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小沢一郎民主党幹事長が事実関係を明快に説明  (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/528.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 1 月 24 日 14:36:58: uj2zhYZWUUp16
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-cedc.html

2010年1月24日 (日)

小沢一郎民主党幹事長が事実関係を明快に説明

民主党小沢一郎幹事長が東京痴犬地検の事情聴取に応じた。悪徳ペンタゴンが1月24日の沖縄県名護市長選、7月の参院選に向けて「目的のためには手段を選ばぬ」工作活動を展開し続けている。


昨年3月3日には、小沢氏の公設第一秘書である大久保隆規氏が二つの政治団体からの献金を二つの政治団体から献金を受けたとして収支報告書に記載したところ、二つの政治団体は架空団体であるとして逮捕され、起訴までされた。


大久保氏は事実に則して収支報告書に記載したとして無実を主張して現在公判が開かれている。1月13日に開かれた第2回公判では、西松建設元総務部長が、二つの政治団体に実体があったことを証言した。公正な裁判が行われるなら、大久保氏の無罪は確実である。


総選挙直前に野党第一党党首の公設第一秘書を逮捕したことが、完全な事実誤認であったのなら、東京痴犬地検の責任は計り知れない。


昨年の三・三事変(さんさんじへん)に続いて本年の一・一五事変(いちいちごじへん)が起きた。現職衆議院議員を含む三名が逮捕され、引き続いて小沢氏に対する事情聴取が行われたが、昨年の事例とその後の経緯を十分に踏まえて判断することが必要である。


野党自民党も御用マスメディア=マスゴミも、事実関係が明確でなく、法的な手続きも不確定な段階から、犯罪視、犯人視した発言、報道を繰り返している。これらのことが重大な人権侵害、名誉棄損問題を生み出す可能性を冷静に考慮するべきである。


これらの検察やメディアの暴走は、主権者である国民、主権者が樹立した鳩山政権に対する歪んだ挑戦である。これらの悪徳を放置するわけにはゆかない。主権者国民は結束して悪徳ペンタゴンと闘い、必ず勝利しなけならない。


以下に小沢一郎民主党幹事長が記者会見後に配布した文書および、記者会見での発言要旨についての共同通信電を掲載する。

T.小沢一郎民主党幹事長配布文書全文


本日は、午後2時ごろから午後6時30分ごろまで東京地検特捜部の要請を受けて事情説明をいたしました。


今までは、検察官への説明前の段階だったので、発言を差し控えておりましたが、この機会に、報道されております陸山会の不動産購入と資金の流れ等についてご説明いたします。


【陸山会に4億円を貸し付けた経緯】


秘書の数も増え、妻帯者も増えたので、事務所兼用の住居を提供したいと思っていたところ、秘書が本件土地を見つけてきて、これはいいのではないかということになりました。秘書に不動産業者にあたらせたところ、土地売買代金額が3億4千万円余りと決まりました。


購入することになりましたが、陸山会の経理を担当していた秘書から各政治団体の資金をかき集めればなんとかなるが、各団体の活動費がほとんどなくなってしまうので、何とか資金調達できないかと言ってきました。私は自分個人の資産の4億円を一時的に貸し付けることにしたのです。


【2004年10月に貸し付けた4億円の原資】


 (1)1985年に湯島(東京都文京区)の自宅を売却して、深沢(世田谷区)の自宅の土地を購入し建物を建てた際、税引き後残った約2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円(3)02年4月に銀行の家族名義の口座から引き出した6千万円を、東京都港区元赤坂の事務所の金庫にて保管していました。04年10月には、同金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けました。


4億円の一部は建設会社からの裏献金であるやの報道がなされておりますが、事実無根です。不正な裏金など一切もらっておりませんし、事務所の者ももらっていないと確信しています。


