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小沢マネー:側近逮捕の衝撃/上(その2止) 「先生守れたら本望」
◇鈴木宗男氏に涙の電話
逮捕された衆院議員の石川知裕容疑者(36)=北海道11区=は15日、東京都内で事情聴取に臨むはずだったが、急きょ中止に。ところが夜になり、都内のホテルから東京地検特捜部の係官に任意同行を求められたという。
15日昼、石川議員は鈴木宗男衆院議員に泣きながら電話をしてきたという。鈴木氏によると04年10月に5000万円を渡したと証言した水谷建設元幹部との面識を否定。「話を信じてもらえないのがつらい」と語っていた。
小沢氏の元私設秘書、池田光智容疑者(32)の千葉県鎌ケ谷市内の実家には午後9時過ぎ、東京地検の数人が車2台で乗り付け、中に入った。15分後に現れた池田容疑者は慌ただしく車に乗り込んだ。県議選の候補として名前が取りざたされているが、同居する家人は「地検がいきなり来て混乱している」。
大久保隆規被告(48)は午後11時38分、岩手県釜石市の実家前で集まった取材に応じた。柔和で落ち着いた表情で「逮捕状にはびっくりした。粛々と対応するだけです。(特捜部が来るのは)朝ではないでしょうか」と話し、実家の向かいの自宅に入った。妻によれば、テレビで逮捕状が出たことを知ったという。【小泉大士、倉田陶子、鬼山親芳】
◇国会直前の逮捕「緊急性あった」−−地検特捜部長
東京地検の佐久間達哉特捜部長は15日、石川議員の逮捕後の会見で、通常国会開会直前というタイミングについて「緊急性があった」と説明。一時連絡が取れなくなった元私設秘書、池田光智容疑者が自殺する恐れがあったことを示唆した。
午後10時50分に始まった会見で佐久間部長は「証拠隠滅の恐れがあった」と逮捕の必要性を強調。記者が「(池田容疑者の)自殺の可能性も考慮したのか」と質問すると「否定はしない」と認めた。そのうえで立件額が3500万円だった西松建設の違法献金事件と比べ「金額だけ見ても悪質」と語った。小沢氏の関与や4億円の原資などについては「今日はコメントしない」と述べた。【大場弘行】
◇小沢氏の秘書9年
石川議員は96年4月から04年12月まで、小沢一郎民主党幹事長の秘書を務めた。
05年の衆院選では落選したが、07年に比例北海道ブロックで繰り上げ当選。09年8月の衆院選で、北海道11区から故中川昭一元財務・金融担当相を破り、2期目の当選を決めた。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」では00年から04年まで事務担当者を務め、主に経理を担当。小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)が09年3月、逮捕、起訴された西松建設の違法献金事件では参考人として事情聴取を受けていた。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100116ddm041010067000c.html