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「小沢」と「小澤」にまつわる奇妙な話
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/237.html
投稿者 smac 日時 2010 年 1 月 21 日 03:51:32: dVqzW59EefGnc
 

 さて、拙稿「小沢と小澤にまつわる驚愕の事実」が拍手ランキングでトップに入り、怒濤のようなコメントが押し寄せています。
 その中で、非常に興味深いご指摘がありましたので、今回は、それをテーマに考察してみようと思います。

 指摘内容は、以下の通りです。

【引用】
 だから、土地の登記も「小澤一郎」なら、銀行融資も「小澤一郎」で、
 陸山会の運転資金のための銀行融資も「小澤一郎」でしたので、
 陸山会も「小澤一郎」から借り入れたと収支報告書に記載したわけです。
 ですので、収支報告書上の「小澤一郎」の借入金4億は銀行融資のもので、
 遺産を取り崩してタンス預金から出たとされる3億とは別のものです。
 しかも翌年銀行融資を返済した際も「小澤一郎」への借入金が2億減ってる
 全部収支報告書に出ています、完全に表の金で、
 個人の金としての「小澤一郎」ではなく、
 銀行融資名義の「小澤一郎」を表記しているだけです。
【引用おわり】

 この中で重要なのは

>土地登記も銀行融資も「小澤一郎」

 という部分です。
 私は、登記簿も通帳も見たわけじゃないし、閲覧の権利がありませんので、事実確認はできませんが、
 もし、陸山会管理小沢氏名義の銀行口座名が「小澤一郎」であったとしたら、
 そして、このコメントの方がおっしゃるように、「小澤一郎」が個人としての小沢氏を意味するのではなく、普通に対外的権利を行使する人格を示すのであれば、
 どうしても説明できないことがあります。

 それは、収支報告書の05年以降記載で、「小澤一郎からの借入金」がゼロになっていることです。

 これも、もっと早く気付くべきでしたが、陸山会がこの口座(小沢名義か小澤名義か分りませんが)から、政治活動費用を支出した場合、収支報告書に、口座名義人からの「借入金」を記載しなければならない…とした前提ルールが、そもそも間違いだったのです。

 コメントの方も私も、上記ルールを当然のこととして、報告書記載の「借入金」が、どの金を意味するのか考察していました。

 私は、口座名が「(陸山会代表・)小沢一郎」だから、その場合「小沢一郎より借入金」と記載すべきであると考え、コメントの方は、陸山会代表としての小沢氏の口座名が「小澤一郎」なのだから、報告書にある「小澤一郎」は、陸山会代表として、銀行から融資を受けた小沢氏を意味するのだとされています。

 陸山会では、企業からの政治献金や個人献金、寄付などを、まず同会の管理する小沢氏名義の口座に入金し、そこから政治活動費用を支出します。
 前記ルールに基づけば、陸山会は支出する毎に「借入金:小沢一郎(or小澤一郎)」を記載しなければならないことになります。

 もし、そうなら、収支報告書の「借入金:小澤一郎(or小沢一郎)」欄には、陸山会の総支出とほぼ同額の金額が毎年書き込まれていなければならないってことになるのです。

 これはバカげた話です。
 陸山会が小沢氏(or小澤氏)名義で融資を受けた4億円を、土地購入に使った場合、収支報告書に「小沢(or小澤)一郎より借入金:4億円」と記載しなければならない…とするならば、この口座から支出された政治活動費用は、すべて「小沢(or小澤)一郎より借入金」と記載しなければなりません。
 しかし、実際はこの欄に毎年、大きな金額が書き込まれている事実が見当たらないのです。

 つまり陸山会では、この口座(小沢名義or小澤名義)が、原則的に小沢氏の「政治資金」を入出金する口座であり、ここからの支出については、いちいち口座名義人からの「借入金」として処理する必要などなく、事実していなかった…ということです。

 他の方のコメントで「収支報告書の借入金欄に、小澤一郎と、りそな銀行が併記されている」っていうご指摘があり、私は、りそな銀行からの借入金と記載されている分は、「陸山会代表・小沢一郎」名義で、りそな銀行から借入したものだと答えました。

 この時に気付くべきでした。
 陸山会代表・小沢一郎(or小澤一郎)が銀行から運転資金なり土地購入費を借り入れたのであれば、収支報告書には、借り入れた金融機関からの借入金が記載されるはずだ…と言う事を。

