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昨年の大久保秘書逮捕以来の動きを思い出すと、鳩山・小沢さんのコンビは、完全に地検とマスコミをはめたんじゃないかなあ。一昨日の政治資金に関する小沢さんの発言。
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また、ご承知のように、私の東京の後援会の事務所、盛岡の事務所などは、強制捜査の対象となっておりまして、すべての書類等々が押収されております。
小沢氏「意図的に法律に反する行為していない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100112-OYT1T01149.htm
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で、昨日の愛知県連パーティーでの小沢さんの「最後になりますけども、わたくしごとで若干、おわびをしたいと思います。昨年の春に、突然の、私ども予想もしなかった事態になって、私の政治団体のことで皆さんに大変ご迷惑をかけました。しかし、私どもは、決して! このような問題で、法に触れるようなことを致したつもりはありません。そのことは国民の皆さんも、私は本当に理解していることと思います」というコメント。また、小沢の事務所などに対する地検特捜部による一斉捜索を受けての鳩山さんの「検察が判断してそういう行動に出た。私からコメントする立場にない」というコメント。
でもさあ、大久保さん逮捕の件に関して、去年の3月28日鳩山さん自分のブログでこんなことを書いていたんだよね。
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【 鳩山由紀夫のメッセージ 】
みなさん、こんにちは。
小沢代表の大久保秘書が政治資金規正法の虚偽記載容疑で起訴されました。
そのことが検察によって伝えられた24日の夕刻、小沢代表は緊急招集した役
員会と常任幹事会で次のような説明を行ないました。
大久保秘書の逮捕から三週間、自分自身が大きな罪を犯したかのような報道
がなされている。しかし、自分は決してそんな行為を行なっていない。皮肉な
ことにそのことは容疑が大久保秘書に対する虚偽記載による起訴しか出てこな
かったことで明らかになった。この間、ご心配をかけたことを心からお詫びし
たい。起訴も政治資金規正法に関する認識の差で、私は今でも彼が法令違反を
したとは思っていない。自分は代表の座に恋々とするつもりはない。しかし、
官僚主権を打破するために、今ここで検察官僚に屈するわけにはいかないと思
い、続けて職務を行ないたいと思うが、その判断は皆さんに身を委ねたい。
この発言を受けて、民主党は役員会及び常任幹事会で意見を求め、小沢代表
続投を機関として決定し、27日に全議員にも了解を得たところです。小沢続
投に関しては、皆さんはきっと厳しいご意見をお持ちではないかと思います。
確かに、企業側から代表への献金額が大きいですし、常識的に、逮捕・起訴と
聞けば、何か悪いことを行なったに違いないと考えるほうが自然です。民主党
のリスクマネジメントとしても、政権交代のためには、マイナス要因は早く減
らしたほうがよいと考えるのも自然です。多分小沢代表自身も、辞めたほうが
ずっと簡単だと思ったに違いありません。
それにもかかわらず、私たちが小沢代表続投を決めたのは、田原総一朗さん
が「検察の大敗北」と述べた程度の容疑であること、しかも、無罪になる可能
性がかなり高いこと、したがって、もし小沢代表が続投を希望するならば、辞
任を求めるべきではないからです。さらには、霞ヶ関解体には霞ヶ関を知り尽
くした小沢一郎という人物が欠かせないことです。民主党は単に政権交代が目
標ではありません。政権交代をしてからが勝負なのです。
ところで、NHKなどが大久保氏の起訴直後から、彼が政治資金規正法違反
にかかわる起訴事実について、その大筋を認めているなどの報道がなされてい
ますが、それは事実と全く異なります。無実だと信じている人間が容疑を認め
るなどありえないことです。このような誤解に基づく報道がなされることで、
国民の皆さんがかたよった判断に傾くことは容易に推察されます。それは大変
に迷惑です。検察官僚の度重なるリークによる情報操作に安易に協力すること
といい、報道機関は公平公正な立場から、客観的な報道を行なって頂かなけれ
ば困ります。
また、政治資金収支報告書には寄付行為をした人の名前を書くことが義務付
けられていて、その人が誰か他の者、例えば西松建設が出した資金によって寄
付していたとしても、そのことの記載は不要なのです。即ち、西松建設が資金
の拠出者であることを小沢事務所側が認識していたとしても、それだけでは違
反とはならないのです。小沢事務所側が西松建設からの資金であることを認識
していたか否かが犯罪を構成するか否かであるかのように盛んに報道されてい
ますが、それは問題ではないのです。さらに言えば、西松側の二つの政治団体
があたかもダミーで、実態のない団体の如くに書かれていますが、事務所もあ
り人もいる団体で、ダミーではないのです。このように、極めて意図的な検察
官僚の報道が国民の意識を誘導している可能性が高く、小沢代表側を不利に追
い込んでいるのは紛れもない事実です。私たちはこのような不条理とも戦わね
ばなりません。重い十字架を背負った戦いになりました。
衆議院議員 民主党幹事長 鳩山由紀夫メールマガジン
http://archive.mag2.com/0000074979/20090328014431000.html
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どう見ても、今回の件は、地検とマスコミを誘導したってことじゃないかなあ。確信犯にしか見えないよね。さらに、地検とマスコミに戦いを挑んでいるばかりでなく、国民に問いかけている。
「自公に隠れたこれまでの官僚政治と私たち政党政治のどちらをとるか、判断してください。」
で、自分たちの活動とか世論調査を見て、この問いかけをしてもいい時期になった、と彼らは状況判断したんじゃなかろうか。
あくまで俺個人の「憶測」ですが、マスコミの流す「憶測」よりもよっぽど信頼性が高いんじゃないか、なんて自惚れております(笑)。
「憶測」に「説明」をすることは適切か?
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2010/01/13/4809902