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「自民党勉強会 金沢元秘書発言 Twitter実況中継」
GENKIのブログより
http://ameblo.jp/hirokane604/
石川議員の元秘書金沢敬氏が参加した自民党の勉強会にて証拠隠滅発言が出た。
取り急ぎ掲載する。
山本一太議員と、世耕弘成議員のTwitterによる二元中継があったので、それぞれを記す。
山本一太のTwitter(一部抜粋)
http://twitter.com/ichita_y
党本部7階の会議室。これから「小沢幹事長政治資金問題勉強会」が始まる。ちょっぴり緊迫した雰囲気。雛壇には、大島幹事長、川崎国対委員長等の党幹部がズラリ。出席者は40名以上。あ、始まった。
冒頭、大島幹事長より挨拶。現職総理の2人の公設秘書が起訴、幹事長の秘書も起訴されて裁判中、これを恥ずかしいと思わなければ、我々全員の倫理観を問われると発言。今日の勉強会を踏まえ、改めて総理と幹事長、民主党の説明責任を厳しく追求していこうと決意表明。
続いて、川崎国対委員長の挨拶が始まった。それにしても、スゴい報道陣の数。まさかのタイミングになったが、(強制捜査は)予測もしていなかった、と。
今後、鳩山問題は谷畑氏に、小沢問題は後藤田氏に中心になってやってもらうことにする、と川崎国対委員長。国会の大きな焦点として進めていくと宣言。
ゲストスピーカーは2人。ジャーナリストの松田賢弥氏と元秘書の金沢敬氏だ。たった今、入って来た。松田氏がしゃべり始めた。
ここで、取材のカメラだけは退出。が、ペンはOK。つまり、会議自体はフルオープンということに。
まさか、問題を抱えていた藤井氏が財務大臣に就任するとは思わなかった、と松田氏。
松田賢弥氏、文芸春秋にも掲載された「小沢氏から藤井財務大臣に渡った15億円の怪」について解説中。
松田氏によると、野中広務氏が、経世会が分裂した時、「8億お金があったが、2億しかなかった!」と言っていたらしい。この6億円も不明。
めんこいテレビの疑惑も。小沢氏は、50億くらい持っている可能性もある、と。むき出しのまま(?)所有しているかも、と松田氏。
松田氏の小沢評。法を最も熟知した政治家が、法の抜け道を使っている、と。
続いて金沢敬氏。石川代議士の元秘書だ。今月号の文芸春秋に記事。
石川事務所には私設秘書として勤務。大久保秘書が逮捕された日に石川氏から電話があったエピソードを語り始めた。
金沢氏が、石川代議士が小沢氏の指示で様々なものを隠した経緯を説明中。スゴく生々しい証言。鹿島や西松の名刺、書類等々。胆沢ダムの資料もあった、と。
小沢氏は秘書たちの報告(資料を隠せたこと)を聞き、全面否認(国策捜査批判)で行こうと決めた、と金沢氏。
一部の民主党議員の「地検が手詰まりだから家宅捜索」という見方は間違っている、と金沢氏。
金沢氏の発言。地検特捜部は、(小沢幹事長をめぐる)疑わしい容疑が10あるとすれば、そのうちの1つか2つしかやっていないのではないか。大半は見逃してくれてありがとうと言うべき。強制捜査が入って「なぜ、うちの事務所だけ」は筋違い。
質疑応答に移った。某衆院議員が金沢氏に質問。文芸春秋には「小沢氏の指示で隠したとハッキリ書いていないと思ったが、今日は明確にそう説明があった。その事実関係を確認したい、と。
さらに、他の衆院議員から金沢氏に質問。3月3日に石川代議士から連絡があり、証拠隠しをやった経緯について。
金沢氏の回答。3月3日(?)の午後2時30分。石川代議士本人から「まずいものがあれば隠すようにと小沢先生から指示があった」と聞いている。そこは間違いない、と金沢氏。もう1人の衆院議員から聞かれた「参考人としての招致」の件。どこでも出て行って真実を言わせてもらうと明言。
石川代議士と金沢元秘書の関係について金沢氏。公認問題も含めて、いろいろいきさつはあった。が、ひとことで言うと、石川代議士のような人間が議員バッジをつけていることに違和感。お金にも女性にもだらしない。
他の衆院議員が松田氏に質問。民主党から小沢氏の説明責任を求める声が上がらないのはおかしい。幹事長だけの問題なのか?どの程度、民主党議員に分からないお金が回っていると考えているのか?
某衆院議員から松田氏への質問。小沢氏はお金の扱いはプロのはずなのに、どうしてこんな不手際を重ねて来たのか?
