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小沢と検察の最終決戦
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投稿者 森林浴 日時 2010 年 1 月 14 日 19:54:17: kZDJa8pqkKgK.
 

検察の小沢一郎に対する攻撃がやまないようである。

かなり前、私は、検察の正義や公平性というものをかっこつきではあるが信じていた。これが変わったのは、思い出してみると、検察の裏金作りの事実をテレビに出て暴こうとした検察幹部(三井環大阪高検部長)を微罪で無理矢理逮捕したころからである。警察の裏金作りは明らかであったので、検察も当然にしていたと思っていた。多くの人も漠然とながらでもそうだったと思う。そして、たぶん、各官庁のみならず裁判所も。

検察は、これを認めるが、適正に処理しています(おれ達は偉いんだから税金で少しくらい飲み食いしたっていいだろう)、とでもいえばよかった。検事総長以下幹部はほとんど首だったろうが。ところが、検察のやったことは、真逆で、その事実自体を自らの権力を使って強引に隠蔽することであった。私は、この方が税金による飲み食い自体よりもずっと悪いことだと思う。これこそまさしく悪人の仕業である。「正義」の崩壊である。この時点で「公平性」はまだ残っていた。裏金作り問題で警察を含む他官庁を強制捜査しなかったからである。

もう1つは、佐藤優の本を読んだときである。取り調べにあたった検事ははっきりとこれは国策捜査である、といったそうである。「国策」とはなにか。誰が決めるのか。「国」とはなにか。この場合、それはときの政府(小泉政権)であることは当時の状況から明らかであった。事務次官や局長の決裁を受けている事案をこれまた強引に犯罪に仕立てあげた。そんな予算の流用などどこでもやっていることであろう。予算執行の流れを全部調べたわけではないから、明らかに特定の人物(鈴木宗男)をねらった恣意的な捜査であった。権力行使の恣意性。「公平性」の崩壊である。

検察は、「正義」や「公正性」のような大義を失えば、権力という凶器を振り回す権力犯罪者集団でしかないのではないか。これを諫めるのは、本来ならばマスコミであろうが、逆に検察と一体となって検察の広報担当をやっているのが現状である。これでは戦前の大政翼賛的な報道とまったく同じではないか。マスゴミとよばれる理由である。

昨年からの小沢に対する検察の強引な微罪捜査はなにを意図しているのだろうか。これまでの流れから考えると、やはり自らの保身なのだろうと思う。少なくとも官僚側に問題が起きたとき自民党時代のように政府が一体となって官僚側を擁護しないだろうからである。そして、何よりも小沢一郎らの官僚体制の変革構想が怖いのだろう。宮内庁長官の最近の発言も、天皇のことに名を借りた、この変革構想に対する官僚側からの反撃(不発に終わったようであるが)の一環である。なんとでも阻止し、政府の姿勢を変えさせたいのである。

いま起きていることは、正義や公平性などかなぐり捨てた権力犯罪者集団の検察と、官僚支配打破を目指す小沢率いる政府民主党との激突、権力闘争である。マスゴミはあいかわらず、検察情報しかたれ流さないが、国民の多くは冷静にみているのではないだろうか。少なくとも以前よりもマスゴミの情報(プロパガンダ)を単純には信じなくなっている。どちらに大義があるのか、そして何よりもどちらが自らの生活にとって大切であるのか、この数年間で身をもって知っているからである。

私は、昨年、政権交代したとき、それまでの自民党政府があまりにもひどかったのでそれ自体はよかったと思ったが、やることはそんなに変わらないのではないかと思っていた。これが実はそうでもないことがだんだんわかってきて驚いた。官僚支配の打破も米国従属体制からの脱却も本気らしいのである。後者は覇権国(もうすぐ終わりそうだが)相手のことでもあるから、各大臣がてんでばらばらなことをいって、のらりくらりの引き延ばし作戦のようだが、前者については一致しているようである。この流れは止めようがないのではないか。後は如何にして実行するのかの方法論の問題だからである。

いまの検察をみていると、ブッシュが大量破壊兵器の所持問題をでっちあげてそれを口実にイラクを攻撃したときのやり口とだぶって仕方がない。大義なき戦争は悲惨であった。これこそが覇権国の終焉の姿と思った。いまの検察もそうならないとは限らない。検察の幹部連中は引きどころを探っていることであろうが、もう遅いのではないか。