 04年、定期預金を担保として金融機関から受けた4億円は、明らかに「陸山会代表・小沢一郎(or小澤一郎)」名義で借り入れられたものです。
 しかしこの場合、実際の名義がどちらであれ、収支報告書上の借り入れ先は金融期間名となるはずなのです。

 しかるに、収支報告書には「借入金:小澤一郎:4億円」となっています。
 であれば、この記載は「個人としての小澤一郎(or小沢一郎)から(現金で)借り入れられた4億円」を示す…ということに間違いありません。

 金銭の管理にうるさい小沢氏が、陸山会代表として金融機関から融資を受ける時、(確認書騒動で)個人を示すと明言した「小澤一郎」名義を使うなんて、私にはどうしても考えられないのです。

 そう思い、登記名簿や通帳の資料はないか、いろいろと調べて見たのですが、どうしても見当たりません。
 コメントの方が「融資は『小澤一郎』名義だ」と断定された根拠は何だったのでしょう?
 もしよろしければご教示ください。  

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コメント
 
01. 2010年1月21日 04:45:18
引用されたコメントをした者です。
最初に、smacさんが私のコメントを意図的に避けているのではないかと
疑っていたことをここにお詫びします。

早速本題ですが、またも誤りを指摘しなければなりません^^;
>収支報告書の05年以降記載で、「小澤一郎からの借入金」がゼロ
いえ、ちゃんと記載されています。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047150.pdf#page=164
で、官報243ページの2段目陸山会分の最後から2行目を見てください
小澤一郎名義で263,939,061と借入金残高が出ています。
smacさんは、前年の収支報告書で支出欄の借入金を参照して、
資産欄の借入金に気づかなかったかもしれませんが、
05年に新たな借入金がないなら支出欄に書かれないのは当然で、
資産欄に残高だけが残ります。
収支報告書はsmacさんかな、以前企業経理でないと言ったとおり、
複式簿記の総勘定元帳のように資産科目である借入金の赤を記入する必要がなく、
その他の経費に2.4億円余りが出ているなかに、借入金の減少が含まれています。

そこからもう一度、ほぼ元の解釈に戻ると思いますが、
整理しなおしてみてください。

なお、銀行融資で小澤一郎経由で借りた分と銀行から直接借りたかに見える分が
両方記載されていますが、実際の金銭貸借契約書の名義がどうなっているかは、
国会まで見に行く余裕はないので分かりませんが、恐らく、銀行は、
あるときは陸山会と直接契約することを認め、
小澤一郎と契約することを求めることもあったのだと思います。
融資の性質によって、どちらの方がより確実に資金を回収できるかの
差があるのだと思いますが、私も専門家ではないので分かりません。


02. 2010年1月21日 04:51:06
蛇足ですが、元検事の郷原氏も、smacさんと同じ誤解をしているようです。
私も最初は、「なんだ、最初から収支報告書に小澤の現金出てるじゃん」と
思い、報道はいったい何なんだ、こんなことも確認しないで報道してるのか?と
いきり立ったのですが、銀行融資名義の小澤一郎の方が、
2005年以降の報告書と報道の辻褄が合うので、
(定期預金を組み替えて銀行融資を減らしていくところ)
検察とマスコミ(記者の中に何人この官報見た人がいるかは疑問だが)も
この部分では嘘ついてないな、と判断した次第です。

03. smac 2010年1月21日 04:57:59: dVqzW59EefGnc
 ひとつ説明が抜けました。

>しかも翌年銀行融資を返済した際も「小澤一郎」への借入金が2億減ってる

 これは当然だと思います。
 陸山会代表・小沢一郎氏は、銀行に4億円の借金があります。
 そして陸山会は、個人としての小澤氏に4億円の借金があります。
 陸山会が銀行に2億円返せば、陸山会が個人としての小澤氏から借りていた借金が2億円減ります。
 「小澤一郎」を個人としての小沢氏だと解釈しても、この資産報告書に矛盾は生じないのです。


04. 2010年1月21日 04:58:46
あらら、とんでもない初歩の間違いが
>資産科目である借入金
B/S科目である借入金、が正しいです。
借入金は貸方で負債ですから。。

