33. 2010年1月15日 14:36:19 http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E5%BF%97%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A6%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA-%E5%B0%8F%E6%B2%A2-%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4797671297/ref=cm_cr_pr_product_top小沢主義 東京都図書館横断検索で検索してみたところ、 予約なしですぐに読めるようです。 とりあえず明日あたりから読んでみます。 アマゾンレビューをみてみると、こんな感じです。 8 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 1.0 政権を取るまでは無責任で良い, 2009/1/25 By tensan (東京) - レビューをすべて見る 本書は具体的な政策を示した本ではない。 小沢の政治への思想を平易な言葉で表現したものにすぎない。 が、すでに日本改造計画のときのような力強さは見られず、 いまや完全に民主党という旧社会党に取り込まれ、 自身が唾棄していたはずのサヨク思想に染め上げられた自分自身の事を棚に上げて書いている。 日本改造計画や自身が進めてきた新自由主義。 そして自自連立〜小泉政権とその新自由主義に賛成してきた当人が、 いまや反省もまったく無しにその政策の批判だけに執心している。 実際の彼の議論や会見などでもわかるとおりおおよそ説得力がない。 そういう政治家を美化して国民をいかに騙して乗せるか という目的のために本を出しているに過ぎないのではと邪推させられてしまう。 本当に日本のことを考えているのなら、 なぜ小沢民主党は堂々と売国政策を公式の政策として打ち出せるのか? まっとうな議論を避け、 つねに裏工作に頼ってきた男の言葉を信用するか否か。 残念ながら彼の言行不一致を10年以上も見てきた私は 小沢自身も、そして本書も薄っぺらい内容にしか見えない。 10 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 4.0 とっかかり, 2008/7/22 By trafk (東京都) - レビューをすべて見る 政治家の本というものを読んだことが無く、 また特に小沢一郎を支持しているわけでもないのですが、 読んで損はないと思い、本書を手に取りました
非常に読みやすく、実際すぐに読み終えました。 内容では難しい説明は無く、諸外国や過去の例などを取り上げていて とても分かりやすくしてあります。 彼の政策について概略的な理解は得られます。 反面、語り口調の平易な文章であり、それぞれのトピックが短いため 物足りなさを感じました。 星4つなのはそのためです。 とっかかりとしては良いですが、小沢一郎という政治家を知るには、 少し軽すぎる本ではないでしょうか。 「日本改造計画」も読みたいと思います。
9 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 3.0 結局は人々の生活, 2007/12/18 By 徳明木 望 (東京都) - レビューをすべて見る (TOP 1000 REVIEWER) 大物政治家の書かれた本なので、かなり堅い政治論がぶたれているのかと思いましたが、そうではありませんでした。 かなり平易な言葉で、わかりやすく、ご自分の考えを述べられていると思えます。 こてこての政治論というより、リーダー論。と言っても、ごくごく当たり前のことを言っています。 政治というのは、人々の生活をよくする仕事。この基本をしっかりと肝に銘じて、 信念を持って仕事をしている政治家が一流の政治家なのだろうなと感じることができました。
24 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 4.0 実際は★3・5ぐらい, 2007/7/12 By ★くん - レビューをすべて見る 彼の人生観や民族論はさておき、具体的な論点はやはり
政治家の仕事の範囲と、国民の自己責任の範囲 官僚政治の危うさ 2大政党の大嘘とあるべき姿 メディアと教育機関のその場しのぎな点数の稼ぎ方 国連への更なる参加と国連の機能回復 日米関係のあり方 といったところであろう。しかし特に強調されるべくは、本人も本書の中でひつこく言っているところの、政策の説明責任。そして最小の犠牲を厭わない改革の必要性。最後にこいつはイマイチよく理解できなかったのだが、リーダー大望論。トータルとしてはかなり潔癖な思考の持ち主であろう。しかしそれでいて何よりこれが小沢氏の政治家としての魅力なんだろうが、全体との協調をどれだけ維持できるかが、すなわち小沢氏特有のバランス感覚(かなりウマクやっている)。 えっと、当たり前のことを連呼しているので、読むに値しないという意見が多いが、政治家として全体に向かって意見をハッキリ活字にするというなら、これで十分だと思うし、とくべつヒネた裏の裏をかいたような議論が出てこないのは当然の判断だ(むしろ具体的な改善策をいくつか説明してるあたりは肝が据わっている)。田中角栄とか金丸とかの側にいたわりには、中曽根ばりに押しが強く独断的でない彼のスタンスはむしろストイックだと思う。司馬遼太郎とか塩野七生をあらためて推薦する辺りなんか、政治に興味のある中高生みたいでかなり一般人に近い政治観を維持している証拠だと思う。圧倒的な存在ではないけど、確実に現状維持と改革を小出しに行える良質な政治家だと思う。 この人には何も時代は変えられないとか、調子のいいことばかり言っているとか言われがちだが、こういうトータルに物を見れる(本人の言うところの形だけの)野党党首の存在には少し感謝したい。少なくとも他の政治家の様にスキャンダルをついて政権をいびる程度にはおさまってない。
