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http://mewrun7.exblog.jp/d2010-01-18
東京地検特捜部が、小沢一郎氏の元秘書らを逮捕したのは15日の夜だったのだが。
それに関する記事を書いた16、17日には、当ブログが弱い土日であるにもかかわらず^^;、通常時の3倍近いアクセス&応援クリックを頂いて、チョット驚くところがあった。(・o・)
そして、今回の検察のやり方を見て、すご〜くorチョット「おかしいんじゃないか」と感じた人が少なからずいたことがわかって、ほっとすると同時に、嬉しく、心強く思う部分があったし。ブログを書くに当たって、大きな励みにもなった。
<感謝です。m(__)m>
また、16日に行なわれた民主党の党大会や記者との質疑応答で、鳩山代表や小沢幹事長が、検察側と戦って行く姿勢を鮮明に打ち出したことも、mewにとっては嬉しいことだった。
小沢氏本人はもちろん、もし鳩山代表や民主党の議員、関係者たちが弱気になったら、検察ペースになってしまうからだ。(・・)
小沢幹事長は、わざわざ党大会で、当初は予定になかった挨拶の時間をとって、「これがまかり通るならば、日本の民主主義は本当に暗たんたるものに将来はなってしまう。私はこのことを私個人のことでうんぬんよりも非常に憂慮いたしております。そういう意味におきまして、私は断固として、このようなやり方、このようなあり方について毅然として、自らの信念を通し、そして闘っていく決意でございます」「当面、こういう権力の行使の仕方について、全面的にきちんと対決して参りたい」と、正面から闘って行く意思を明確にあらわした。(**)
また鳩山代表は、事前に小沢氏と会った際に、の幹事長続投を認めると共に、「どうぞ闘って下さい」と言ったことを、自ら記者に明かした。
<この発言に関して、検察も含む行政府の長である首相の言葉として、不適切なのではないかという批判も呈されているようだが。『野党幹部は「首相の立場を逸脱している」(谷垣自民党総裁)と反発。18日召集の通常国会で責任を追及する構え』だというが。<共同通信17日より>
自民党も、こんな小さなところまで、いちいち噛みついているとは。本当にしょ〜もない野党になってしまったものだ。(>_<)>
それをきいて、「相変わらず、他人事みたいな言い方をしちゃうのね」と思ってしまったとこもあるのだけど。
ただ、鳩山氏としては、首相である前に、民主党の代表として、また、タッグを組んで政権をとるために闘って来た同志として、自分も共闘の意思があることを示すと共に、小沢氏に精一杯のエールを送ろうとしたのだと思うし。その心意気を買いたいという気持ちにもさせられた。(・・)
* * * * *
ただ、mewは、別に民主党や小沢一郎氏を何が何でも擁護しようと思っているわけではない。
鳩山氏は「小沢幹事長は法令に触れることは一切していないと訴えておられる。党代表として小沢幹事長を信じている」と語っていたが。
mew自身は、現段階で小沢氏や秘書たちが、果たして、法に触れることをしたのか、触れたとしてどの程度のことをしたのか、判断することができないし。安易に「全面的に信じる」ということはできないというのが、偽らざる気持ちだし。その辺りは、きちんと見極めて行きたいと考えている。(・・)
ただ、16日にも書いたように、検察のやり方には問題があると思っているし。小沢氏は自信があるなら、幹事長を続ければいいとは思う。
昨年、小沢氏は、西松事件で秘書が逮捕された上に、検察のリーク情報&マスコミのバッシングによるイメージ・ダウンがかなり大きく、党内や世論からの反発も増大したために、党代表を辞任せざるを得なくなった。(-"-)
検察からしてみれば、「してやったり」という感じだったかも知れないのだけど。それでも、国民は、その後の衆院選で、民主党に大勝させて、政権与党の座をしっかりと与えたのである。
それがまた、検察に同じような手法を使われて、今度は幹事長を辞任することになったら、まるで検察が、国政や与党の人事を決める権限を持っているかのようになってしまう。
<気に入らないやつには手を出して、いつでも辞めせられるぞって、勘違いしちゃうと困るというか、大問題だもんね。(ーー)>
mewのこの件に対する考えは、またゆっくり書くとして。
今回は、3つばかり、気になったことを書いておきたい。
まず、mewは、以前、検察が小沢氏&民主党をターゲットにしている理由の一つとして、幹部の中に超保守派の人がいて、外国人参政権の法案などを阻止したい意向があるという話を書いたことがあるのだけど。
ある人から頂いた情報によれば、二階堂コムに、検察側が、小沢氏を逮捕しないことの引き換え条件として、外国人参政権法案の取り下げを提案したという話が載っていたという。(・o・)
真偽のほどは不明だけど。検察サイドにそういう思惑もあるということが、伺えるような話だったように思えた。(-"-)
そして、チョット不思議に思っているのが、検察側は、民主党の石川知裕議員らを逮捕する前に、鳩山首相や千葉法務大臣にお伺いを立てたり、報告をしたりしなかったのかということだ。
知人にきいた話では、TVで、検察が異例なことに、15日の午後になって急に会議を開いて逮捕を決めて、上層部に許可を得たという報道をしていたところがあったとのこと。この辺りのことを、もう少し調べてみたいと思っている。(・・)
* * * * *
もう一つ、mewがこの週末に疑問を感じたことを書いておきたい。
それは、東京地検特捜部が、水谷建設には捜索にはいっていないようだということだ。