これまで、検察の政治家に対する捜査は、圧倒的に旧田中派に対するものが多く、岸の流れをくむ清和会に対するものはないとのことだが、これは、何を意味しているのか。小泉の旧田中派つぶしとリンクしているのではないか。小泉は既に引退(逃亡)し、検察の後ろ盾は現政権内にはいないはずである。小沢は現政権の中心にいる人物である。起訴に持ち込めるのか、いよいよ、小沢と守旧派の牙城である検察との最終決戦のようである。

以上、昔は検察の正義や公平性を少し信じていた愚かな一市民の最近の感想である。
 

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コメント
 
01. 2010年1月14日 20:01:09
すぐ下に投稿して、一郎さんを、亀と宗男でがんばって守ってあげてくださいと書き込んだもんです。

三井さんを、国会の証人喚問で呼んで、洗いざらい検察内部の恥部をしゃべってもらいましょう!!


02. 2010年1月14日 21:08:41
立法府は司法をコントロールできると憲法に明記してあります。
最高機関である国会において、直ちに暴走している検察に制裁を下すべきです。
そのために国政調査権・議員立法など種々の権限もあるはずです。
このままでは、税金が無駄に使われるだけ。
法務大臣・総理・与党議員の面々は対応が甘すぎると思います。
郷原氏にだけ弁明させていてもしょうがない。
何のための議員バッチですか。
よもやグリーン車に乗るためだけのものじゃないでしょうが。
もっとしっかりしてほしいです。
派遣切り騒動のときも思いましたが、庶民がこれだけがんばっているではないですか。各議員、国会の正常審議入りのためにも、是非動いてください。

03. 2010年1月15日 17:05:23
>法務大臣・総理・与党議員の面々は対応が甘すぎると思います。
------------------------------------------------------------

千葉さんは時期を待っているんですよ。今は黙して語らず。
いずれ犬殺の吐糞部は廃止、取り調べの可視化も実現します。

民主党に対する国民の支持が変わらなければですが・・・


04. 2010年1月15日 19:46:00
当事者にかけられた嫌疑を、今、晴らすのは困難です。
小沢さんも鳩山さんも民主党も今は簡単に動けません。また、権力を使って
嫌疑を晴らすと、権力の乱用と騒がれる、これ程度のことは、検察も読んでいて
今のリークによる政権に揺さぶりをかけている。非常に悪質だ。
しかし、民主党が、この脅しで、動かなければ、どうしようもない。
渡部恒三氏、前原氏などマスコミに利用される発言をしているようだが
民主党議員は、検察の脅しに載らないこととマスコミに油断しないこと。
リップサービスは、しないこと。あれほど、マスコミに書かれたら、
ぐらつく気持ちは分かるが、大久保氏は、実質無罪と判明した。
何も代表を辞める必要は無かった。代表を辞めたのは党内結束の乱れを
広げないために辞めただけだ。二度と同じ事を繰り返してはいけない。

05. 2010年1月15日 20:32:42
前原・渡辺両人は自民党へもぐりこみたいんでしょう・・・行けば!!

06. 2010年1月15日 21:25:21
http://cgi.routeone.jp/cgi/form.cgi
千葉法相に私心を捨てて大義に起つように請求しましょう。

07. 2010年1月16日 07:19:51
ウィキペディア(Wikipedia)の『検事総長』の項目の中に過去の検事総長の『退任後の要職』の一覧があります。

⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E7%B7%8F%E9%95%B7

これを見ると一目瞭然ですが、1990年に日テレという読売グループの傘下に天下った前田宏・元検事総長以降、突如として露骨なまでの激しい天下りを繰り返してきた歴代検事総長の有様に、現代検察組織の実情が容易に想像できます。

魚住昭氏は、バブル末期にあたる1990年代以降、検察の変質が始まったという指摘をされています。また、天下った大物検事の下に小物検事がペタペタくっつくように天下り、天下り先の企業の用心棒よろしく相当のミカジメ料にありつくのだそうです。

現総長の樋渡利秋氏は今年8月4日に65歳を迎えるため、定年に伴い退職ということになるがようですが、いかなる団体もしくは企業に天下ることになるのでしょうか。
大変興味深いところではありますが、それ以上に重要なことは、次期総長の人事ということです。