05. smac 2010年1月21日 05:20:53: dVqzW59EefGnc
>01

>05年に新たな借入金がないなら支出欄に書かれないのは当然で、

 はい、だから05年以降、新しい借入金がなかった…ってことですよね。
 私は、政治資金の口座名義が「小澤一郎」であるなら、毎年巨額の新しい「借入金」が発生するんじゃないの?…と言ってるわけです。

 「陸山会代表・小澤一郎」の名義で融資を受けた4億円を、「借入金」として報告書に記載しなければならないのなら、「陸山会代表・小澤一郎」名義の口座から、政治活動費用を支出した際も同様に「借入金」として報告しなければならないでしょう。

 で、その記載(新たな借入金)が05年以降にない…という事実は、04年に発生した「借入金」が「形式上小沢氏の金で実質上陸山会の金」から借り入れられたものではなく、名実共に小沢氏の金を借り入れたものだと判断できます。

 融資の金は「形式上小沢氏の金で実質上陸山会の金」ですよね。
 そして現金の方は、名実共に小沢氏の金です。
 ですから、収支報告書記載の「借入金」は、やはり現金の方だと見た方が辻褄も合うのではないでしょうか?


06. 2010年1月21日 05:43:04
05. smac 2010年1月21日 05:20:53: dVqzW59EefGnc

なるほど、smacさんの最初の3:51の投稿で書いた意図を読み誤りました。
誤りの指摘は別の箇所になります。

>土地登記も銀行融資も「小澤一郎」
私が銀行融資も「小澤一郎」と言ったのは、銀行口座名とは無関係です。

>コメントの方は、陸山会代表としての小沢氏の口座名が「小澤一郎」なのだから、
>報告書にある「小澤一郎」は、陸山会代表として、銀行から融資を受けた小沢氏を意味
するとは思っておらず、融資の際の金銭貸借契約書が小澤一郎でないとだめから
銀行融資だけ小澤一郎を経由して、陸山会が小澤一郎から借りる記載にしただけだ
と言ったつもりだった。
口座名は小澤でも小沢でも陸山会でもいい。
ちなみに、銀行口座なら陸山会でも作れますよね。だいぶ昔ですが、
個人名と団体名を合わせた口座を作りました、
ひょっとしてマネーロンダリング規制で本人確認が
厳しくなってからはだめなんでしょうか、どちらにしてもこれは余談。

ですので、
>「陸山会代表・小澤一郎」名義の口座から、政治活動費用を支出した際も同様に
>「借入金」として報告しなければならない
とは思っていません。


07. 2010年1月21日 06:03:47
03. smac 2010年1月21日 04:57:59: dVqzW59EefGnc

>陸山会代表・小沢一郎氏は、銀行に4億円の借金があります。
>そして陸山会は、個人としての小澤氏に4億円の借金があります。
>陸山会が銀行に2億円返せば、陸山会が個人としての小澤氏から借りていた借金が2億円減ります。

前の06.の私のコメントに基づけば、
小澤一郎が銀行融資の名義だったことの説明としては、
「銀行融資の際の人格者・小澤一郎氏は、銀行に4億円の借金があります。
そして陸山会は、その小澤氏に4億円の借金があります。
陸山会が銀行に2億円返せば、陸山会が小澤氏から借りていた借金が2億円減ります。」
となる。

小澤個人から出た3億が収支報告書に記載されず、
04年10月29日までに陸山会口座に入り、
07年4月に出て行った(先生印のついた取引でしたっけ)ととる方が自然だと思う。

理由は、小澤側が3億だったと言っているから、
収支報告書記載の借入金4億と1億の乖離があるより、
銀行融資が4億で、個人資金は未記載で3億と解釈したほうがいい。

また、銀行融資および返済全体を収支報告書を記載をしなかった方が
無記載としてはより重い罪にならないか、
なぜなら融資4億の担保は陸山会資金が原資だから、片手落ちになる
他方、記載しなかったのが小澤個人の金だったとした方が、
半日のつなぎだったから記載しなかった理由づけになるし。

収支報告書の4億が銀行融資のものでなく小澤一郎個人から出たとすると、
以上のようにおかしなところが出てくるので、
元どおり、収支報告書記載の4億は銀行融資のものとした方が自然だと思う


