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(回答先: 「石川議員に頼まれ証拠隠した」 元秘書が自民勉強会で告白 投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2010 年 1 月 14 日 18:55:38)
鹿島東北支店元幹部宅も捜索 胆沢ダム談合の仕切り役
2010年1月14日15時13分
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に取得した土地の購入原資4億円が政治資金収支報告書に記載されていない問題で、東京地検特捜部が、「胆沢(いさわ)ダム」(岩手県奥州市)工事の談合を仕切ったとされる大手ゼネコン・鹿島の東北支店元幹部の自宅も、政治資金規正法違反の疑いで捜索したことがわかった。
特捜部は胆沢ダムをめぐるゼネコン資金と4億円の関連性を捜査しており、小沢事務所と懇意で、事務所の意向を受注調整に反映していたとされる元幹部の役割に注目している。陸山会の事務担当者だった元秘書・石川知裕衆院議員(36)=同党、北海道11区=には14日も3回目の事情聴取をしており、4億円の原資解明へ集中捜査を進める。
特捜部は13日、陸山会、石川氏事務所などのほか、鹿島本社の業務担当がいた部署や東北支店を捜索。同支店元幹部の自宅も捜索したという。
複数のゼネコン関係者によると、仙台市を拠点に、東北6県の大型公共工事で入札前に受注調整していたゼネコン談合組織では、1993年のゼネコン汚職事件の摘発を契機に仕切り役が交代。事件以前の仕切り役だった鹿島東北支店幹部(当時)は小沢事務所との関係が疎遠だったが、今回、特捜部の捜索を受けた元幹部が数年後に新たな仕切り役となり、小沢事務所との関係が緊密になったという。元幹部は小沢氏と同じ岩手県出身で、同郷意識が強いことなどから、小沢事務所の意向を尊重する姿勢をゼネコン各社に示したとされる。
元幹部は、陸山会の会計責任者だった公設第1秘書・大久保隆規(たかのり)被告(48)=西松建設事件で公判中=らと連絡を取り、建設各社の献金額も把握。各社が受注希望を伝えると、小沢事務所へのあいさつの有無を確認された。各社は小沢事務所に頻繁に出向き、相応の献金をしていないと仕切り役に受注調整の段階で外されると考えていたという。
http://www.asahi.com/national/update/0114/TKY201001140223.html
元幹部は、04年10月に本体工事の入札があった胆沢ダム工事の談合も差配。同工事を鹿島などの共同企業体から下請け受注した中堅ゼネコン関係者は特捜部に、同月に「小沢氏側に5千万円の現金を渡した」と供述。「この金は、工事費に上乗せして元請けから補填(ほてん)された」と説明したという。特捜部は、この5千万円を含むゼネコン資金と、陸山会が同月に購入した東京都世田谷区の土地の原資4億円の関連性を調べるため、捜索を行ったとみられている。
一方、石川氏や大久保秘書は、胆沢ダム工事に絡む金銭授受を完全に否定。鹿島側も関与を否定している。特捜部は石川氏に14日にも事情聴取をしており、引き続き説明を求めたとみられる。
http://www.asahi.com/national/update/0114/TKY201001140223_01.html