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経団連会長に米倉弘昌氏 財閥系から初の起用
日本経団連は23日、御手洗冨士夫会長(74)の後任に、米倉弘昌住友化学会長(72)を起用する人事を固めた。米倉氏は経団連で会長に次ぐナンバー2の評議員会議長を務めている。5月下旬の経団連総会で正式に就任する。
住友グループや財閥系企業から経団連会長が出るのは初めて。化学業界からの会長就任は旧経団連の初代会長だった石川一郎氏以来となる。
御手洗氏は、住友グループの中核企業を率いる米倉氏の指導力や手堅い経営手腕を評価し、次期会長就任を打診した。「財界総理」と呼ばれる経団連会長の任期は1期2年。最近は2期4年務めるのが慣例。
米倉氏は米国に駐在経験があり、財界活動にも長く携わってきた。
経団連の主流企業とされる電機、自動車、鉄鋼などの有力企業は2008年に起きた「リーマン・ショック」後の不況で、軒並み業績が悪化。住友化学も09年3月期の純利益は赤字に陥ったが、10年3月期には黒字に転換する見込み。出身企業の業績回復が順調に進んでいることも米倉氏起用の追い風になった。
米倉氏にとっては、成長戦略や景気対策に加え、社会保障制度改革、財政再建などでも政府と協調関係を築くことが課題になる。
2010/01/23 22:47 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012301000691.html