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小沢氏「擁護」の倒錯 博士の独り言 2010/01/22(金) 11:11:53
小沢氏「擁護」の倒錯病理を問う
東京地検特捜部 小沢氏 あす聴取 土地購入 前日に融資申請
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反の疑いで逮捕された民主党衆院議員石川知裕容疑者(36)が、土地購入前日に四億円の銀行融資を申し込んでいたことが、関係者への取材で分かった。石川容疑者は東京地検特捜部の調べに「小沢先生に定期預金を担保に融資を受けたことを報告した」と供述。特捜部は二十三日に小沢氏を任意聴取し、こうした経緯についても説明を求めるとみられる。東京新聞紙面(切り抜き)1月22日朝刊(1面)より参照のため抜粋引用/写真は、東京新聞の同紙面より参照のため引用
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倒錯の病理を問う
小沢一郎氏(民主党幹事長)の不実記載(政治資金収支報告書)での、小沢一郎氏の説明責任と、当該の地検捜査の進展を望む良識の声が広がりつつある。その一方では、小沢一郎氏への捜査が、あたかも、検察の権力の乱用であるかのように喧伝し、疑惑に関わるメディア報道に対しても、小沢氏の人権を盾にするかのような牽制がなされ、さらに、その“反発的”な動きに加担するかのメディア報道が増えていることは、多くのみなさまがご存知の状況と思う。
だが、仮そめにも、ここで、後者の動静が肥大化し、捜査線上では被疑者にさえ価し得る小沢氏が、あたかも、検察という“権力”と闘うヒーローであるかの倒錯が進むとすれば、そこに潜む社会病理の存在を問わざるを得ない。
なぜならば、我々庶民は、初犯の場合は不起訴になるのが通例だそうだが、しかし、たとえば、100円のパン1個を盗んだだけでも逮捕される。繰り返せば、今度は起訴に価するだろう。小沢氏の行状と金流に指摘される疑惑は、パン1個の比ではなく、途轍もなく膨大であり、しかも、形式犯で“説明”がつくほどの整合性に乏しい。また、さまざまに指摘される粉飾と偽装の数々は「公人」の立場で行われて来たもので、ごく単純に、当たり前に指摘すれば、それらの虚偽が事実とすれば、国民に向けられた偽装に他ならないからで、事態認識に「倒錯」があってはならない事由がここにある。
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「社会正義」の影も無し
この、ごく当たり前のことを、国民の1人として自らの声で指摘し、書く存在が、あたかも、悪者であるかのように攻撃して来る。足場が弱い個人とみてのことであろう。たとえば、「世田谷通信」なる、それこそ、正体不明の“記事”を張り付けることが“正義”であるかの、倒錯した風潮がネットの一部を支配しており、問うべき病理がここにもある。裏を返せば、仮そめにも、小沢一郎氏が起訴され、政治家としての社会的立場を失えば「困る」、闇法案を政府提案としてゴリ押しする小沢氏が失脚しては「困る」、と。それゆえに、小沢氏保護のための策動を尽くしている、と認識すれば、一部の事の次第が判りやすくなる。
それらの流れには「社会正義」の影も無い。自己権益を基準とするカルト集団と同様である。客観的な事実の指摘をもととした、国思う共有をどこまで広げることが出来るのか。それが、かけ値無しで、国思う活動を進める筆者の果てなき課題である。地道な活動の先に、良識のみなさまからご協力を得つつ、日本の晴天を望む風穴が空くことを願って止まない。
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融資も「アリバイ」工作の一環
表題は、問題の土地購入の資金について、「石川容疑者は決済日前日の二十八日、都内の都市銀行支店に、四億円の定期預金を担保に同額の融資を受けることを申し込んだ。別の都銀関係者によると、預金を担保に融資を受ける場合にも審査などで一定の日数が必要で、申し込み翌日に億単位の融資が実行されることはほとんどないという」(紙面)、と指摘する記事である。銀行融資申し込みが、土地購入の前日であったとする記事(表題)が事実とすれば、土地購入のための「融資申し込み」とは到底考え得ない。偽装が後に問われた場合に備えての、アリバイ工作の一環、と認識すれば事の次第が判りやすくなるだろう。
指摘による新たな疑惑が明るみになるたびに、こういう方法もある。ああいう方法もある、と。悪の知恵袋の紐を解くように、次から次へと、噴出して来るのが小沢氏一類の実態である。
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■ 主な関連記事:
・小沢氏「事情聴取」へ 2010/01/21
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【筆者記】
明日(23日)と報じられている小沢氏の聴取について、「弁護側は四時間程度で一回限りとすることを特捜部に申し入れているという。特捜部は、政治資金収支報告書の虚偽記入に対する認識や、土地購入の原資と主張する小沢氏の個人資産についても説明を求めるとみられる」(紙面)、とある。だが、筆者のような素人が、ごく単純に考えても、聴取は、とても「四時間程度で一回限り」で済む内容とは認識し得ない。事の核心は奥深く、最早、取り調べを要する深度を持つ。小沢氏を逮捕拘束し、完全な解明まで、毎日取り調べるべき性質と筋合いにある、と謂えるのではないか。以上、記事を参照し、小考を報告する。