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特捜部ついにキレた! 小沢聴取拒否に「バカヤロー!」.2010年01月14日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
東京地検特捜部が激高している。民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入疑惑で、小沢氏が事情聴取の要請を拒否し、元私設秘書の石川知裕衆院議員も不可解な供述を繰り返すことに、ついに堪忍袋の緒が切れたのだ。一方、小沢氏側も一歩も引かない。通常国会の召集直前に、特捜部が強制捜査に乗り出したことに、不信感を爆発させている。「国内最強の捜査機関」と「政界の最高実力者」のバトルは、血の雨が降りそうな気配となってきた。
「バカヤロー!」
東京・霞が関の東京地検内で10日夕、検事の怒号が鳴り響いた。5日に事情聴取を要請したものの、「日程が詰まっている」「聴取内容を限定してくれ」などと事実上拒否していた小沢氏が同日午後、20歳の囲碁名人と対局した様子がテレビニュースで報じられていたからだ。小沢氏の態度は、「自分たちが正義を守る」という特捜部の怒りに火を付けた。
陸山会は2004年10月、東京都世田谷区の土地を3億4000万円で購入した。この土地取引をめぐり、(1)小沢氏の手持ち資金4億円の原資(2)複数口座への分散理由(3)購入時期の変更理由(4)4億円の銀行融資の必要性−といった「4つの謎」が指摘されている。
これらを解明するため、特捜部は13日、昨年末に続き、石川氏を事情聴取した。石川氏は土地取引の政治資金規正法違反(不記載)を認めながら、4億円について「小沢先生の手持ち資金」「原資は知らない」などと“灰色供述”を続けて、特捜部を挑発した。
ある検察幹部は、石川氏の供述内容を「あれは、ウソっぱちだ」と切って捨てた。
特捜部は、中堅ゼネコン「水谷建設」の元経営幹部が「04年10月と05年4月ごろ、小沢氏側に計1億円を提供した」と供述したことを重視。同社は、大手ゼネコン「鹿島」が小沢氏の地元・岩手県で関連工事を受注した胆沢ダムの下請けに入っており、「4億円の原資にゼネコン側の資金流入があるのでは」(検察関係者)とみて、小沢氏の個人事務所だけでなく、鹿島の本社や東北支社などにも家宅捜索に入ったわけだ。
検察関係者は「小沢氏は12日の記者会見でも、疑惑について説明をしなかった。政治資金規正法違反の公訴時効は3月末。手をこまねいていては捜査機関の責務を果たせない」と断言。
さらに、「石川氏の元秘書が『小沢先生の自宅には現金が10億円が置いてあると聞いた』とマスコミに証言している。自民党の金丸信元副総裁のように、小沢氏周辺には相当の『たまり』(蓄財)があるのはではないか」と、小沢氏自身もターゲットにしていることをうかがわせた。
また、別の関係者は「西松事件はやや筋が悪かった。このため、小沢氏に『国策捜査』とののしられ、ヤメ検の弁護士にまで『無理筋の事件』『特捜部の捜査能力が落ちた』などと批判された。特捜部の存在意義が問われている。今回は法に照らして徹底的にやる」と意気込んだ。
これに対し、小沢氏は13日夜、名古屋市での講演で「私の政治団体の件で、大変ご迷惑をおかけしている。しかし、私どもは決して、法に触れることを致したつもりはない。それは国民も分かってくれたはずだ」と潔白を主張した。
小沢氏周辺も同日夜、「民主党は脱官僚主導を掲げ、事業仕分けなどで霞が関の権益に切り込んでいる。(法務・検察当局が)霞が関代表として、民主党潰しに出ているのでは。大体、検察のリークがひどすぎる。国家公務員法100条違反(情報漏えい)だ」
また、別の民主党関係者は「特捜部は占領下の1947年、GHQの指導で隠匿退蔵物資事件捜査部としてスタートした。特捜部エリートは在米日本大使館の一等書記官経験者が多く、米国の影響力を受けると聞く。小沢氏は『第七艦隊発言』など、米国を刺激する言動を続けている。何か関係があるのではないか」と語る。
今後、特捜部は押収した資料を分析し、疑惑の全容解明に乗り出す。「国内最強の捜査機関」と「政界の最高実力者」のバトルは、18日召集の通常国会や夏の参院選にどう影響を与えるのか。
政治評論家の小林吉弥氏は「これは首相自身ではなく、幹事長の疑惑。自民党が通常国会で『政治とカネ』の問題で騒いでも、自分たちにも古傷があるうえ、党内もバラバラで、どこまで攻めきれるか疑問だ。ただ、参院選への影響は世論次第。内閣支持率が30%台まで下落するようだと、『ポスト鳩山』の問題が浮上するかもしれない」と語っている。
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http://news.livedoor.com/article/detail/4548434/
より
特捜部の姿勢に余裕のなさを感じます。