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Re: 【東京地犬特捜部佐久間部長の偉業w】現職知事を「無形の賄賂」で逮捕した国策犬
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/666.html
投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 1 月 16 日 14:30:07: Dx5sTVjBq/alo
 

(回答先: 【まさに政治ショー:無罪になる可能性大ありw】牙をむいた検察権力 最高権力者「小沢一郎」は逮捕されるのか 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 1 月 16 日 14:19:49)

マル激トーク・オン・ディマンド 第445回(2009年10月17日)
「物言う知事」はなぜ抹殺されたのか
ゲスト:佐藤栄佐久氏(前福島県知事)


 佐藤栄佐久氏はクリーンさを売りものに福島県知事を5期も務めた名物知事だった。しかし、それと同時に佐藤氏は、国が推進する原子力発電のプルサーマル計画に反対し事実上これを止めてみたり、地方主権を主張してことごとく中央政府に反旗を翻すなど、中央政界や電力、ゼネコンなどの有力企業にとっては、まったくもって邪魔な存在だった。
 その佐藤知事に収賄疑惑が浮上し、5期目の任期半ばで辞職に追い込まれた後、逮捕・起訴された。ダム工事発注をめぐる収賄罪だった。知事は無罪を主張したが、一審は執行猶予付きの有罪判決だった。そして、その控訴審判決が14日、東京高裁で下された。
 今回は一審からやや減刑されたが、依然として懲役2年、執行猶予4年の有罪判決だった。主要メディアもほぼ例外なく「前福島県知事、二審も有罪」の見出しでこのニュースを報じていたので、最近は知事の不祥事が頻発していたこともあり、必ずしも世間の耳目を引く大きなニュースとはならなかったかもしれない。
 しかし、この判決の中身を詳細に見た時に、その内容の異常さに驚かされる人は多いはずだ。判決文からは「無形の賄賂」や「換金の利益」などの驚くような言葉が次々飛び出してくるからだ。判決文は、佐藤前知事が一体何の罪で有罪になったのかが、全くわからないような内容になっているのだ。
 もっとも驚かされるのは、二審では一審で佐藤前知事が弟の土地取引を通じて得ていたと認定されていた賄賂の存在が否定されたにもかかわらず、「無形の賄賂」があったとして、裁判所が有罪判決に踏み切ったことだ。
 元々その賄賂の根拠というのは、佐藤氏の弟が経営する会社が水谷建設に土地を売却した際、その売却額が市価よりも1割ほど高かったので、その差額が佐藤氏に対する賄賂に当たるというものだった。ところが、その建設会社はその後更に高い値段で土地を売却していることがわかり、「市価より高い値段による賄賂」の大前提が崩れてしまったのだ。
 そこで検察は「換金の利益」つまり、仮に正当な値段であったとしても、土地を買い取ってあげたことが「無形の賄賂」の供与にあたると主張し、裁判所もそれを認めた。つまり、取引が正当な価格でなされていたとしても、土地取引そのものが賄賂にあたると認定されたわけだ。
 「セミの抜け殻のような判決」。二審判決についてそう話す佐藤氏は、そもそも事件そのものが検察によってでっち上げられた作り話だと主張し、一審から徹底して無罪を争ってきた。
 他にもこの事件は、そもそもこのダム事業が一般競争入札案件であるにもかかわらず、佐藤氏の「天の声」を認定していたり、弟の土地取引から得た利益を佐藤氏自身が受け取ったわけではないことを認定しながら、佐藤氏を収賄で有罪としているなど、不可解な点は多い。
 にもかかわらず、「換金の利益」だの「無形の賄賂」だのといった不可思議な論理まで弄して裁判所が佐藤氏を二審でも佐藤氏を有罪としなければならなかった最大の理由は、佐藤氏自身が取り調べ段階で、自白調書に署名をしていることだったにちがいない。
 今回宮台氏のピンチヒッターとしてマル激の司会初登場となった元検事で名城大学教授の郷原信郎氏は、「佐藤氏のような高い地位にあった方が、罪を認めていることの意味はとても重い。自白があるなかで裁判所が無罪を言い渡すことがどれほど難しいか」と、とかく自白偏重主義が指摘される日本の司法の問題点を強調する。
 しかし、佐藤氏はこの点については、苛酷な取り調べによって自白に追い込まれたのではなく、自分を応援してきてくれた人達が検察の厳しい取り調べに苦しめられていることを知り、それをやめさせるために自白調書にサインをしたと言う。また、早い段階で自白をしたおかげで、真実を求めて戦う気力を残したまま、拘置所から出てくることができたと、自白調書に署名をしたこと自体は悔やんでいないと言い切る。
 佐藤氏が原発に反対し、原発銀座とまで呼ばれ10基もの原発を有する福島県で原発が止まってしまったことが、日本の原発政策全体に多大な影響を与えていたことも、今回の事件と関係があるのではないかと疑う声がある。しかし、これについても郷原氏は、「今検察はそれほど高級な論理で動いてはいない」と一笑に付す。
 恐らく、東京地検特捜部はある見込みに基づいて、かなりの予算と時間と人員をかけて捜査に着手したのはよかったが、見込み違いがあったのか、なかなか大物が捕まえられずにいたところを、敵が多く、恐らくたれ込みネタも豊富であろう佐藤氏に白羽の矢がたったのだろうと、郷原氏は見る。「見込み違い」「幹部の保身」「筋の悪いたれ込み情報に振り回された結果」といったところが実情だったのではないかと言うのだ。
 佐藤氏自身は、自分が検察に狙われなければならない理由はわからないとしながらも、1年以上もの長期にわたり、佐藤氏の周辺を検察が捜査しているとの情報はあったと言い、最初から佐藤氏を狙った捜査であった可能性を排除はしていない。しかし、いずれにしても佐藤氏は最後まで無罪を主張して闘う意向を明らかにしている。
 今週はマル激特別版として、郷原信郎氏を司会陣に迎え、今回の判決が露わにした数多くの「なぜ?」とその背後にある日本の刑事司法の病理を佐藤栄佐久前福島県知事と議論した。

