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http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10436447245.html
石川議員、大久保秘書、池田秘書の大義なき緊急逮捕に、
さすがに、これは検察の暴走もひどすぎるだろうと、
今までにも増して、検察批判の声は大きくあがってるわけだが、
前回の小沢事件における国策逮捕では、
御用マスコミの報道は、衆議院選挙を控えて、
各社、しめし合わせて、「小沢辞めろ」の超・偏向報道だったわけだが、
今回の場合は、政権党が民主党に移っていることもあってか、
または、前回の国民の批判がすさまじかったからか、
もしくは、現場のディレクター、記者にも、
ジャーナリズムの良心というものがある人間がいるのか、
各社さまざまな反応があるというのがおもしろい。
土曜、日曜と、いろいろと政治系の番組は見ていたが、
こういうときに、その番組の偏向度合いはわかりやすくでるので、
それはそれで、指標になる。
まあ、なんといっても、一番ひどかったのは、
フジテレビの新報道2001である。
この番組については、かねてから、
そのあまりの偏向的に報道であったり、
なぜか、アメリカの「ジャパン・ハンドラーズ」でもある
自称・日本の政界に詳しいとされるアメリカ人が多数出演するが、
今回の放送で、まあ、ここまでやるかと思ったのは、
民主党大会で、小沢幹事長が、四億円の説明として、
検察が弁護士を介して聞いてきたので、
個人資産のつみたてであり、銀行名も口座番号も
検察に出した、という一連の説明をカットし、
それでいて、
小沢一郎は一切、説明をしていない、
という映像構成にしているわけである。
つまり、うそもついてるし、視聴者にも失礼なわけだ。
このあたり、ああ、なんという、イヤガラセなやり方かと思った。
しかし、それ以外の番組というのは、
一応、鈴木宗男議員の演説であったり、鳩山首相のコメント、
小沢幹事長の言い分を、それなりには放送していて、
一定の中立性を守ろうとしている。
サンデープロジェクトにいたっては、
昔から、検察や、冤罪の問題には、比較的厳しく取り組んでいることもあって、
大谷昭宏氏が、元・東京地検特捜部長の宗像紀夫に厳しい質問をあびせていた。
さて、御用マスコミのあぶり出しも、
この一連の問題で、
「ああ、こいつらこういうことを考えているのか」
ということがよくわかるのだが、
昨日の読売新聞の論説委員の橋本五郎、
それから今朝のフジテレビの解説委員の箕輪。
こういう連中が言っている内容というのは、
・検察は絶対に正しい
・検察を怒らせた小沢一郎が問題
・(罪の内容はともかく)検察に秘書が逮捕された時点で、大問題
ということである。
それをまた、確信をもって言っているのである。
つまり、なんというか、
こいつらの頭の中に、そもそも、
「報道は中立であらねばならぬ」
「疑わしきは被告人の利益に」
「権力の監視というジャーナリズムの正義」
「有罪かどうかをあらそうのはあくまで裁判の場である」
という当たり前の思考回路がそもそもないのである。
これはおかしいであろう。
そんなに検察が正しければ、なぜこうもこれまで冤罪や、
罪にならない罪で、たくさんの疑獄事件がつくられてきたのか。
また、こういうクズのような自称・ジャーナリスとが、
われわれの国のメディアを牛耳っているのである。
だから、報道がめちゃくちゃになっている。
あと、もうひとつ言っておくと、
今日のサンプロに出てきた宗像紀夫という人間は、
リクルート事件で、江副さんに半ば拷問のような取調べを行い、
罪をでっちあげて、日本の政治を大混乱に落としいれ、
江副さんと、リクルートという会社をめちゃくちゃにした張本人だ。
サンプロを問題意識なく、見ている人は、
一度、江副さんが出版したリクルート事件の真実という、
告白本をよく読んだほうがいい。
それと、特捜部長といえば、
バンキシャをはじめ、なぜか、日テレの番組だけに突然でまくり出した
その出演の経緯からして、めちゃくちゃうさんくさい、
河上和雄という人間もいる。
で、宗像にしても、河上にしても、こいつらのコメントを聞いていて、
いちいちムカツクのが、
常に「上から目線」なのである。
政治家も、大経済人もすべて見下したようなコメントをする。
ああ、ここに検察の連中は、世の中をどのように見ているか、
というのがよく出ているような気がする。
こいつらは、自分たちが選ばれた人間で、
それで、日本をリードするのも自分たちで、
彼らなりの「独善」で間違っていると思ったら、
どんなやつでも微罪を、マスコミをつかって、重罪に見せて、
それで逮捕して、人生をめちゃくちゃにするのである。
ホリエモンのライブドア事件だってそうだ。
あれをわざわざ緊急逮捕するような話でもなかった。
インターネット株式市場の暴落をひきおこしたのは検察ともいえる。
つまり、検察というのは、その独善性で、
日本のこの20年間を、常にひっかきまわしてきた存在である。
これじゃやっていることは、
戦前の軍部とまったく変わらないじゃないか。
だから、鈴木宗男がいうように、平成の「二・二六事件」なのである。
小沢一郎がいうように、「民主主義の危機」なのである。
日本は民主主義社会なのだから、
どんな人物であろうとも、選挙を経て、リーダーを決めている。
それが民主主義のルールである。
だから、今の民主党連立政権がある。
それをなぜ検察がつぶす権利があるのか。
検察の独善性について、国民はもっと、危機感を持たなければいけいない。
これは小沢一郎が好きとか、嫌いとか。
自民党を支持するとか、民主党を支持するとか、そういう次元の問題じゃないはずだ。
あいかわらず、こうした検察の暴走に、疑問を呈するどころか、
それを政治利用しようとしている共産党が一番情けないが。
こいつらのアイデンティティっていったいなんなんだろう