24 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 3.0 こういう本を書いている場合ではない。, 2007/5/13 By ひざ小僧 (北海道札幌市) - レビューをすべて見る ざっと読んでみたが、短いエッセーを書いている場合ではない。
1993年に出した『日本改造計画』の視点からどう変り、どこを変えていないのか。 トータルな大著を出すべきだ。このままでは、『美しい国』と50歩100歩だ。
38 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 この本を読むと、あなたの小沢一郎観が変わります。, 2006/12/12 By 大西 博之 (神奈川県川崎市麻生区) - レビューをすべて見る 私が小沢一郎に興味を持ったのは、自民党時代です。自民党を離党し、期待していたのでが、
党を解散、新党の結成を繰り返しを見、又マスコミの報道を見ていると、「剛腕」等悪い イメージをもった。 しかし、本書を読むと、小沢一郎は、志を持ったすばらしい政治家であると感じた。 2006年4月の民主党代表選で「まず私自身が変わらなければなりません」と語った。 今後いい方向に変わるのを期待します。
88 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 1.0 民主党, 2006/12/7 By 富士 - レビューをすべて見る 民主党の基本政策などを読むと、とにかく日本国を崩壊させたいということはよくわかる。 マスコミは常に味方なのだから、国民をいかにうまくだませるかが政権奪取のカギだな。
31 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 3.0 少々期待はずれ, 2006/12/7 By けぽー (東京都) - レビューをすべて見る 期待が大きかったので、ちょっと肩透かしを食らった感じです。
また、僕はそう思う、〜と僕は思う、といった文体は、力強さに欠けます。 〜だ。〜である。と言い切ってもらったほうが、より、伝わりやすいのでは ないでしょうか。僕はそう思う。
36 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 4.0 信念が伝わってきます。, 2006/12/2 By あきらくん - レビューをすべて見る 比較的若い人たち向けに、自らの考えていること、特に若い世代に対する希望を中心に書かれている。代表的なキーワードは、政治家、官僚、選挙、外交、教育など。
著者は歴史が好きだそうで、たびたび昔の歴史的場面や状況などと現在を比較して語っており、興味深い。内容的には難しく深いことは無く、ポイントとなる信念的なところが分かりやすく書かれている。
57 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 2.0 内容が薄い, 2006/10/27 By 浪速のスライサー "ぐっちゃん" (神奈川県) - レビューをすべて見る 結構期待して買ったんですが正直期待外れです。余り分厚い内容には出来なかったんだと思いますが、総論が多く、具体的な検証が無いため突っ込みにくい。
農業改革の「市場価格との生産価格のギャップに補助金を...」と言う下りは、私の理解力の無さかも知れませんが、そんなことをしても農業は改革出来ないのでは?と思いました。 また、選挙の絡みで、「自分ほどどぶ板選挙をやってきた人間はいない」と豪語されていますが、政治家になった背景(二世議員)、現在のゼネコン囲い込みと批判される選挙スタイル等々考えると、ここまで言うのはこの人の驕りでは無いかと思います。 いずれにせよ小泉に不満がある事は分かりましたが、この人が総理になっても何も変わらないような気がします。かなり幻滅しました。 35 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 飾られていないから信用できる!, 2006/10/25 By kazupiro (東京都) - レビューをすべて見る この本には今の小沢一郎の気持ちがストレートに書かれてあり、安倍さんの「美しい国」には首相になってからの発言との矛盾が多い。日本が真の「美しい国」になるためには、嘘をつかない志を持った人間になる必要があると思います。「小沢主義」は誠実な日本を感じさせてくれます。
14 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 3.0 小泉批判は余計だったと思います, 2006/10/17 By くまくま (東京都) - レビューをすべて見る (TOP 500 REVIEWER) 読みやすい本を、という視点で書いたのならばそれは成功している。しかし逆にそれがうまく行き過ぎて、内容が薄いようにも感じられてしまう。それがあまりにももったいない。もう少し、細かい議論に踏み込んでも良かったと思う。もう少し国民を信じても大丈夫だと思います。 農業の自由化に関する農家への補助金問題や教育に対する責任の明確化など、いろいろと具体的な政策に踏み込んでいる。これを丸呑みできれば、素直に納得できる部分があるかもしれないが、懐疑的な目で見ると、裏づけとなる資料があるわけではないので、ふ〜ん、という感じで終わってしまう気がする。 本書の冒頭にある「どぶ板選挙」には、著者の信念を感じずにはいられない。何をおいてもこれが民主主義の原点だという考えには共感を覚える。やはり、議員は選挙民の代表でなければならないのだから。