http://www.videonews.com/on-demand/441450/001257.php  

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コメント
 
01. 2010年1月16日 14:53:37
 無罪は難しい。なぜならば、ローキッド事件の違法捜査を最高裁が決定したからである。当然、その時から司法は完全にアメリカの犬になっている。勿論、すべての判事は、そうとは言わないが、司法の最高責任者を証人喚問へ行き、そして国会で真面目に国政調査権を使用して調べる必要がある。これは何度も行っている。それを行わない今の民主党のあり方が問題であると。
 裁判官・検察官を呼び出す事は、三権分立で憲法で決められた権利である。
三権分立は互いに規制している。司法は刑事事件判断が出来る代わりに、その代わりに国会は、日本政治全般を調査する権利を与えられている。

02. 2010年1月16日 15:01:45
「無形の賄賂」という論理がまかりとおればみんな犯罪者になる恐れがある。
ある意味、共謀罪より強力な武器を検察に与えてしまったのではないのか

03. 2010年1月16日 19:57:25
これでは検察はヤクザと変わらない。
これまで私は不勉強だったので、佐藤栄佐久氏は賄賂を貰った悪い奴と思って
いたが、明確に無罪だ。
今ぞっとしているのは、不勉強の国民がこのままいけば小沢氏を悪い奴と思って
しまうことだ。
裁判所も、「換金の利益」とか「無形の賄賂」が有罪根拠とはひどいもので、
小沢氏の「天の声」だって笑っておられない。
こうなると司法を国民に取り戻すことが、すべてに優先するのではないか。

04. 2011年9月30日 09:01:13: v1BLjvMBL2
私は離婚問題でかく司法相談窓口に相談したが、まったく話に成らない。
法テラスに相談していたのですが、翌日テレビで暴力団対策をみて、司法のが
まったくひどい、司法は弁護士が脅してまでたいしよするのだから。
どうにも成らない。
知事の事件も、知事は福島原発は以前原発事故のたびに東電の社長が謝罪着たとき
厳しい指示をしていたので。
だから後日事件にまきこま込まれたにでは?

郡山市神明町12-8
第一神明ハイツ313号


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