名護市長選の期日前投票ハイペース、前回の1・5倍http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100122-OYS1T00192.htm 沖縄県名護市長選で、18日から始まった期日前投票が21日までの4日間で前回同期間の約1・5倍に上り、連日ハイペースで推移している。激戦を繰り広げる稲嶺氏と島袋氏の両陣営が、票の取りこぼしがないよう支持者らに積極的に働きかけているためだ。この勢いが続けば、全体の投票者数の4割以上を期日前投票が占めることになる。 市選管によると、有権者数4万5521人(16日現在)に対し、期日前投票者数は4日間で計8818人。同じ期間で5764人だった前回選の約1・5倍で、このペースだと、最終日(23日)までの6日間で約1万4600人に達する。投票率が前回(74・98%)並みなら、全投票者数の42%を占める計算になる。 両陣営は期日前投票を“天王山”と位置付け、あの手この手で支持者らに活用を呼びかけている。 島袋陣営は獲得票数を1万票に設定。支援組織ごとに目標を割り当て、集会参加者に会場から投票所に直行するよう呼びかけるなど徹底している。 稲嶺陣営の目標は3000票。高齢者を車で投票所に送迎したり、支持者だけでなく、無党派層にも電話で投票を勧めるなどして応戦している。 (2010年1月22日 読売新聞) |