31 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 1.0 表題だおれ, 2006/10/11 By TM (東京都) - レビューをすべて見る この本の対象が若者向けということを差し引いても、少なくともオザワ「イズム」は感じられない。表題だおれというべきか。 本書は、過去の振り返りと現状認識やマスコミや政権への批評に多くのページを割かれている。 加えて、引用している歴史上の人物や事件などどれもこれも一般人の認識を超えるものではない。 本書の帯紙に「自立せよ、日本人!」とあるが、過去と現状の批評の域を得ない本書の読後に見返すと空しく感じる。 「イズム」という点では、安倍総理の著書「美しい国へ」の方がまだイズムを感じられる。 若者に対しての先生的立場で書いたのかもしれないが、私が本書に求めたオザワイズムへの期待感が裏切られた失望感は大きい。
27 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 3.0 小沢氏の主張はぶれていないが、この考えで党内整合を図れるか?, 2006/10/8 By according to the conservative (山口県萩市) - レビューをすべて見る (TOP 100 REVIEWER) 二大政党の時代を実現したいという氏の主張は、自民党を割って 新政党を設立した当時からの一貫した主張している。また、氏の、外 交、教育、政治のリーダーの考え方も自民党時代からぶれていない。 但し、安全保障や自衛隊派兵などの国家の安全保障に関わる重大 な判断を、日本の意思が及ばない国連の安全保障理事会の決定に 委ねるという他力本願的な考えにはどうしても同調できない。 氏の一番の課題は、小沢氏や西村氏を始めとする保守系から菅 氏などの中道左派、赤松氏や横路氏などの社会党系左派までを真 の意味で党内を整合していけるかが大きな課題であろう。
18 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 3.0 可もなく不可もなく, 2006/10/2 By ヒュー (福井県) - レビューをすべて見る (TOP 50 REVIEWER) 本書は久しぶりに書き下ろした小沢主義の集大成であるが、オーソドックスで、平凡な内容に終始しているのが残念である。目新しい発見はない。 サプライズがないのが、実直で剛腕の小沢氏らしく感じるが、本書の期待度が大きかっただけに落胆も大きくなった。
29 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 小沢氏と安倍氏の比較の好機!, 2006/9/19 By 佐々木賢太郎 "賢ちゃん" (京都府) - レビューをすべて見る ・筆者の若い時代には、小沢氏は自民党の若手幹事長として豪腕を振るい、小沢詣の地方議員たちに大判振る舞いをしていたニュースばかりだった。 ・当時、彼は確か心臓の手術をヨーロッパ(英国?)でするとかで、新聞を賑わせていた。 ・その彼が自民党を出て新進党を作ってたが、上手く運営出来ず、その頃から、自ら進んで「表舞台」に出てこなかった。 ・その彼が、乞われたからと言って、民主党の党首になっている。 ・彼は「渡り歩く天才であるのか?」中高年世代には理解できない行動である。 ・民主党は本来「労働組合の党」であったはずなのに、自民党出身者が仕切っている。なんとも不思議な日本の政治事情である。 ・そんな中、ついに小沢氏が口を開いたのが本書である。確かに安倍氏の美しい国構想とは政治に世界で生きてきた「歴史が違う」と感じさせる。 ・小沢氏も年を取られたのであろうか、かっての「豪腕政治家像」が、本書では落ち着いた語り口に変化している。想像も出来ない姿である。kの姿には彼の「年輪」を感じる。 ・本書は安倍氏の本と同時期に発表されたことで比較されやすい。この機会にぜひとも「両氏を比較検証」しておくべきではないだろうか。
58 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 小沢氏のリーダーとしての成長を物語る, 2006/9/19 By 元祖パスカル (東京) - レビューをすべて見る 安倍氏の「美しい国へ」と読み比べると、この本の特色がさらに判る。 政治経験の浅い安倍氏には拉致問題ぐらいしかないのが苦しいが、小沢氏は政治家の基本姿勢、政治の最終目的などを永年の経験に基づいてじっくり論じている。 特に、安倍氏が官邸機能の拡充など官僚依存を強めているのに対して、小沢氏が持論の官僚依存体質からの脱却を訴えている点が注目される。
焦点の靖国問題で、安倍氏は「政経分離」と逃げるが、小沢氏は中国、韓国から「嘘つき」と呼ばれることがないように、「所信を堂々と述べる」外交の重要性を説く。 安倍氏には5月のこっそり参拝など国民に隠す傾向が目に付くだけに、考えさせられる。 イラク戦争でも、安倍氏は「大義」なきイラク戦争に小泉首相がいち早く協力したことなどに対して、「時代が大きく変化してきた」といった調子で言葉を濁すが、小沢氏は「アメリカのご機嫌を取っていれば大丈夫」といった「外交不在」を痛烈に批判する。 教育では、安倍氏はサッチャーの偏向教育是正や戦前の愛国心教育といった模倣に終始するが、小沢氏は、戦犯を例に挙げて戦前の愛国心教育の欺瞞性を批判し、「『お上意識』からの脱却」と自立を説く。 小沢氏のリーダーとしての成長を物語るのは、「変わらずに生き残るためには、みずから変わらなければならない」と映画のセリフを使って自己変革を宣言していることだ。 さらに、現在の政治の腐敗は日本人一人ひとりの志の低さが真の原因であると看破し、「我々一人ひとりが志を高く持ち、政治に対する意識を常に高く持ておくことが必要不可欠である」と主張するが、説得力がある。
70 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 すばらしい!, 2006/9/9 By エイサク - レビューをすべて見る 安倍ポン三が書いたゴミとはレベルが違う。もはや、多様な意見の坩堝ではなくなった自民党に政権担当能力はない!政権交替へ向け戦おうではないか!!
