03. 2014年2月26日 14:32:36
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続−伝説の特捜エ−ス検事の告発本 http://warabij.ti-da.net/c161226.html 元特捜検事の田中森一さんは、バブル(宝島社)の第5章[怨念捜査](187~189頁)で (転載開始)
夏原(聞き手) 「ところで、世間では「国策捜査」は悪だといったような話がありますが、そもそも検察庁というのは役所ですから、当然国策で動くこともありませんか?」 田中 「そうだと思うよ。定義にもよるけど、特に特捜部の捜査というのは、基本的に国策捜査だわね。それはそれでいいんだと思う。別に国策捜査が批判される必要はない。ただ、極端な不公平、不平等であっちゃいかんわね。同じ事件で似たような罪を犯してるのに、一方はやって一方はやらないというんじゃね。 もっとも、そんなことが表に出れば、不公平、不平等だといって批判されるから、仮に国策捜査をやったとしても、世間がおもうほど無茶苦茶なことはやらないんじゃない? それよりも問題なのは、わかっていても捜査をやらない“不作為の国策捜査”。誰の批判の目にもさらされないから、そっちのほうが被害はもっと大きいと思うよ。 たとえば、ワシが検事をやめる前にやった事件で言えば、福岡県苅田町の汚職事件。住民から集めた税金が、町のカネにならずに裏金としてプ−ルされる。こんな馬鹿な話ある?町のために使われることもあるけど、飲み食いにも、町長が選挙に出るときの公認料にも使われる。 夏原 「そのカネから5000万円が、当時の安部派の重鎮だった森喜朗にも渡っていたという話でしたよね。重大な証言をした町の出納長からも調書を取って、逮捕直前というところで、検察上層部の「天の声」によって、事件はあっけなく潰されたという。 田中 「ああいうかたちで、税金を裏金にしている自治体は、なにも苅田町だけじゃないと思うよ。苅田町だけが、そんな特異なことをしないと思うわ。当時は全国に三千数百の市町村があったけど、苅田町だけがそんなことをしているとは思えないじゃない。 そうすると、この事件をやらなかったことによって、他の不正も発掘されずに眠ったままになったと考えるのが、自然じゃない?これは、国民にとって大変なことなんじゃない? 苅田町の事件(1億1千万円の裏金)をちゃんとやってごらんよ。他の市町村でも、そういう不公正をやっていれば表に出てくる。 しかし、苅田町(北九州市)の事件を潰すことによって、他も出ない----被害は大きいわね。外交官の佐藤優がパクられたような、ああいうやらんでいい事件は、後で批判されるじゃない?批判されて、検察も反省の材料にするけど、苅田町の事件のように表に出ない事件には、批判する人がいないんじゃない? だから、ワシは国策捜査はあって然るべきと思うけど、しない国策捜査、隠してしまう、潰してしまう不作為の国策捜査のほうが問題の根は深いし、国民にとってはもっと被害が甚大だと思う。」 しない国策捜査、潰してしまう不作為の国策捜査
しない国策捜査、隠してしまう、潰してしまう不作為の国策捜査が、「わらびジャ−ナル」で展開している、国策(=国家機密)としての72年本土復帰のときから続く国家機密としての「公印偽造による裏金づくり」と、その不正を糾弾した市民オンブズマン豊里の社会的抹殺を仕掛けた「違反建築物強制事件」だと考えています 潰してしまう国策捜査の象徴が、元宜野湾市長伊波洋一、前宜野湾市長安里猛が絡んだ、庁舎内のコンピュタ−システムの入れ替えによる契約金額25億8千8百万円からネコババした1億5千3百万円の税金泥棒でした。平成22年8月27日、那覇地検へ刑事告訴しましたが、1年後握り潰されています。 (転載終了) |