けることにしたのです。
【2004年10月に貸し付けた4億円の原資】
(1)1985年に湯島(東京都文京区)の自宅を売却して、深沢(世田谷区)の自宅の土地を購入し建物を建てた際、税引き後残った約2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円(3)02年4月に銀行の家族名義の口座から引き出した6千万円を、東京都港区元赤坂の事務所の金庫にて保管していました。04年10月には、同金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けました。
4億円の一部は建設会社からの裏献金であるやの報道がなされておりますが、事実無根です。不正な裏金など一切もらっておりませんし、事務所の者ももらっていないと確信しています。
【4億円の銀行口座への入金や売買代金支払いへの関与】
すべて担当秘書が行っており、全く関与していないので、具体的な処理については分かりません。
【所有権移転日を05年にした理由】
何の相談も受けていません。購入資金は自分で出しており隠し立てする必要はないし、所有権移転日を翌年にすることに政治的にも何のメリットもないので、なぜ翌年にしたのか分かりません。
【売買代金支払い後に定期預金を組んで預金担保に借り入れをした理由】
具体的な事務処理については、関与していないので分かりません。
【融資を受ける際に個人が借り入れ、陸山会に貸し付けた理由】
関与していないので分かりません。ただし、以前に陸山会が不動産を購入した際にも金融機関から個人での借入を要請されたこともあったので、担当秘書から銀行の書類に署名するように頼まれ、そういう理由からと思って署名したことはあります。
【収支報告書の記載】
本件不動産に関する収支報告書の記載については全く把握していませんでした。また、収支報告書の記載内容について、相談されたり、報告を受けたこともありません。
【収支報告書の内容の確認】
常々、担当秘書には、政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていましたが、実際に私自身が帳簿や収支報告書を見たことはありません。担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました。
担当秘書から、各政治団体ごとの収入支出と残高などの概要について報告を受けることはありましたが、収支報告書の内容を一つ一つ確認したことはありません。
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個人資金6億円以上!小沢特捜部聴取に自信
(ゲンダイネット - 01月24日 10:01)
http://news.biglobe.ne.jp/politics/652/gen_100124_6523429814.html
東京地検特捜部は大ピンチだ。「陸山会」の土地購入“疑惑”で、特捜部の参考人聴取に応じる姿勢をみせている小沢氏が、当時の「個人資金」が総額6億円以上あったと説明する意向であると報じられたのだ。
「個人資金」は定期預金や外貨預金などで、小沢の妻や3人の実子名義だったという。現金で保管していた理由については「銀行の経営破綻が相次いだため、引き出して自宅に置いていた」という。特捜部はこれまで水谷建設(三重県桑名市)などゼネコンからの裏金が土地原資に充てられたとみているが、仮に「個人資金」話が本当なら、土地代を個人資産から捻出することが可能だったことになる。特捜部の赤っ恥間違いナシ。検察の描いていたウラ献金=土地代説が根底から崩れることになる。
余裕シャクシャクの小沢は20日夜、輿石東幹事長代行らと都内で会食。特捜部の参考人聴取に関して「身は潔白」「近いうちに国民の理解を得られるような状況をつくるつもりだ」と自信マンマンのそぶりを見せたという。
「小沢VS.特捜部」はまさに正念場だ。
(日刊ゲンダイ2010年1月21日掲載)
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小沢氏の共謀が焦点、土地疑惑の解明詰め
(読売新聞 - 01月24日 09:40)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100124-OYT1T00083.htm
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部による小沢氏に対する事情聴取が23日、東京都内のホテルで約4時間半にわたって行われた。
その後の記者会見で、「私は関与していない」を強調した小沢氏。特捜部の捜査は今後どう進められるか展望する。
◆黙秘権の意味◆
特捜部は、昨年3月に準大手ゼネコン「西松建設」から陸山会への違法献金事件で、同会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)を逮捕・起訴した際は、「小沢氏の関与を示す証拠がない」として小沢氏の事情聴取を行わなかった。
これに対し、陸山会が2004年10月に東京都世田谷区深沢に購入した土地を巡る今回の事件では、土地の選定段階から資金調達まで取引の随所に小沢氏の関与がみられる。
そのうえ今回の事情聴取は、「被告発人」として黙秘権を告げたうえで行われ、2通の調書が作成された。
これは、事情聴取の直前に、陸山会の政治資金収支報告書の虚偽記入について小沢氏が元事務担当者の石川知裕衆院議員(36)らと共謀している疑いがあるとして、市民団体から告発状が出されたこともきっかけとなっている。刑事告発を受けた捜査機関は、容疑が事実かどうか捜査する義務が生じ、告発された人は、形式的に容疑者として扱われることになる。
しかし、今回の黙秘権の告知は、形式的なものにとどまらない可能性がある。
15日に逮捕された石川容疑者がその後の特捜部の調べに、土地代金に充てた4億円を収支報告書に記載しない方針などを、同年10月下旬に小沢氏に報告し、了承を受けたと供述しているからだ。この供述が事実なら、小沢氏が共犯の容疑に問われる可能性がある。
「容疑者として聴取した理由を刑事告発としたのは一つのテクニックで、特捜部は実質的な容疑があると考えている可能性がある」。ある特捜部OBは指摘する。
◆今後の捜査◆
そうであれば、収支報告書の虚偽記入について、石川容疑者らとの共謀を今後特捜部が立証できるかどうかが、最大の焦点になる。
小沢氏は「私は関与していない」と強調しているが、小沢氏の関与を認めた石川容疑者の供述を突破口に、今後、特捜部は、ほかにも小沢氏の関与している場面がなかったか、石川容疑者や大久保被告を追及し、小沢氏の刑事責任について判断するとみられる。
中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)の元幹部が04年10月中旬、石川容疑者に現金5000万円を渡したと供述していることと、土地代金の原資との関係も、もう一つの焦点だ。
石川容疑者はこの5000万円の受領を否定しており、小沢氏も23日の記者会見で「不正な金は受け取っていない」と言い切った。
小沢氏はこの日、土地代金の原資について、事務所の金庫に保管していた現金4億数千万円から土地代金を拠出したと説明しているが、その証拠については十分に提示できていないとみられる。
特捜部は小沢氏の説明に裏付けがあるか捜査を続け、必要があれば、小沢氏に再度の聴取を求めるとみられる。(社会部 尾島崇之)
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(南青山コメント)
小沢を告発した団体「真実を求める会」の正体が「日本会議」かもしれないというのは初耳だった。
いかにもという感じで、小沢はこうした連中の利権も根こそぎアウトにしようとしているのだろう。
日本にこびりついた垢を徹底的に洗濯する。
小沢一郎は、平成の坂本龍馬だったのか。