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小沢献金問題と、国民の資質
GENKIのブログより
http://ameblo.jp/hirokane604/
民主党小沢一郎をめぐる特捜部・マスコミの動きが激化している。
マスコミは4億円不記載報道で国民を煽り、それが誤りだったと暴かれると、今度は公共事業と献金との関わりを「賄賂」直接に結び付け、犯罪視するような報道を続けている。
冷静に経緯を辿ると異常である。
検察権力が意図的に、犯罪者を作り、逆に疑惑の深いものを見逃すという事が罷り通る日本は暗黒国家である。
億単位の政治献金が有るからだとして小沢が取り沙汰向きもあるが2007年の政治献金ランキングは以下の通り。
1中川秀直(自) 4億4955万円
2亀井静香(国) 3億7725万円
3平沼赳夫(無) 2億9512万円
4古賀 誠(自) 2億7879万円
5山田俊男(自) 2億7695万円
6松木謙公(民) 2億7695万円
7森 善朗(自) 2億7021万円
8麻生太郎(自) 2億3383万円
9鳩山邦夫(自) 2億3182万円
10鳩山由紀夫(民) 2億2194万円
政治資金収支報告によると、小沢が受け取った2007年度の収入総額は全国会議員中71位、企業団体献金額は全国会議員中27位。
71位、27位はおかしいだろう・・・今現在全て憶測である
上位議員も政治資金規正法にのっとり、帳簿記載はされているが原資は何処か?賄賂は無いか?などの疑惑は一切浮かび上がってこない。
小沢と彼らの収支報告書透明性は同レベルと言っていい。
なぜ小沢だけがという言い逃れは出来ないと、昨日自民党勉強会にて石川議員元秘書の金沢某が言っていた。
検察は10ある疑惑の2しか追及していないので小沢側はむしろ感謝すべきであるというのだ。
検察が10の疑惑を握っている事を知る金沢なる人物もどう考えても怪しいのである。
いろいろ闇が噂されている検察・マスコミだが、普通にみても明らかにおかしい。
今回の特捜部の捜査をごく普通に考える。
「小沢だけは悪質であるはずだ。」
「確たる証拠はないがその様な感じがするので、先に秘書を逮捕して、家宅捜索を行った。」
「収支報告書は法に乗っ取って記載されている様だが、他の議員とは違う裏が有るはずだ。」
「企業献金には裏に見返りという癒着があるに違いない。」
「小沢関連事務所の全ての書類も押収したが、其処からもなかなか小沢本人にたどり着くい証拠は得られないし、逮捕や、事情聴取した者からも決定的な証言、証拠が得られない。」
「ならば、裏献金したであろうゼネコンに強制捜査を行い、其処に活路を見出そう。」
「ここでも何も出なければ、他の議員となんら変わりは無くなってしまう。」
「念の為、今まで得られたグレーな情報だけをマスコミにリークして報道してもらい、悪印象を国民に植え付けなければ、特捜部としての面目が立たない。」
と言ったところであろうか。
これはあくまでも表の単純な憶測例でしかない。
リークではなく、検察による公表を早く見たいものだ。
それでも多くの国民は「噂が立ち、疑惑報道され、逮捕者が出て、任意聴取を求められ、緊急家宅捜索が2度もあり、ゼネコンまでもがその対象になるくらいだから限りなく黒に近いグレーである事は間違いないだろう」と思う。
説明責任なる常套句がこれからは多く語られる。
こうなると、検察・マスコミによる印象操作は大成功という事になる。
なぜ、印象操作を行わなくてはならないのか?なぜ、検察とマスコミは一体という話になるのか?と思われる方も多いと思う。
西松建設献金での献金額は自民党が圧倒的に多いにも関わらず、それは疑うことなく、民主党への献金だけを執拗に追及するのは極めて不自然と言わざるを得ない。
小沢に対する疑惑=民主党支持率低下=自民再浮上?ありえない。
もはや隷米勢力=CIAなる文言を使わずとも充分異常なあり様だ。
既得権益に縋りつく悪党一味が恐れているのは小沢一郎・民主党だけではない。
我々日本国民の政治への関心の高まりであり、政治に対する国民資質の向上を最も恐れるのである。
国民+民主党連立政権VS利権隷米勢力では分が悪い。
既得権益を守り、国民と現政権を分断するには、反清和会・経世会の流れを汲む司令官小沢一郎を潰し、一挙両得を断行するしかない。
その先にには、参議員選挙が待っている。
最終決戦はその後に来ると思う。
次期選挙は一味の国民資質を探るリトマス試験紙になろう。
万が一、小沢敗れるようなことが有っても国民の意思はぶれてはならない。
昨日のブログ記事に「百術不如一清」たるべしとのコメントが寄せられた。
私も全く同意であるし、政治を動かす国民もまた、資質を高める必要が有ると考える。
小沢一郎は斬れる刀であるが、刀疵もある。
私の伯父が、彦根藩士が桜田門にて使用したと言われる刀を所持しており、見せて頂いた。
峰(みね)や鎬(しのぎ)鍔(つば)に多くの深い刀疵があり、歪みもあった。
これが盗賊の類が所持、使用していたものならば何の価値も見出せない。
所持した者、使い手によってその価値は決められるものと思う。
小沢の使い手は、反清和会の経世会私恨の類ではなく「百術不如一清」を旨とする国民でなければならない。
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サミュエル・スマイルズの「自助論」の言葉より。
政治とは、国民の考えや行動の反映にすぎない。
どんなに高い理想を掲げても国民がそれについていかなければ、政治は国民のレベルにまでひき下げられる。
逆に、国民が優秀であれば、いくら醜い政治でも、いつしか国民のレベルまで引き上げられる。
つまり、国民全体の質がその国の政治を決定するのだ。
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明治維新後に好んで読まれていたこの本の意味が、今また心に沁みわたるのである。