★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK77 > 714.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
純一さんがよく投稿している Aobadai Life にあった、昨年の12月25日に石川議員の逮捕を予測していた記事です。極めて鋭い。
http://ameblo.jp/aobadai0301/page-41.html#main
石川知裕・中川昭一・木嶋佳苗
2009年12月25日(金) 06時17分29秒
あまりにも、これだけいろいろあると、
いったい日本の既得権益の中枢はどこにあるのか、
その目的はどこにあるのか。その本当のところを知りたい。
民主党の石川知裕議員はどうも逮捕されるかもしれないようだ。
---
石川知裕衆院議員:東京地検、本格捜査へ 小沢氏団体の土地購入、規正法違反容疑
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の会計処理を巡る問題で、東京地検特捜部は、会計事務担当者だった同党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=について、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で本格捜査に乗り出す方針を固めた模様だ。特捜部は既に石川氏側に事情聴取を要請し、石川氏側は応じる方針を伝えたという。聴取は25日以降に行われ、他に当時の会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=公判中=と石川氏の後任の会計事務担当者についても聴取するとみられる。
陸山会を巡っては、04年の土地購入を同年の政治資金収支報告書に記載せず、翌年の報告書に記載したなどとして、石川氏らが刑事告発されている。
告発状によると、同会は04年10月、不動産会社から東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入したが、不動産登記上は「05年1月7日売買」としており、収支報告書に記載したのも04年ではなく05年だった。
また告発状は、陸山会側が土地購入資金を「4億円の預金を担保にして金融機関から同額を借り入れ、これを充てた」としていることについて「預金の原資となった収入が一切記載されておらず、預金が突然に保有資産として発生しており極めて不自然」と指摘。こうしたことから特捜部は、収支報告書への記載が翌年回しになった理由とともに、土地購入の原資についても説明を求める模様だ。
---
既得権勢力の国民マインドコントロール機関と化したマスコミは、
例によって、東京地検の「関係者」から、記者クラブでこういう報道をしろ、
と指示を受けて、例によって、全マスコミが横並びで報道をしているわけだが。
検察としては、この春の我が国の民主主義史上における最大の危機、
野党第一党の党首だった小沢一郎を、国策逮捕し、
自公政権を中心とする既得権益を守るという陰謀が失敗して以来、
激しい国民からの批判を受けてきたわけで、
それを何が何でも正当化するために、
または、先進国で日本だけが導入していない取り調べの「可視化」を、
民主党が公約どおり導入することを防ぐために、
鳩山首相、小沢幹事長への取り調べ圧力を強化し、
またマスコミを利用して、政治家への圧力を強めているという話だろうが、
いや、ロッキード事件以来、ずっと噂されているとおり、
検察自体の中にも、本当にCIAのエージェントとなっている人間がいるのか。
だったら、普天間の基地移設の問題をめぐって、
さらなる圧力を民主党にかけているということなのか。
いずれにしても、石川議員を逮捕するという方針は、
小沢幹事長に対する圧力を検察がかけてきているということが、
まず、自然なところかとは考えていた。
しかし、よくよく考えてみると、
例の結婚サギ連続殺人事件、木嶋佳苗の事件ともこの話はつながるのではないか、
ということを考えるようになった。
要するに、木嶋佳苗の事件も、この秋ぐらいに、
結婚詐欺で、少なくとも6人以上が毒を盛られて殺されている
ということがわかったわけであるが、
なぜかマスコミは実名報道を一切せず(例によって、記者クラブで決めたんだろう)、
また、この事件から、国民の目をそらすように、
鳥取の別の連続不審死の事件を報道しはじめ、
で、結局、この木嶋佳苗の事件も、そのあと、なんら触れられることもなく、
報道は一切、されなくなってしまった。
で、その理由として考えられるのは、
この木嶋佳苗の父親が、北海道の別海地区の中川昭一の後援会会長だ、
という話である。増して、祖父は町会議長である。
要は、自民党とどっぷりなわけだ。
日刊ゲンダイが報じたところによると、
----
木嶋佳苗に関する驚愕はもうひとつある。経歴だ。「希代の毒婦」となれば、それなりの不幸で過酷な生い立ちを想像しがちだが、佳苗は“お嬢さま”育ちだから驚く。
「佳苗は、北海道東端の別海町出身で、女3人、男1人の4人きょうだいの長女。司法書士の祖父は町議、町議会議長を3期務め、叙勲された地元の名士です。故・中川一郎衆院議員の別海地区の後援会長だったこともある。父親は数年前に事故死したが、佳苗が中学、高校生だった頃は、両親そろって、子ども育成会を手伝ったり、PTA活動に積極的に参加するなど教育熱心でした。佳苗の家庭は音楽一家で、自宅では度々ピアノ演奏会が開かれるなど、裕福な家庭として知られていました」(地元関係者)
----
て、要するに、木嶋佳苗はこのあたりの背景があるから、
報道としても、ストップをかけられたんだろうが、
ここででてきたのは、中川昭一をとりまく既得権益の根の深さである。
それにしても、中川昭一という人をめぐっては、
先の衆議院選挙でも、マスコミがここぞとばかりに、中川氏個人に対して、
応援報道を繰り返していたし、
また例の国策捜査のときも、検察が対抗馬の石川議員の事情聴取をすることで、
あえて選挙妨害をしていたことで、
要するに、絶対に、この中川昭一という人を当選させなければいけない、
という強い圧力が働いていたようにも思える。
中川昭一は、残念ながら、落選後、急死を遂げてしまったが、
その後継者としては、長女が継ぐことが決まっているとの報道が、
ちらほらなされている。
しかしそれにしても、落選した議員の後継者云々がなされるのは、
いったいどうしたことだろうか。
議員でなくなったとしても、守るべき利権があるということだろうか。
また、石川議員を逮捕するという前提で、
補欠選挙を行い、そして中川昭一の長女を当選させるというシナリオが、
すでに既得権側で出来上がっていた、ということだろうか。
このように、既得権勢力による連携プレーで、
対抗馬を無理やりに逮捕、または辞職に追い込むことによって、
大物議員を復活当選させるというやり口で思い出されるのは、
小泉政権下の2004年、
女性スキャンダルもあって選挙で落選した山崎拓を、
民主党の古賀潤一郎議員をメディアスクラムで辞職に追い込むことによって、
復活当選させたことである。
山崎拓といえば、小泉総理の盟友で副総裁、幹事長を務め、
派閥の領袖でもあったわけだから、
検察を使おうが、マスコミを使おうが、あらゆる手をつかって、
復活当選させるための十分な動機があったということだろう。
あの時、古賀議員は、ペパーダイン大学卒業としていた学歴が偽りだとして、
マスコミがヒステリックに報道をつづけ、
そして民主党自身、当時からして、ガタガタだったため、守り切れずに、
辞職に追い込まれた。
そして、山木拓の復活当選へとつながったわけである。
要するに、今回の石川議員も、最終的には、
辞職に追い込まれていく流れなんだろう。
そして、中川昭一の娘が、後継者として、補欠選挙で当選するだろう。
それにしても、ここまでして、守ろうとする既得権益はなんなのか。
また、マスコミは、小沢一郎を絶対権力者のように、
世論操作を目的とした報道をつづけるが、
では、その絶対権力者の小沢一郎なれば、
どうして、自分の元秘書である石川議員は守ることができないのか。
わからないことだらけである。
要するに、日本の既得権益の中枢は、本当はどこにあるのか、
ということだろう。
おそらく、政権交代としたとはいえ、70%の既得権益は温存されたままだと思う。