松田氏の説明。小沢氏は秘書を厳しく管理。近くに住ませるのは情報管理のため。肝心な時は、(秘書を入れず)相対の取引でやるのではないか。疑心暗鬼で人を信じないようだ、と。
小沢氏の考え方から言って、「秘書が勝手にやる!」というのは考えられない。不明なお金は4億どころではない、と松田氏。どこかで綻びが出るはず。これからも追求すると締めくくった。
世耕弘成議員のTwitter(一部抜粋)
http://twitter.com/SekoHiroshige
今日は10時から党本部で小沢問題のプロジェクトチームです。講師はジャーナリストの松田賢弥氏。
小里議員が「過去ターゲットになった方もいると思いますが」とジョークを交えて松田賢弥さんを紹介
「自由党時代、藤井さんに15億円支出されているが、調べたところ藤井さん側に渡った形跡がない。」
「15億円はどこへいったのか?藤井さんに何度も取材を申し込んだが返事なし」
「めんこいテレビが90年開局。株主名簿に小沢後援者が10名、各3%、7500万円保有していた。その方達を取材したところ、取材に応じた7名は小沢事務所から名前貸してと頼まれた。カネも出していない。架空株主と判明」
「株はどこへ行ったのか?巨額の架空株主に手を染めていたのか?小沢後援会の会長のサトウアキラ氏が2003年までめんこいテレビの会長。そういうことができるのは小沢さんの関与があったのでは?」
松田氏は経世会分裂時の不透明な資金の移動についても指摘
「今回の4億円の原資は何かというより、小沢さんは一体いくら持っているのか?いろいろな動きを合算すると50億円はくだらない」
「政党助成金は政治改革を主張して小沢さんが導入したもの。企業団体献金をなくそうといった本人が巨額な助成金を手にし、企業献金も取っていた。自分で作った法律で自分で抜け道を使っている」
「今問題は小沢さんの関与。小沢事務所で小沢が知らずに動くカネは1円もない。やえば夫人の逆鱗に触れる」
「不明なカネは4億だけではなく、集まった金はすさまじい額」
「どっかで綻びが出る。これからも(追及を)やっていく」
続いて石川議員の元秘書・金沢氏が発言。金沢氏は今月号の文藝春秋に記事掲載。
「大久保逮捕の日、北海道から上京。勝ちどきのホテルで待機。石川と合流。家宅捜索について石川議員は「隠せるものは隠した」と言った」
「翌日石川は議員会館に捜索がくる可能性があるといったので、私は朝8時に会館に行き、ゼネコンの名刺、胆沢ダムのファイル等を隠した」
「小沢の記者会見の模様を石川に報告。『全面否認で行くようです』と報告」
「3月3日、4日に資料が隠せたので、『国策捜査だ』と強弁できた」
「特捜部に7,8月に訪問し、事実を話した。12月にも上申書を出した」
「鹿島の東北支店は石川が当時担当」
「一部民主党には国策捜査だという人がいるが、論点がずれている。地検の内偵結果、必要なところに家宅捜索が入っている」
「石川の事務所費記載漏れ、秘書給与の問題も全部事実。石川議員は説明責任を果たしていない」
赤沢、柴山議員が証拠隠滅は小沢の指示であるのかを確認。金沢氏「3月3日の2時半頃に石川議員から『小沢先生のご指示で』という連絡があった」
柴山議員は国会に金沢氏に国会への参考人出席の意志を確認。金沢氏はいつでも行くと明言。
礒ア議員が虚偽記載以外の収賄、あっせん利得の可能性について質問。松田氏は「めんこいテレビ架空株主に関しては小沢事務所の関与は間違いないので有印私文書偽装にあたる可能性。胆沢ダムは水谷建設のラインは贈収賄の可能性。石川議員のホテルでの現金収受もありリアル」
山本有二議員が私設秘書を辞める経緯、石川秘書への感情を質問。金沢氏「石川に私の方の会社からカネが行っていた。今年の民主公認で出馬を希望していた。突然公認できないといわれた」
山本有二議員が「小沢さんはカネに細かい、慎重だったのでは?ここまで大きな不手際をやってきたのか?」と質問。松田氏「小沢は資金報告書は全部目を通した上で提出しているはず。秘書を自宅近所に住ませるのは、秘密保持。草むしりから犬の散歩までさせてマインドコントロール」
松田氏「地検の狙いはマネーロンダリング。裏金を捜査して収支報告書に載せることにより表のカネにしている可能性を狙っている」
松田氏「小沢のやり方はこれと思った候補者には自分の秘書を派遣してバックアップ。当選後は自分の会に入れて派閥形成。」
松田氏「民主、自由合併時に民主党から3億円のカネが自由党へ。
松田「この資金移動について、菅直人当時幹事長に取材を申し入れているが、回答なし」
金沢氏は民主党議員における秘書給与ピンハネ実態について証言。
いま終わりました。生々しい証言でした。できるだけ忠実に再現したつもりです。
転載終了
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以上だが、山本一太のHPコメントを張りつける。
http://ichita.blog.so-net.ne.jp/
東京地検特捜部が、小沢一郎幹事長の関係先の強制捜査に踏み切った。
ポイントは、小沢幹事長自身にまで「捜査の手が伸びるかどうか」だ。
が、万一そうなったとしても、そのことが「鳩山政権(=民主党)の支持率急落プラス自民党の支持率急上昇」に結びつくとは限らない! 多くの国民が「旧来の自民党に政権を戻すことだけはやりたくない」と考えている。
「敵失」だけで、信頼を回復することは出来ないと思う。
要は自民党が何をやりたいのか、民主党の政策とどこが違うのか、国会論争を通じて、しっかりと国民に示していくことだ。
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今後の小沢・鳩山の発言に注目をしたい。