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2010年1月12日の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」での山口一臣氏・大竹まこと氏の話を一部書き起こしました。音声は下記URLでダウンロードすることができます。当該個所は10:30あたりからです。
大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹紳士交遊録」【1月12日山口一臣(週刊朝日編集長)】
http://www.joqr.net/blog/shinshi/index.xml
http://www.joqr.co.jp/podcast_qr/shinshi/shinshi100112.mp3
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山口:僕は結局これは何なんだろうと考えたんですよ。何なんだろうと。これはつまり、犯罪捜査だと考えるから今みたいな疑問がいっぱい出てくるんで、これは権力闘争なんです。霞が関と、小沢さんというか民主党というか今の政権の、最終的な権力闘争をやっているんだなと思うんですね、検察がね。つまり、おそらく検察はどんなに頑張っても、小沢さんをこの本件で、別の全然違う話があれば別ですけれども、本件で逮捕したり、身柄を拘束したり、処罰したりすることはできないんです。でもそれはとっくに検察は気が付いているんです。だから、こういう悪意の情報というか、小沢さんはなんか怪しげだというね、「貯金があるのに借金しておかしいじゃないか!」みたいな情報を散々流して。
大竹:ということは、これは小沢自身ということよりも、民主党という意味合いも強くなるね。
山口:そうですね。政権ですね。色々と取材をしてみてわかってきたんですが、やっぱりいま霞が関というか特に検察なんかはそうなんですが、人事に手を突っ込まれるんじゃないかというもの凄い恐怖心があるんですよ。これも先々週くらいかな、仙谷さんのところで「事務次官制度を廃止するんだ」と。これは霞が関の人にとっては、驚天動地の危険思想も甚だしいことなんですよ。
大竹:事務次官は官僚のトップの座だもんね。それが関与できなくなるという話だよね。
山口:というか要するに事務次官の存在を無くすると言っているわけですから、これはとんでもないことなんですね、役人からしたらね。検察に関して言うと、言われているのは「検事総長というのは選挙で選んだらどうか」というような提案をする議員もいたりするんですよ。それは霞が関の人たちにとっては、どんな手段を使っても、この政権に揺さぶりをかけるとか、その危険思想の根本というのは小沢さんとか幹部なわけですから、幹部にダメージを与えたいという闘争じゃないかなと私は睨んでいて、もしそうだとしたら、ちょっと酷過ぎるなと思いますよね。
大竹:俺たちの知っている範囲では、「この捜査は自民党には及ばない」と言った人がいるけれども、その権力の話ということなんだね。
山口:そうです。それでつながってますね。自民党はそこは多分、霞が関とうまくやって来たんだと思います。今の政権というのは霞が関とガチンコしようとしているんじゃないか、というふうに霞が関から見られている。特に検察からすると、「こんな危険な人たちは放っておけない」ということなんじゃないでしょうかね。
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[関連]
週刊朝日 2010年1月22日号 「小沢VS検察 最終戦争」
http://publications.asahi.com/syukan/nakazuri/image/20100122.jpg
週刊朝日 今週の読みどころ
http://www.wa-dan.com/
世に倦む日日:戦前型警察国家の謀略官僚人脈 - 漆間巌、大林宏、田母神俊雄
http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/1076.html
民主党政権で外務省が恐れる「大使人事」への介入 10月19日(月) フォーサイト10月号 NEWS PROBE
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091019-00000303-fsight-pol
文化放送 大竹まこと ゴールデンラジオ!
http://www.joqr.co.jp/golden/