08. smac 2010年1月21日 08:42:40: dVqzW59EefGnc
>06

>融資の際の金銭貸借契約書が小澤一郎でないとだめだから、
>銀行融資だけ小澤一郎を経由して、陸山会が小澤一郎から借りる記載にした

 なるほど、それなら辻褄が合いますね。
 しかしその場合、契約者は個人としての小澤一郎ってことになります。
 陸山会代表として小沢氏であれば、収支報告書に金融機関名からの借入とすれば良いのですから。
 であれば、この融資自体、陸山会とは関係のない資金移動となります。

 そして、個人としての小澤氏が陸山会にその4億円を貸した。
 さらに、個人としての小澤氏が陸山会に現金で3億7292万円都合した。
 ここに時系列の逆転はありますが、要するに個人としての小澤氏は陸山会に7億7292万円を貸したことになります。
 しかし融資の担保が陸山会の定期預金ですから、そのうち、3億7292万円は陸山会の口座に小沢氏の個人資金扱いで保留して、残りの4億円を「小澤一郎からの借入金」として収支報告書に記載したというわけです。

 確かに、これなら計算が合います。
 だだし、これだと、どの資金移動が不記載なのかわかりませんね。
 時系列でいけば、現金3億7292万円と、融資された金のうち2708万円が記載され、保留された3億7292万円が不記載ということになり、金額分けでいけば、現金3億7292万円が不記載で、融資された金4億円が記載済みということになります。

 後者の解釈をとれば、貴方の説が正しいんですが、貸し出し人も借り入れ人も同一人物かつ、同一属性ですから、普通は相殺して単に「借入金4億円」とするでしょうし、その処理になんら問題はないでしょう。
 
 貸出人、借入人の属性が、2つの資金移動で異なるなら、どちらかが不記載ですが、この場合は不記載が発生しません。

 まあ、どちらにしても「不正はなかった」という部分で、貴方と私は意見が一致しているのですが、この説で私が引っかかるのは、小沢氏が銀行から融資を受けるにあたって、なぜ個人を示す「小澤一郎」の名義を使う必要があったのか?…という部分です。

 それより、陸山会代表の属性で融資を受ければ、収支報告書には金融機関の名前が出るだけで小沢氏の名前を隠せますから、余計な詮索をされる恐れもなかったはずでしょう。

 陸山会代表の小沢氏が陸山会の定期預金を担保に融資を受けたが、それ以前に現金で3億7292万円を貸していたので、本来は「事実上陸山会の金」となるはずの4億円のうち、3億7292万円を小沢氏の「個人資金」扱いにし、現金と差額4億円を、個人としての小澤氏が陸山会に貸し出した…とする解釈の方がシンプルです。


09. 2010年1月21日 09:05:44
意味わかんねえけど、日本創世記だわな、うん。

10. 2010年1月21日 09:40:35
初めまして。 今回の検察・マスコミの横暴に憤慨して、この問題を追及しているさまざまなページを調べています。

私の理解力が乏しいためによくわからない部分が多いので、できれば教えていただきたいのですが、
>>6
@「融資の際の金銭貸借契約書が小澤一郎でないとだめから」
これは「融資の際の金銭貸借契約書が小澤一郎でないとだめだから」でしょうか?

A「ちなみに、銀行口座なら陸山会でも作れますよね。だいぶ昔ですが、
個人名と団体名を合わせた口座を作りました、」
これは「だいぶ昔だったら銀行口座なら陸山会でも作れた」ということでしょうか?
それとも「ちなみに、銀行口座なら陸山会でも作れますよね。
だいぶ昔ですが、個人名と団体名を合わせた口座を作りました、」
のほうがわかりやすい形であり「だいぶ昔に、個人名と団体名を合わせた口座を作った」ということでしょうか?

B「ですので、
>「陸山会代表・小澤一郎」名義の口座から、政治活動費用を支出した際も同様に
>「借入金」として報告しなければならない
とは思っていません。」
とのことですが、「ですので」と言う言葉で導かれる思っていない理由がなんなのかが、直前に余談がはさまれているのでよくわかりません。
思っていない理由はなんなのでしょうか?

