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ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が2010年1月18日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」の中で、東京新聞に掲載された長谷川幸洋氏(論説委員)の記事「『小沢疑惑報道』の読み方」を引用しながら、「今回は相当ね、リーク情報で私たちの世論は操作されている」とかなり強い調子で発言していました。以下、鳥越氏の発言の書き起こしです。(本投稿の添付画像はこの場面の動画から切り出したものです)
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鳥越:ただね、支持率が下がってきているというのがありましたよね。これは当然マスコミの論調に連動しているわけね。マスコミは全部、小沢疑惑報道をずっとやっていますから、それは当然民主党の支持率は下がってくるんですよね。内閣の支持率も下がってくる。ところが、ここに東京新聞の論説の人が書いた「論説室から」というのを読んでみたいんですが、これは非常に示唆に富んでいる。
「読者として多くの記事を読む限り、正直言って「これはいったい、なんだ」という感じも抱いてきた。なぜなら、当事者本人か捜査当局しか知り得ないような情報がしばしば盛り込まれているからだ。ときには当事者が捜査当局に供述したとされる内容が報じられたりしている。ということは、当事者が取材記者に話したか、あるいは当局が記者にリークしたのではないか。疑惑があるなら解明されねばならないのは当然である。現場で取材する記者の苦労は理解できるし、多としたい。だが、結果的に当局の情報操作に手を貸す結果になっているとしたら、それもまた見逃せない」というふうに東京新聞の論説委員が書いているんですね。
僕もやっぱりそのような同じような疑問を持っているわけ。やっぱり今回は相当ね、リーク情報で私たちの世論は操作されている
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鳥越氏が引用した記事を下記URLで読む事ができます。
『小沢疑惑報道』の読み方 (長谷川幸洋) 2010年1月18日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2010011802000087.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/862.html
日刊ゲンダイの1月19日掲載記事でも引用されていました。
[小沢一郎ネタ] 捜査情報タレ流し〜リーク検事は罪に問われないのか (ゲンダイ的考察日記)
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/171.html
この記事を書いた長谷川幸洋氏は、「日本国の正体 政治家・官僚・メディア――本当の権力者は誰か(講談社 2009/7/1)」の著者で、この本をジャーナリストの岩上安見氏は「この本一冊でも、この国の権力構造を知るために十分に役立つ」と評価しています。岩上氏のtwitterから引用します。
(引用ここから)
この国の権力構造を知るためのテキストは様々あるけれども、たとえば、長谷川幸洋氏の「日本国の正体」一冊でも、十分に役立つ。記者クラブ制度内の記者たちは、懸命に仕事に励むうちに、いつしか「官僚のポチ」となる。そうした消息をある程度うかがい知ることができる。一読をお勧めしたい。
(引用ここまで) [ 引用元URL http://twitter.com/iwakamiyasumi/statuses/7752333620 ]
また、「ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち(日本文芸社 2005/05)」の著者・中田安彦氏が長文の書評を書いています。
書評『日本国の正体:政治家・官僚・メディア−本当の権力者は誰か』(講談社)(その1)
http://amesei.exblog.jp/10670476/
書評『日本国の正体:政治家・官僚・メディア−本当の権力者は誰か』(講談社)(その2)
http://amesei.exblog.jp/10670480/
[関連]
テレビ朝日「スーパーモーニング」
http://www.tv-asahi.co.jp/morning/index_top.html