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http://www.amakiblog.com/archives/2010/01/15/#001575
2010年01月15日
メルマガ「米国軍に支配されている自衛隊の現状」と読者からの反応
私は1月14日の私の有料メールマガジンで「米国軍に支配されている自衛隊の現状」と題して要旨次のような内容の配信をした。
以下要旨引用
・・・日米同盟の中心は言うまでもなく日米安全保障協力、つまり軍事協力である。
だから、日米同盟を論じる時は、軍事面での日米関係の実態を熟知した上で、それを
論じなければ本物の議論にはならない。
しかし現実はそうなっていない。
1月13日の朝日新聞に守屋元防衛次官のインタビュー記事があった。
守屋元防衛次官といえば日本の国防政策を立案する最高責任者であった人物である。
普天間基地移設・返還に関する日米交渉の経緯について、その交渉の裏表を知る立場にあった
人物である。
その守屋元事務次官が朝日新聞紙上で次のように、あけすけに語っていた。
「(普天間返還が)合意された1996年当時の事を言うと、日米同盟といっても形はありません。
国内で『安保体制の維持』、『核抑止力』の言葉だけで説明され、在日米軍がどのような役割を持って
いるか、防衛庁(当時)・自衛隊も説明ができなかったのです。普天間飛行場についても同様で、まず、
その機能を米軍から説明を聞くことから始まりました・・・」
これだけでも驚くべき事であるが、1月13日の東京新聞のスクープ記事にはもっと驚かされた。
「自衛隊中枢に米兵派遣」という見出しで書かれたその記事は、自衛隊駐屯地や自衛隊基地の中に大量の米国兵が入り込み、米国から購入している武器の管理・指導を自衛隊員に手ほどきしている実態を明らかにしている。
これを要するに、米兵の指導・協力なくしては、わが自衛隊は実戦で機能できないということだ。
米軍の司令部が日本に常駐して自衛隊を指揮・命令している事は、米軍再編の一環としてすでにさんざん
報じられてきた。
それに加えて、実戦部隊の自衛隊員までもが米軍兵士に指導・依存しているというのである。
このスクープ記事の最後をこう締めくくっている。
「鳩山政権が目指す『対等な日米関係』は、軍事面では絵空事でしかないようだ」
これは皮肉ではない。現実なのだ。
メディアは、皆が大騒ぎすることばかりを一斉に取り上げるが、国民に知らせなければならない事については、あまりにもメディアとしての責務を怠っているのではないか。
国民が本当の事を知れば、議論はまったく異なったものになるに違いない。
世の中が少しは良くなるに違いない・・・
引用終わり
このメールマガジンを配信したら読者から次のような情報が寄せられた。
その情報を以下のとおりブログの読者にも提供して共有したいと思う。。
我々が情報を分かち合って少しでも真実に迫る。そういう努力、協力こそ、我々一市民、国民が、政治家や官僚やメディアという権力から我々を守る唯一の方法であると確信するからだ。
権力者の嘘や欺瞞に騙される事なく、彼らの悪を監視し、正していくためにも重要な事であると思うからだ。
投稿1.
本日自衛隊の現状について書かれていたのを拝見して思い出したことが
あります。
昨年末に異業種の交流会で航空自衛隊 幹部学校の教育部長の方と話す
機会がありました。
本人もF15のベテランパイロットでアクロバットチームブルー
インパルスの責任者。ご子息は米軍のトップガンに入っているとの話でした。
まず自衛隊は米軍からの情報無しには機能しないと言っていました。
情報収集、分析などどれをとっても自衛隊が独自に行動出来るようには
なっていない。
また、米軍から情報を得る場合、自衛隊からそれと引き換えに日本の情
報を提供しないといけないそうです。
つまり、日本は米軍に対しては丸裸以上の状態だということです。
だから、離れることの出来ない国。米国がどんなに横暴でも敵対出来な
い国という、重すぎる現状があります。
それに対して危機感はあまりなく、それが何十年と続いてきている感じ
でした。
投稿2.
本日の、「自衛隊の現状を読み」、是非、紹介したい本があります。
陸上自衛隊 小平学校 人事教育部長 1等陸佐 池田 整治さんの、
「マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実」(ビジネス社)
という本です。9.11についても言及されています。
評論家がこの種の本を出版するのはわかりますが、現役自衛官が執筆という
ことで、驚いています。
すべて知っていて、なおアメリカに支配されなければならないというのは、
どういう気持ちでいるのか、と考えさせられます。