【4億円の銀行口座への入金や売買代金支払いへの関与】


 すべて担当秘書が行っており、全く関与していないので、具体的な処理については分かりません。


【所有権移転日を05年にした理由】


何の相談も受けていません。購入資金は自分で出しており隠し立てする必要はないし、所有権移転日を翌年にすることに政治的にも何のメリットもないので、なぜ翌年にしたのか分かりません。


【売買代金支払い後に定期預金を組んで預金担保に借り入れをした理由】


具体的な事務処理については、関与していないので分かりません。


【融資を受ける際に個人が借り入れ、陸山会に貸し付けた理由】


関与していないので分かりません。ただし、以前に陸山会が不動産を購入した際にも金融機関から個人での借入を要請されたこともあったので、担当秘書から銀行の書類に署名するように頼まれ、そういう理由からと思って署名したことはあります。


【収支報告書の記載】


本件不動産に関する収支報告書の記載については全く把握していませんでした。また、収支報告書の記載内容について、相談されたり、報告を受けたこともありません。


【収支報告書の内容の確認】


常々、担当秘書には、政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていましたが、実際に私自身が帳簿や収支報告書を見たことはありません。担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました。


担当秘書から、各政治団体ごとの収入支出と残高などの概要について報告を受けることはありましたが、収支報告書の内容を一つ一つ確認したことはありません。


U.小沢一郎民主党幹事長記者会見要旨


【冒頭発言】


(東京都世田谷区の土地購入の)原資は、後援会の当時あった資金をすべて充ててしまうと、後援会の運営資金、活動資金がなくなってしまうという状況で、わたしの個人的な資金を提供する、貸し付けをすることになった。何も隠し立てすることではないので、事実をそのまま包み隠さずにお話しした。


収支報告書については、2004年の売買が05年の売買のように報告されている問題のお尋ねだった。秘書の事務所を兼用した居住不動産を買うと決めて原資を貸し付けたことが事実のすべてで、あとの具体的な事務は担当の者が行い、わたしが実務的な点についてまで立ち入って関与したことはない。日付を翌年にしても、政治家としてなんら困ることもメリットもないわけで、わたし自身は全く分からないとお答えした。


【質疑応答】


記者 進退についてどう考えているか。特捜部の聴取要請に、今になって応じた理由は何か。


小沢氏 自分自身としては、与えられた職責を全うしていきたい。捜査にはいつでも協力すると伝えてきた。問題点が整理されてからの方が良いだろうということもあって今日になったが、捜査には今までも、今後も協力してまいりたい。


記者 4億円について説明の経緯が変わっているのではないか。


小沢氏 説明をそんなに変えたつもりはない。個別のことは今まで皆さんに申し上げていなかったが、今日は個人資金、その中身について申し上げた。国民の皆さんをお騒がせし、大変恐縮して、申し訳なく思っている。


記者 国民に説明しきれたと思うか。


小沢氏 今日は、地検の捜査担当の方にすべてを申し上げた。今後さらに国民の皆さんに必要に応じて説明すべきことは説明したい。


記者 水谷建設の金が流れているという話がある。事情聴取で、特捜部から聞かれたか。


小沢氏 それがメーンではなかったが、話があった。そのような不正な金は、水谷建設はもちろんだが、他の会社からも一切受け取っていない。秘書や秘書だった者も受け取っていないと確信している、と申し上げた。


記者 石川知裕衆院議員らの自供内容について話はあったか。検察の捜査の在り方、報道の在り方への見解は。


小沢氏 (逮捕された)3人の供述内容の話は一切なかった。ぜひできるだけ公正に冷静に報道していただきたい。検察は行政ではあるが準司法的な立場も有しているので、ぜひ公平公正な捜査を行っていただきたい。


記者 収支報告書作成に一切かかわってないなら、なぜ単純ミスと評価できたのか。


小沢氏 単純なミスや記載ミスはあったかと思うが、不正な金を受け取ってうんぬんということは一切ないと信じていると申し上げた。


記者 黙秘権の説明はあったか。調書にサインはしたのか。


小沢氏 被告発人として説明をうかがうという話で、その時に黙秘する権利もあるという話もうかがった。しかし一切黙秘権は行使していないし、すべて答えている。調書は2通署名した。