検察当局にしてみると、天下り権益の剥奪やら裏金問題、さらに国策捜査とそれに伴う人権侵害、果ては冤罪の捏造という当局自身の犯罪行為の暴露を企てる恐るべく、民主党の目論見どおりの新検事総長が就任などしようものなら、検察組織再編ということになり、まさしく平成維新、平成革命の成就ということになってしまいます。

これについては、今夏の参院選での結果が圧倒的にモノを云うでしょうから、民主党に衆参両院を制覇されると、クロスオーナーシップと再販制度など既得権益の源を一切禁止され、凋落することが想像に難くない大手マスコミ5社は、やはり検察と完全な連携を組んで民主党の過半数得票阻止を目論んでいるのでしょう。

1990年、日テレというYOMIURIグループの傘下に天下った前田宏・元総長に端を発した司法とマスコミの癒着が、KUNIURIグループを形成していると考えることは、至極普通だと思います。

そして、この国売りグループを実質的にコントロールしているのは、CIAでしょうから、普天間絡み云々で、読売の一面に知日派と称されるジャパンハンドラーズが度々登場するのはこれまた極めて当たり前のことと思います。

が、最近のB層もだいぶ賢くなって、今ここにコンナコトをこんな風に書いたりするようになってきたものですから、『石川衆院議員:規正法違反容疑で逮捕』という白色テロに打って出たということでしょうか。

最低でも参院選までは民主党、そして小沢一郎氏を無条件に応援していかなければならないということは事実です。


08. 2010年1月16日 11:43:36
皆さんもっとも、いま微力なわれわれ一人一人がしなければならないのは、与党民主党に対するエールと、阿修羅の閲覧者拡散です。

09. 2010年1月17日 01:31:32
これで検察=悪徳という等式が国民に広く示されたという点において、議員逮捕の意義はあったものの、検察にたいする怒りは天をも焦がすものがある。

10. 2010年1月17日 08:07:31
デマ情報をマスコミに垂れ流して、それを真実と国民に思わせ
とうとう2人を逮捕した。
次のターゲットは小沢・
小沢を100%逮捕する計画はできているのでしょうね。
民主党の首脳陣は、自己保身で小沢問題にはノータッチ。
実力者では亀井と宗男くらいしか、小沢の味方はいない。
鳩山も管も知恵がない。前原や仙石、枝のはCIAの子分だし。
もう民主党は絶対説明でしょうね。
汚れ役もかってでつような知恵袋は民主党ないはいないようですね。


11. 2010年1月17日 10:35:30
絶対説明w

12. 2010年1月17日 13:13:24
マスコミは、民主党大会での宗男さんの演説や小沢さんの演説を切り貼りして印象操作してるね。宗男さんの宗男ハウス他の検察リークでの世論誘導の話とか、殆どカットしている。後、小沢幹事長の預金口座の情報を提示している発言とか。検察を改革して、全面可視化、人質司法の禁止、違法リークの禁止、検察犯罪を取り締まる監督・管理機関の設置とかは当然として、マスコミの改革もやらないと、今起きてる事態すら国民に伝わらない。記者の捏造記事やTVの編集テクニックで思う方向に誘導される。ただ単に事実だけを24時間流し続ける局とか作った方いいんじゃないか。大手マスコミだけが独占している記者クラブ解体、電波網の解放もやるべき。思想的に左よりの捏造、右よりの捏造、とかでマスコミ各社の利害が分かれる場合は、マスコミの報道姿勢により反対のグループから捏造批判が出るけど、大手マスコミと検察とか官僚機構の利害が一到している場面では、全ての関係者がスクラム組んで捏造報道繰り返すから、ネットとかで映像や原文を入手しないと本人の発言さえ歪められて伝えられる。検察他官僚機構の天下りを受け入れている大手マスコミが真実を報道出来るわけがない。また、大手マスコミもリークをそのまま記事にして仕事は簡単で今まで商売してきた。ゼネコンの談合と同じ構造じゃないか。大手マスコミ以外は利権に参加する権利すら与えられないから、土建の談合より悪質かもしれない。こういった既得権益を悉く壊すべき。

13. 2010年1月20日 15:50:00

検察=ブッシュ  www


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