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阿修羅は911事件の頃からからROMしていたが、今回初めて投稿する。
当初「鞍馬天狗」のハンドル名を獲得して投稿する積もりであったが、管理人より他のハンドル名を取るように勧告された。既に書き終わった文面自体は自分自身を鞍馬天狗としていたため、そのまま投稿する事をご容赦願いたい。
建前上、検察を批判することをタブー視する向きがあるが、これは紛れも無く権力闘争である。
昨年3月の大久保秘書逮捕以来の一連の小沢氏への捜査は何を立件しようとしているのか不明であるが、どうやら見込捜査の結果の落とし所が見つからずに法匪東京地検特捜部が暴走しているようにしか見えない。一連のプロセスをみる限り、本件は民意を得た政権に対する旧政権や官僚達が起こしたクーデターであろう。言い換えれば民主主義対法匪の戦いである。世の中にはこれを単なる政治資金に関わる不祥事や犯罪と見る向きもあるが、これは紛れも無く旧政権残党と新政権との権力闘争である。現代の日本だから機関銃を持ち出してのドンパチ抗争が無かっただけだ。明治維新の時代であれば、暗殺や集団での殺し合いの抗争が発生していただろう。民主党の議員諸君でこのことを理解している人々がごく少数に見えるのは残念であり、逆に法匪東京地検特捜部に阿る人々が居るのを見ると歴史認識の欠落を嘆くと同時に何のために政治を志したのかと言いたい。
今回微罪で現職国会議員である石川氏の逮捕をするという暴挙に出た検察は、ルビコン川を渡ったのであり痛み分けはありえない。潰すか潰されるかの戦いに局面が移ったのであり、法匪達を徹底的に殲滅するか、連立政権が崩壊しオーウェルの「1984年」の世界になり、ビッグ・ブラザーならぬ検察が生殺与奪の権を掌握して民主主義が死滅するのかという問題になったのである。オーウェルはスペイン市民戦争に人民戦線の義勇兵として参加し、スターリン率いるコミンテルンのやり口に危機感を抱き、「カタロニア賛歌」や「1984年」を著作した。ソルジェニチンはオーウェルの危機感がそのまま実現した旧ソ連の実情を「煉獄の中で」や「収容所列島」等の小説で告発した。しかし、彼らは成熟した資本主義国である日本で同様の事態が実現しようとすることは想定しなかったに違いない。鞍馬天狗は暗殺や押し込み、拉致拷問を繰り返すテロリスト新撰組と戦う立場であり、法匪を殲滅する側に与する。更に推定無罪の原則すら理解せずにテロリスト法匪東京地検特捜部に与するマスゴミには断固たる制裁を加えなければならない。
明治維新で言えば、昨年の大久保秘書逮捕は前哨戦とも言うべき坂本龍馬暗殺事件に例えればよいと思う。結果として昨年8月の総選挙に例えられる伏見の戦いに敗れた徳川幕府軍は江戸城を無血開城した。石川議員逮捕前は五稜郭の戦いの局面と思っていたが、どうやら現在の検察は上野に立て篭もった彰義隊に例えれば良いのだろう。明治維新の場合は戦力に勝る彰義隊を大村益次郎率いる官軍が打ち破ったが、平成維新の場合はどうだろうか?
