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以下は「しんぶん赤旗・日曜版」（2010年1月24日号 ２面）から直接貼り付け。
証言は収監中の水谷建設元経営者のものではない。
＜参照＞
＜スクープ新証言＞胆沢ダム下請け受注の水谷建設元会長「小沢民主幹事長側に１億円」／ホテルで5000万円ずつ秘書に渡した
http://www.asyura2.com/09/senkyo75/msg/291.html
＜スクープ証言第２弾＞小沢民主幹事長 水谷建設ヤミ献金／秘書２人に紙袋で１億円 「全日空ホテルで渡した」（赤旗・日曜版）
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/117.html
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＜スクープ証言 第３弾＞水谷建設 ヤミ献金／小沢氏秘書が要求 “仕事がとれたら５千万円”（「しんぶん赤旗・日曜版」）
１億円のヤミ献金は民主党の小沢一郎幹事長の秘書から要求された―。中堅ゼネコン・水谷建設（三重県桑名市）の関係者が編集部に新たに証言しました。東京地検特捜部が小沢氏の現・元秘書3人を逮捕するなか、日曜版が報道した水谷建設関係者の証言がいま注目されています。 取材班
「小沢氏は〝裏献金をもらったことはない″などといってるが、ヤミ献金は小沢氏の秘書から要求されたものだ」
水谷建設の関係者はそう断言し、その状況を詳しく証言しました。
―ヤミ献金を水谷建設幹部に要求してきたのは、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の会計責任者だった公設第１秘書の大久保隆規容疑者だった。
―１回目は、水谷建設が下請け工事を受注した胆沢（いさわ）ダム堤体盛立（第1期）工事の入札（2004年10月7日）前で、要求額は5千万円。
―２回目は下請け受注した同ダム原石山材料採取（第1期）工事の入札（05年3月10日）前で、同じく5千万円。
水谷建設関係者は語ります。
「幹部は大久保容疑者と議員会館の小沢事務所で会っていた。ヤミ献金の要求は大久保容疑者に会った際、『（仕事を）とったら5千万円、お願いします』とサラッといわれた。驚いたが、仕事が目の前にぶらさがっていたこともあり、応じるしかなかった」
実際、この要求通り、水谷建設幹部は小沢氏の秘書にヤミ献金を渡しました。前出の水谷建設関係者は本紙（1月10日号）でこう証言しました。
―１回目の5千万円は04年10月ごろ、２回目の5千万円は翌05年4月末ごろ、東京都港区の東京全日空ホテルで紙袋に入れて渡した。
―渡した相手は、１回目が陸山会の事務担当者だった民主党衆院議員の石川知裕容疑者で２回目が大久保容疑者。
前出の水谷建設関係者は語ります。
「１回目の時は大久保容疑者から、『石川をいかせるから』といわれ、石川容疑者にヤミ献金を渡した」
この石川容疑者や大久保容疑者らは15日から16日にかけて東京地検特捜部に政治資金規正法違反（虚偽記入）容疑で逮捕されました。
逮捕容疑は、陸山会が04年に取得した土地の購入費用４億円を政治資金収支報告書に記載していなかったなどというもの。その４億円の原資に、本紙報道の水谷建設のヤミ献金などゼネコンのヤミ献金が入っていなかったかが注目されています。
この２回の5千万円については陸山会や小沢氏が代表の政党支部の政治資金収支報告書にはいっさい記載されていません。小沢氏や石川容疑者もこのヤミ献金については全面否定しており、この真相解明が重要になっています。
住み込みの書生／逮捕の石川元秘書
小沢氏は、秘書を陸山会の寮や妻名義の建物に住まわせてきました。逮捕された石川容疑者と元私設秘書・池田光智容疑者も、寮に住んでいました。
石川容疑者の場合は大学4年から、10年にわたり秘書を務めました。その当時の様子を民主党機関紙でこう振り返っています。
「住み込みの書生として、朝5時起きで庭掃除、雑巾がけ…修行は厳しく」
のちに、石川容疑者は、大久保被告の下で、陸山会の事務担当を務めていました。
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