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2010/1/24 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/108611
●小沢狂騒の余波ここにも…
大マスコミの小沢狂騒でかき消されているが、沖縄ではいま、24日投開票の名護市長選がデッドヒートを迎えている。民主党など6党が推薦する新人の稲嶺進氏(64=前市教育長)と、自公が支援する現職の島袋吉和氏(63)の一騎打ちだ。
言うまでもなく、焦点は普天間基地の移設問題。自公政権下で日米政府が打ち出した辺野古への移設計画に対し、稲嶺は「反対」、島袋は「容認」の姿勢で激突している。市民の多くが基地移設反対の立場で、下馬評はもっぱら稲嶺優勢。地元メディアの間では、数ポイント差で稲嶺リードの情報も流れていた。しかし、ここにきて情勢は二転三転している。
「18日から始まった期日前投票は、7対3で島袋がリードしているといわれています。島袋陣営が地元企業の票固めにラストスパートをかけてきたのが大きい。土建業界はもちろん、設計コンサル会社、船舶関連、ホテルや飲食店といったサービス業など、ありとあらゆる地元企業に動員をかけている。島袋陣営はこうした企業の社員数まで厳しくチェックしていて、稲嶺側の労組票が一部食われ始めているのです。仲井真・沖縄県知事も島袋を支援しているし、これに学会票も加わってくる。ギリギリの戦いです」(地元政界関係者)
島袋は基地容認と引き換えに、国から補助金などをもらう「基地振興策」を打ち出している。土壇場になって、利益誘導を望む旧勢力が、ムクムクと盛り返してきている構図なのだ。
それだけではない。
「鳩山内閣が基地問題への態度を明確にしていないため、党本部からの応援も少ない。たまに民主党議員が応援に駆けつけても、企業が休みの日曜日など、タイミングがいまいちです。一連の小沢問題も微妙な影響を与えています」(事情通)
連日の狂ったような小沢報道は、国の大事を左右する名護市長選にも影を落としているのだ。
(日刊ゲンダイ2010年1月21日掲載)
2010/1/24 10:00 更新