以上3点お答えいただけたらありがたいです。


11. 2010年1月21日 14:29:02
>8 smacさん

> そして、個人としての小澤氏が陸山会にその4億円を貸した。
> さらに、個人としての小澤氏が陸山会に現金で3億7292万円都合した

3億7292万円はどこからの数字でしょうか。
そこから認識が違っているかもしれないのでまず確認させてください。


12. 2010年1月21日 15:04:34
>10 質問いただいたので答えたいのですが、
@ 質問が分かりません。
>これは「融資の際の金銭貸借契約書が小澤一郎でないとだめだから」でしょうか?
私が書いたまんまですw

A これも質問の趣旨が分かりません。
>「だいぶ昔に、個人名と団体名を合わせた口座を作った」
ことの経験が私自身もあるから、今はどうかわからないが
陸山会名義の口座も作れるのではないか、と言う意味で書いたつもり。
答えになっているでしょうか。

B smacさんは陸山会口座の名義人が「小澤一郎」だから、
口座の出し入れは、政治活動費用の支出でもなんでも
「借入金」として報告しなければならないのでは、と指摘した。
でも、私は、銀行融資の際の金銭貸借契約書が「小澤一郎」で借りたから、
それを陸山会に又貸しした取引を「小澤一郎」からの借入金4億とした。

smacさん指摘の「陸山会口座の名義人が「小澤一郎」」と思っていないので、
>政治活動費用を支出した際も同様に「借入金」として報告しなければならない
とは思わない、普通に陸山会の収入支出として報告すればよいと考えます。


13. smac 2010年1月21日 20:28:31: dVqzW59EefGnc
>11

 3億7292万円の根拠は、収支報告書の資産推移です。
 03年、資産の部で「小澤一郎よりの借入金残高」は1億1855万円で、翌年の同欄は4億9147万円でした。
 その差、3億7292万円が、04年に小澤氏から陸山会に貸し出された資金の総額ということになります。
 もちろん、通年での数字ですから、それがそのまま現金貸与額と考えるのは早計ですが、まあ、おおよそそれくらいかな…という感じで書いています。

 私は、現金貸与が「きっかり4億」であったと考えます。
 それは、小沢氏名義になる予定の融資金が4億だからです。
 相殺するためには、その数字を合わせておく必要があります。
 しかし、土地購入に必要な額は3億4000万円だけですから、6000万円は過剰の貸し出しになります。
 これは、小澤一郎氏に対する負債残金の一部を返済後、再貸し出しするという操作で帳尻を合わせることができます。
 その後、必要経費等が計上され、最終的には3億7292万円になったと考えられます。


14. 2010年1月21日 21:25:48
>13 smacさん、小澤か小沢かに気をとられすぎてご自身で混乱されてませんか。
収支報告書をありのまま見てください。
>04年に小澤氏から陸山会に貸し出された資金の総額
は収入の部に書いてあります。04年、収入の部で「小澤一郎よりの借入金」が4億円きっかりです。これを無視しては話になりません。

>03年、資産の部で「小澤一郎よりの借入金残高」は1億1855万円で、
>翌年の同欄は4億9147万円でした。
つまり、04年に小澤一郎へ返済した分があって、
1億1855万円+4億−4億9147万円=2708万円になります。
4億円を個人資金の現預金との間でやりとりにするなら、
こんなことは必要なく相殺すればいいだけです。
4億円を銀行融資の又貸しとして書いたから、
「04年収入の部で「小澤一郎よりの借入金」が4億円きっかり」になったので、この点だけは初期の報道から一貫して間違っていない部分です。

なので、smacさんの元記事、驚愕の新事実の主要部分は誤りだと思います。


15. 2010年1月21日 21:56:32
マスコミ記者諸氏の様に想像を働かせて見ました。

本来想定されるべき取引と順序
A (夫婦の)個人資金による定期預金作成
B 個人による銀行借入(上記定期預金を担保とする)
C 個人による陸山会への貸付(上記銀行借入の転貸)
D 陸山会による不動産代金支払い


実務上生じた想定と異なる取引と順序
@ (夫婦の)個人資金の陸山会への貸付
A 午前に陸山会による不動産代金支払い(同年に売買予約、所有権仮登記、翌年に本登記)
B 午後に陸山会による銀行定期預金の作成
C 個人による銀行借入(上記定期預金を担保とする)
D 個人による政治団体への貸付(上記銀行借入の転貸)