記者 検察と断固戦う決意と発言したが、決意に変わりはないか。


小沢氏 不正なお金であれ行為であれ、もらってもいないし、してもいない、この主張は断然貫いていく。ただ公平公正に捜査をしていただく以上、それに対する協力は今後もしていきたい。

(新世紀人コメント)

「小沢一郎民主党幹事長配布文書全文」については既に投稿が行われていて重複しますが、植草さんの評論の全体像を重視する意味でそのまま転載しました。
さて、検察とマスコミの連携プレーによる小沢一郎攻撃の目的は、小沢氏と陸山会による選挙対策活動を封殺する事が大目的でしょう。
小沢グループの組織的活動が民主党の勝利をもたらした訳であり、組織政党としての公明党にとっても、また公明党との連携を今後は期待できない自民党にとっても小沢と陸山会の小沢グループは全く邪魔な存在なのでしょう。
先の衆院選においては国民新党はみんなの党に喰われてしまいました。
小沢グループさえ活動不能に追い込めば、自民党はみんなの党と連携して参院選を戦えばなんとか善戦できるのではないかと考えているのでしょう。
ということであれば、
剣殺は石川議員を塀の向こう側で徹底的に苛め抜いてゆくかもしれない。
小沢氏に対しては無理でも出鱈目でも逮捕に突っ走るかもしれない。
これら二つの出鱈目な行いでもデマスゴミに街頭宣伝カーのように連日連夜のデマ煽動の援護射撃をやらせつつ竹やり突撃の意気込みでやりかねないのではないのか。
正常な神経に彼らは居ないからである。
その外に考えられるのは、自民党やみんなの党が自分達のほうから居ても立っても居られなくなって「政界再編」を急ぐ可能性もあるだろう。
自民党の中からそれに向かうかもしれない動きが出つつあるのではないのか。
小泉チルドレンなど失業した浪人グループも含めて意外にも大きな野合勢力が結成されて連立与党に襲い掛かってくることになるかもしれない。
これは剣殺痴犬とデマスゴミの狂態とは同種でありながら別分野の狂態の出現ということになるが追い詰められた”瀕死の手負い猪”の暴走であるから正常な動きではなくなるだろう。
スペインか何処かの国で街頭に牛を放って住民が放たれた牛に追われて逃げ惑うといったお祭りがあったようだが、これに似た有様が展開されるのではないのか。
小沢氏へのテロリズムの選択が不可能であれば以上の展開も考えられるのではないか。
しかし、
戦後日本が軍隊を持たず軍隊もどきの自衛隊であって助かりましたね。
軍隊があればこのような官僚+糟メディア支配の国であっては政権(自公政権)の指導力喪失状態が起きて国民の政権が出来た時には、直ぐに軍事クーデターが起こされたでありましょう。
彼ら利権屋抵抗勢力が敵対視しているのは政治家小沢一郎ではありません。
「彼らは政治判断と政治決断をした日本国民」を敵視しているのです。
この事を間違えないで下さい。
小沢の名を呼んで実は国民を攻撃しているのです。
しかしまあ、小沢一人が倒れても連立政権は倒れませんよ。
小沢一人が倒れれば御仕舞いとの観測をする評論を見かけるが、それらは誤った分析と結論であると考えます。
日本国民はそれほどまでに愚かではないし、有能な政治家は小沢一人ではありません。
安易な批評は安易な姿勢から生み出されるのでしょう。


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コメント
 
01. 2010年1月24日 17:02:32
一つだけ。
例えクーデターが起きても、国民が支持しない限り、クーデターは必ず失敗する。
敵さんの脳内世界は何時まで経っても「大日本帝国」で、インターネットの本質も理解できない。
彼等は現代に適応できない。

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