法務大臣による指揮権発動を促す声もあるが、追い込まれてこれをやれば連立政権と地検特捜部とは痛み分けとなり、政権側は少なからずその代償を払わねばならない。民主主義を擁護する立場に立つ鞍馬天狗は、この方法は最悪の決着であると考える。裁判で決着を着ければよいとの見解もあるが、その間に経過した時間に対して誰が責任を持つのだ?民主主義を守るためには指揮権発動によらずに、法匪東京地検特捜部に恥辱に塗れた結末を迎えさせねばならないのだ。
それにしても日本語は極めて難解な言語である。千葉法務相の発言「検察の捜査活動は、当然ながら公平公正に行っている」や鳩山首相の「検察は公正中立の立場で仕事をしていると信じたい」の発言は額面通りに受け止めるのか、それとも「不公正な捜査をすれば只ではすまない」と受け止めるかどちらが正しいのだろうか?前者であれば権力闘争に対して腰が引けた彼らを非難せざるを得ないが、後者なら意味深長な発言として受け止める必要がある。
さて、一連の抗争の結末の最も望ましい結末は法匪東京地検特捜部の首魁達を恥辱に塗れさせることが必要であり、その上でクーデターの責任を問う市中引き回しが相応しい。そのような結末を迎えさせるにはどうすれば良いのか?切り口は色々有りそうである。
一つの切り口は出所した三井環氏である。検察の裏金処理について国会で証言してもらいたい。その当時の検察幹部や三井氏逮捕を指示した連中と対決し、検察がどれだけ腐った組織であるかが国民の目の前で明らかにする。このことは検察が冤罪捏造機関であることも明らかにすることになる。
二つ目の切り口は、石川議員がしゃべったとされる内容のリークの真相について、石川議員と特捜佐久間との対決を証人喚問にて国会で実現することである。リークが明らかになれば、佐久間は自分自身か部下の誰かをその犯人として立件せざるを得なくなる。また、検察の自白強要のやり口を証言してもらう事も重要である。マスゴミの責任者も証人喚問してその場で追及し、夫々の証言の矛盾を明らかにすべきである。これを受けて千葉法務相は樋渡検事総長に対してリーク問題の真相を解明し、検察関係者の立件処罰を命じるべきである。
三つ目の切り口は、取調べの可視化の義務付けと罰則の制定、人質司法の禁止、及び、証拠の全面開示義務化である。法匪検察は立件に不利な証拠を開示せず、数々の冤罪事件を捏造してきた歴史がある。このようなことは民主主義国家としてあるまじき恥ずべき事である。更に判検交流の禁止による検察による裁判所支配を防止することも必要である。法匪検察は今回のクーデター捜査への対価として受け止めねばならず、これにより日本の司法の民主化レベルは抜本的に向上するであろう。
四つ目の切り口は、検察も含めた全政府機関に対する記者クラブ制度の廃止である。これは腑抜け・愚鈍の平野では駄目である。鳩山首相自らがリーダーシップを持って宣言しなければならない。これにより既存マスゴミの特権は殆ど奪い去られる事になる。
以上の処理を不逮捕特権のある国会開催期間中に完了させ、参議院選挙までに法匪、マスゴミの犯罪を周知徹底させねばならない。その上で事実上冤罪捏造組織でしかない法匪地検特捜部の組織を廃絶しなければならない。過去の冤罪捏造事件を数えればロッキード事件、西山太吉氏の機密漏洩事件、リクルート事件、日歯連事件、佐藤栄佐久氏事件、細野祐二氏事件、佐藤優氏・鈴木宗男氏の国策捜査事件等は記憶に新しい。詳細は江副浩正、佐藤栄佐久、細野祐二、佐藤優、鈴木宗男各氏の事件についての各々の著作を見れば明らかである。冤罪を捏造しているのは東京地検だけではない。大阪地検でも三井環氏事件、村木元局長への冤罪捏造事件がある。彼らは日本にあってはならない犯罪組織である。経済事件であるライブドア事件、村上ファンド事件も鞍馬天狗は限りなく冤罪捏造に近い事件と認識している。
それにしてもマスゴミは懲りない存在である。戦前の大本営発表を垂れ流し、戦争への道を推進した愚を繰り返したことは忘却の彼方なのだろうか?彼らにジャーナリストとしての良心を求めることは、木に縁りて魚を求むようなことなのだろうか?現在のマスゴミは明らかに、法匪検察によるリークによる世論操作という、犯罪の片棒を担いでいる。ジャーナリズムの意味を理解せず歴史認識の欠片も無い、上昇志向の強い連中が支配するマスゴミは一旦崩壊しなければならない。放っておいても新聞社は倒産していくだろうが、テレビ屋は度し難い。何とかしなければならない。一番良い方法はNHK受信料不払いやCMスポンサーへの苦情申し立て等による兵糧攻めであろうか?デマを撒き散らしたキャスターやコメンテイターは失職で報いることになるだろう。
なお、植草一秀氏の一連の事件の真相解明は検察問題とは様相を異にする。りそな疑惑については自殺として処理された、殺人を疑われる事件が複数発生しており、その一連の事件の延長線に痴漢冤罪事件がある。このようなことは三文小説しか書けない頭の悪い法匪地検特捜部よりも遥かに高いレベルの謀略機関によるものであろう。真相に迫る一つの切り口は植草氏を嵌めた婦人警官らしい自称被害者の身元解明であるが、下手な迫り方をすれば手掛かりが消される可能性もある。植草氏の名誉回復は困難な道程であろうが、法匪検察を辱める事で突破口が開けるかもしれない。