本来想定されていた報告は次のようになるはず。

陸山会資産・収支報告書
資産 不動産:3億5千万円、現金・預金:5千万円(余剰資金)
負債 小澤一郎より借入金:4億円
収入 借入れ:4億円
支出 事務所費:3億5千万円(不動産取得代金)、借入金利息:借入利率による 

議員資産報告
定期預金:4億円
現金(たんす預金)、当座預金 普通預金は報告対象外
貸付金:4億円
銀行借入金:4億円
同一生計の家族からの借入は報告対象外

これに対して実務の結果としての取引の報告はこうなるはず。

陸山会資産・収支報告
資産 不動産(又は仮払金):3億5千万円、現金・預金:4億5千万円(内訳、定期預金の4億円と余剰資金の5千万円)
負債 小澤一郎より借入金:8億円(内訳、@の4億円+Dの4億円)
収入 借入れ:8億円
支出 事務所費:3億5千万円(不動産取得代金又は仮払金)、借入金利息:借入利率による 

個人資産報告
現金=たんす預金、当座預金 普通預金は報告対象外
貸付金:8億円
銀行借入金:4億円
同一生計の家族からの借入は報告対象外


結果としての両者の違いは担保となった定期預金が個人(「小澤一郎」)のものであるか、あるいは陸山会(「陸山会代表 小沢一郎」)のものであるかに過ぎない。 陸山会が4億円の定期をもって借入金4億円分を返済できれば違いは解消できる。 そこで、銀行事務の非効率を知る者であれば、定期の解約、再作成、担保同意書等書類の再作成がいかに面倒であるか想像できる。 さらに、法的、制度的には「小澤一郎」と「陸山会代表 小沢一郎」は同一人格であり、その違いは単なる符号(しるし)に過ぎない。 無意味な銀行事務を省略して「陸山会代表 小沢一郎」を「小澤一郎」と読み替える旨了解すれば当事者間(陸山会と小澤氏)で4億円分については返済があったと合意できる。 株式会社ではないので取締役会承認などの手続きは不要である。

そうであれば陸山会の資産・収支報告書は未登記不動産の記載時期についての問題以外は適当と思える。 議員の資産報告については整合性を確認していない。
04年に小澤邸より持ち出された現金4億円は@、それを同日中にBの定期預金で返済して(前述の理由により対銀行では効果のない名義の組み換えは省略)、07年に満期のとなった定期の払い戻しを単なる代理として行い現金4億円を小澤氏へ届けたのではないでしょうか。 お金に色はついてないの出入りの結果が正しく落ち着いていれば、どれがどの4億円かと聞かれても答えられないのは当然でしょう。帳尻は合っています。

なお、預金口座については、法的、制度的にはあくまで個人として本人確認して口座開設するが、便宜上のものとして団体、グループ、サークル名等を冠した口座名に銀行は応じてくれる。

ついでに、「政党助成金の対象となる政党」以外の政治団体が団体名義で不動産登記できないことは「権利能力なき社団」をwikiすれば詳しく記載がある。
 
また、不動産を縁故者など個人で取得のうえ政治団体に賃貸する場合、事務所費として政治資金から支出する賃借料には不動産取得代金に対する利息相当分だけではなく元本返済相当分も上乗せされる可能性がある。 20年か30年後には政治資金により元利返済された不動産が負債なしに個人の手許に残る。 多くの世襲議員がこのような不動産を相続しているのではないだろうか。 一方陸山会のように政治団体で不動産を取得すれば政治資金が使われるのは利息支払いのみ。 政治団体が政治目的のため、無分別な世襲ではなく、次世代へ引き継がれ存続する事になんら問題はない。 

さらに、夫婦間の贈与については、(融通や貸付ではなく)贈与であるとの明確な意思表示がなければ贈与税は賦課されない。 ここは別事例であった世代間の贈与と異なっており、夫婦間であれば相続税も優遇されていることから相続逃れの効果もないので当然といえる。

結局、問題となるのは裏金が見つかるかどうかでしょう。 


16. 2010年1月22日 02:15:49
>15
14などで、昨日からずっと、
smac氏の記事はわざわざ小沢氏に不利な虚偽記載にしている、と言い続けている者です。
私のと比べてみてください。