45 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 ぶっちゃけ、つまらないです。, 2006/9/9 By 鷹嶺 昊 (岩手県花巻市) - レビューをすべて見る 勿論、良い意味で「つまらない本」です。
僕は頑とした小沢支持者で小沢一郎が出演する番組やニュース・記事・ホームページ・民主党の毎週の記者会見など常に観ているのですが、この本はそれこそ小沢氏が自民党を離党してから知る僕から見た小沢一郎の主義主張を改めて書き連ねている。内容は小沢氏の著書・共著ともに全く変わらない。故に、僕のような小沢支持者が読んでも、彼の主張していることそのままなので、つまらないというわけ。 しかし、政治家の主義主張が都度コロコロ変わって良いものなのか。小沢一郎のようにその主義主張が終始変わらず、全くぶれることなく一貫し、事の本質を突き詰めようとしてる姿勢はどうして続くのか。小沢の壮大な思想の一端を識ることが出来る。 故に、この本は小沢一郎のことをよく知らない、あるいは小沢一郎に対するイメージがマイナスである人にまず、読んでもらいたい。 前書きでは「日本改造計画」の続編執筆の合間に書き下ろしたとのこと。いつか世に出る畢生の作「続・日本改造計画」が楽しみになる一冊であります。
80 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 5.0 小沢一郎氏の政治理念の基礎, 2006/9/3 By 社長 (神奈川県) - レビューをすべて見る
小泉政治はやはり賛否両論ある ここでそれを論じるつもりはないが、小泉現首相がもっとも批判されて然るべきなのはその言行不一致ぶりにあるように思う 小沢一郎氏は現在までに首相を経験したわけではないから手放しで彼を支持するのは早計であると私は考えるが、しかしその言行一致を貫こうとする姿勢は最大限評価して良いと私は思う この書では「日本改造計画」にみられるような具体的なビジョンが述べられているわけではないが、小沢一郎という政治家の基本姿勢、政治家とはかくあるべきか、政治とはなにか、そして政治の最終目的とはなんであるかといった本質が十分述べられており、本書冒頭に述べられている氏の次回作になるであろう「新・改造計画」に大いに期待を抱かせる ものである 氏も述べられているように日本人の政治意識の低さは如何ともしがたい 現在の政治の腐敗は我々日本人一人ひとりの志の低さが真の原因であり 逆にいえば我々一人ひとりが志を高く持ち、政治に対する意識を常に高く持ておくことが必要不可欠である そのためにまず誰もができることから つまり”選挙に行くこと”、如何であろうか!? 21 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 4.0 簡潔な政治論, 2006/9/1 By タカ - レビューをすべて見る 日本改造計画以来の小沢一郎氏の書き下ろしの著書である。 現在、新日本改造計画を執筆中と聞くが、小沢氏はここ半年で立て続けに本をリリースし、これで3冊目である。 この本は小沢氏の基本的な所見や政治論を綴ったものだが、いかんせん、ページ数、文字数共に少ないために表面的な総論を述べるに留まり、具体論に至っていない。 まあそのあたりは新日本改造計画に譲ると言う事なのだろう。 安倍晋三氏の出馬表明の日にわざわざリリース日をぶつけてきたあたり、ストラテジックな小沢氏らしいが、安倍氏の近著である美しい国へと同時並行で読めば、なかなか面白いと思う。
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