<鹿島建設の本社や東京支社には捜索にはいったという報道はあったけど。水谷建設に関しては皆無なのだ。(・・)>
報道によれば、『特捜部の事情聴取に水谷建設元幹部らは、陸山会の事務担当者で小沢氏の私設秘書だった同党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=に「受注の謝礼として04年10月、東京都内のホテルで5000万円渡した」と説明したとされる』とのこと。
『資金提供について水谷建設元幹部らは「大手ゼネコンが補てんしてくれるというから金を出した」と、元請けの依頼だったと周囲に説明していることが新たに分かった。特捜部にも同様に話しているとみられる。
大手ゼネコンのうち鹿島については、特捜部が13日に東京都港区の本社や仙台市の東北支店、同支店元幹部の自宅を政治資金規正法違反(不記載)容疑で家宅捜索した』のであるが。<毎日新聞15日より>
もしかして、水谷建設が任意で事情聴取や証拠となりそうな物の提出に積極的に協力したので、強制捜査はする必要がないと判断したのだろうか?(**)
それとも、たとえば、下手に水谷建設にはいって、アレコレ捜索した場合、他党の国会議員にとっても不都合なものが出て来てしまう可能性があるので、自重したのだろうか?_(。。)_
実は、この16日に水谷建設の社長が、いきなり辞職することを発表したので、尚更に引っかかってしまうところがあるのだ。
『三重県桑名市の中堅ゼネコン「水谷建設」で16日、臨時の株主総会が開かれ、川村尚社長が辞任したことが同社への取材で分かった。同社は小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」側へ1億円の資金提供をしたと指摘されているが、同社は「(辞任は)健康上の理由」としている。
同社などによると、川村氏は2003年11月に社長に就任し、昨年11月に再任されたばかりだった。突然の辞任について、同社は「(川村氏に)健康上の問題が生じた」と理由を説明、資金提供との関係については「お答えできない」としている。<朝日新聞17日より>
もしかして、社長も何か問題のある行為に関わっていたとか、社長の辞任と引き換えに、検察と何か取引をしたなんていうことはないんでしょうね〜。(@@)
【追記・水谷新社長は、水谷勤元社長の弟で、脱税事件で実刑判決を受けて収監中の水谷功・元会長の兄。同社関連企業の不動産管理会社「大東開発」(桑名市)の社長を務めている。(2010年1月17日 読売新聞)】
* * * * * *
最後に、話は変わるのだけど。当ブログの準レギュラー(?)である超保守派のリーダー・平沼赳夫氏が、トンデモ発言をしたというニュースをどうしてもアップしておきたい。<kojitakenさんも、コチラ(http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100118/1263742648)の記事で、このニュースを扱っている。>
『平沼赳夫元経済産業相(岡山3区)は17日、岡山市内で開いた政治資金パーティーのあいさつで政府の事業仕分けを批判し、仕分け人を務めた民主党の蓮舫参院議員について「元々日本人じゃない」と発言した。
平沼氏はあいさつの中で、次世代スーパーコンピューター開発費の仕分けで蓮舫議員が「世界一になる理由があるのか。2位では駄目なのか」と質問したことは「政治家として不謹慎だ」とし、「言いたくないが、言った本人は元々日本人じゃない」と発言。「キャンペーンガールだった女性が帰化して日本の国会議員になって、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」と続けた。
平沼氏はパーティー終了後の取材に対し、「差別と取ってもらうと困る。日本の科学技術立国に対し、テレビ受けするセンセーショナルな政治は駄目だということ。彼女は日本国籍を取っており人種差別ではない」と説明した。
蓮舫議員のウェブサイトによると、蓮舫議員は67年、台湾人の父と日本人の母の間に生まれた。当時は父親が日本人の場合にしか日本国籍を取得できなかったが、改正国籍法施行後の85年に日本国籍を取得した。<毎日新聞17日>』
* * * * *
少し前にも書いたように、平沼赳夫氏は、自民党時代に比べて、随分、発言の品格が薄れて来て、ややネトウヨ的になっている感じがしてしまう今日この頃なのだが・・・。
平沼、麻生、安倍氏らの超保守勢力というのは、民族主義&国粋主義の思想が強いので、ネトウヨと同じように、何か自分たちが気にくわないことは、その人が外国人だからということを根拠にして、批判する傾向にあるのだ。(ーー゛)
<mewも、このブログを書いていて、コメント欄で、何度、日本人であることを疑われたことか。(ノ_-。)>
上述の外国人参政権の話もあったりするし。もし検察の上層部の中に、彼らと同じような思想を持って、アレコレ画策する人がいたとしたなら、ますます「日本がアブナイ!」と思ってしまうmewなのだった。(@@)
THANKS
(南青山コメント)
このようなごく真っ当なブログが多くの人に読まれることを祈っている。
それにしても、「言いたくないが、言った本人は元々日本人じゃない」と発言。「キャンペーンガールだった女性が帰化して日本の国会議員になって、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」って、保守政治家とはこの程度のレベルなのか。
思わず地金が出たというところだろうが、このような政治家は早く表舞台から退場してもらいたいものだ。
時代は回っているのだから。