本来想定されるべき取引と順序
A 陸山会による定期預金作成
B (人格ある)個人による銀行借入(上記定期預金を担保とする)
C (人格ある)個人による陸山会への貸付(上記銀行借入の転貸)
D 陸山会による不動産代金支払い


実務上生じた想定と異なる取引と順序
@ 午前に(夫婦の)個人資金による不動産代金支払い(同年に売買予約、所有権仮登記、翌年に本登記)
A 午後に陸山会による銀行定期預金の作成
B (人格ある)個人による銀行借入(上記定期預金を担保とする)
C☆(人格ある)個人による政治団体への貸付(上記銀行借入の転貸)
D 個人資金による不動産代金支払いつなぎ部分の付け替え
☆収支報告書記載

本来想定されていた報告は次のようになるはず。

陸山会資産・収支報告書
資産 不動産:3億5千万円、現金・預金:5千万円(余剰資金)
負債 小澤一郎より借入金:4億円
収入 借入れ:4億円
支出 事務所費:3億5千万円(不動産取得代金)、借入金利息:借入利率による 

議員資産報告
定期預金:「該当なし」
現金:たんす預金、当座預金 普通預金は報告対象外
貸付金:4億円
銀行借入金:4億円
同一生計の家族からの借入は報告対象外

これに対して実務の結果としての取引の報告はこうなるはず。

陸山会資産・収支報告
資産 ☆不動産(又は仮払金):3億5千万円、☆現金・預金:4億円(定期預金分、議論点:陸山会口座にある小沢個人分4億を記載するか)
負債 ☆小澤一郎より借入金:4億円(議論点:陸山会口座にあるつなぎ4億を記載するか)
収入 ☆借入れ:4億円(議論点:陸山会口座にあるつなぎ4億を記載するか)
支出 ☆事務所費:3億5千万円(不動産取得代金又は仮払金)、☆借入金利息:借入利率による(議論点:陸山会口座にあるつなぎ4億返しを記載するか) 
☆収支報告書記載

議員資産報告
現金=たんす預金、当座預金 普通預金は報告対象外
貸付金:4億円
銀行借入金:4億円
同一生計の家族からの借入は報告対象外

以上の通り、定期預金が陸山会のものであれば、報告しなければいけないお金は
大幅に減るのがメリットだから、
小沢側のシナリオは15の記載内容より当然正しい。
実際にはここに、定期を作るときに当時の陸山会資金だけでは足りなかったので、
他団体から資金移動があり、それを記載するべきだったも論点になるが、
15Aでは陸山会単独で3億5千万が払えたことになっているので比較上あえて省いた。

>陸山会が4億円の定期をもって借入金4億円分を返済できれば違いは解消できる。
これ以降全くムダな説明。
>そこで、銀行事務の非効率を知る者であれば、定期の解約、再作成、
>担保同意書等書類の再作成がいかに面倒であるか想像できる。 
>さらに、法的、制度的には「小澤一郎」と「陸山会代表 小沢一郎」は同一人格であり、その違いは単なる符号(しるし)に過ぎない。
>無意味な銀行事務を省略して「陸山会代表 小沢一郎」を「小澤一郎」と読み替える旨了解すれば
>当事者間(陸山会と小澤氏)で4億円分については返済があったと合意できる。 
>株式会社ではないので取締役会承認などの手続きは不要である。
>(中略)
>04年に小澤邸より持ち出された現金4億円は@、それを同日中にBの定期預金で返済して
>(前述の理由により対銀行では効果のない名義の組み換えは省略)、
>07年に満期のとなった定期の払い戻しを単なる代理として行い現金4億円を
>小澤氏へ届けたのではないでしょうか。
>お金に色はついてないの出入りの結果が正しく落ち着いていれば、
>どれがどの4億円かと聞かれても答えられないのは当然でしょう。帳尻は合っています。
最初から定期は陸山会名義だとすれば、これらの話は全く要らない。
おまけに、小沢個人資金はつなぎなので4億なくてもいい
結局、15の説明は、収支報告書に小沢の個人資金が始めから書いてあると言いたいがために
定期預金の小沢個人名義にこだわり、かえって小沢の金の出入りの報告を大きくしてしまっている。

>結局、問題となるのは裏金が見つかるかどうかでしょう。
最後はその通り。


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