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オザワ訪米をキャンベル国務次官補が要望
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/378.html
投稿者 まりお 日時 2010 年 1 月 12 日 14:35:39: igp8wnzHgZSDs
 

【記事転載元・永田町異聞:http://ameblo.jp/aratakyo/


オザワは予想以上に手ごわいと思ったのかどうか、米国のキャンベル国務次官補が、小沢一郎幹事長の訪米を望んでいるそうだ。

時事通信の記者に語ったようだが、本気だとすれば興味深い。

先日のジョセフ・ナイ論文 でもうかがえるように、対日圧力の逆効果を心配する空気が米政府内にも漂い始めたのではないか。

ここで、小沢がその誘いに乗るか、それとも今しばらく動かないでいるか。考えどころとなるだろうし、我々にすれば見どころとなる。

キャンベル、もしくは米国務省首脳の心理を、筆者なりにあれこれ考えてみた。

フテンマ問題で日本の新しい政権を脅し、自公時代同様の従属を誓わせようとしたが、首尾よくいかない。COP15での日米首脳会談を求める日本を袖にしたが、宇宙人宰相はさほど慌てる素振りもない。

それどころか、民主党の総大将、オザワは、大訪中団を率いて胡錦濤と会い、米国の機嫌をそこねても平然としている。

米国一辺倒の従順な日本ではないことに、超大国の威信を傷つけられたと感じる勢力が日本メディアや自民党議員らとともに騒ぎ始めた。

日本外務省の親米派「アメリカンスクール」と気脈を通じ、日米の外交・防衛政策をリードしてきた「安保マフィア」といわれる連中だ。

日米同盟の守護神とさえいわれたリチャード・アーミテージや、ブッシュ・小泉の蜜月を支えたマイケル・グリーンは、わざわざ来日して、自民党とともにハトヤマ批判を繰り広げた。

こうした米政府、議会、シンクタンクの知日派たちの感情的な反発は、マスメディアによって「日米同盟の危機」という大げさな表現で日本国内に流布された。

藤崎一郎駐米大使のように、わざわざワシントン駐在の日本人記者を集めて「危機」を演出する日本の外交官も現れて、鳩山外交への批判は度が過ぎるほどになった。

ところが、ここから、微妙に米側の姿勢が軟化し始める。

とどまるところを知らない日本の横並び報道合戦。その過剰によって、ようやく米政府が冷静さを取り戻したのである。

政権交代を選んだ日本国民の対米感情が悪化すれば、ほんとうに日米同盟が危うくなる。それはむしろ、米国の損失ではないのか。

そういう声が、保守派の強硬な言説に取って代わって強まりだしたのかもしれない。

日本にとって、これまで通りの米国追随が安易な外交政策とすれば、態度を保留するというのは、むしろ積極策だ。その我慢強い「沈黙」の効果が、ここにきて出始めているとはいえないだろうか。

米国は日本との良好な関係の再確認をすべきときがきたと思っているはずだ。

ここまでくれば、ほぼ小沢の計略通りとみることもできる。「ジラシ」の心理的効果を読めない政治家ではないだろう。

世界、少なくとも米中は政権交代前から「小沢シフト」になっていたことを思い起こしていただきたい。

オバマ大統領が誕生して間もない昨年2月16日、クリントン国務長官が来日した。表向き、麻生首相との会談が主要目的のように見せかけていたが、来日前に周到にセッティングされていたのが小沢との会談だった。

米側から小沢に申し入れて実現したものであることがポイントだ。米国にすり寄ろうとせず、相手からのアプローチを待つ。それが小沢の手法だ。

中国も同じような行動をとった。そのわずか3日後の2月19日に来日した王家瑞は、まず小沢との会談日程を決めたあとで、自公両党との協議の段取りを調整したといわれる。

日米中の三角関係を「恋の鞘当て」のように考えるのもいささか気が引けるが、ともすれば中国重視に傾きがちな米国を日本に振り向かせるために、日本も中国重視の姿勢を見せつけることは、必ずしも日米関係にとってマイナスではない。

小沢が大訪中団を率いて胡錦濤と会ったのは、その意味で一定の効果があったのではないか。

一時的に、米側に日本に対する疑念が生まれたとしても、結果的にはお互い日米同盟の重要性を再確認するチャンスになるはずだ。安全パイと思われているからパッシングされる。

「日本は米国にきちんと自分の主張をしなければならない」という人物が与党の中心にどかっと座っていることは、米側にとって侮れない要素となっているに違いない。  

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コメント
 
01. 2010年1月12日 14:54:24
日米関係はメディアを介してどうこうするようなものではないとか、政権交代間もない頃に言ってましたよね。

しかし、写真選びのセンスが産経並みですな。


02. 2010年1月12日 15:17:53
やなこった。
泥船に呼びつけられてもね。米国に
”そっちから、こいや”って言って欲しいな

03. 2010年1月12日 15:28:13
寧ろ、米国政府が本気で中東方面の「対テロ戦争&不安定の弧」拡大に向け、東北アジアでは安定策に乗り出した、と見る事も出来るよ。
ネット右翼的には、北朝鮮と日本が米国にとって同列に論じられる、そんな見方にまたまた火病るんだろうけど。
しかし、米国の立場から見れば、そういう事だ。
「普天間だ、辺野古だ、思いやり予算だ」と言った欲深い米国防総省の小金稼ぎより、重要視する事と言えば、それだろう。

04. 2010年1月12日 16:56:40
03相対的に物を見る姿勢賛同。次のステップ準備完了ってとこかな。

05. 2010年1月12日 17:50:35
しかし、今の時点でのアメリカ行きは、危機管理の観点から、よく考えたほうがいいですよ。

基本的にアメリカは何でもありだから。


06. 2010年1月12日 17:58:02

搭乗機墜落。
犯人はアルカイダ(=CIA)と報道
直接のミサイル発射指示は●曽根・●泉・ケケ●

07. 2010年1月12日 18:53:49
恐らくは、小沢氏の日頃の言動から推察するに、「自分の役割は党務であり、外交問題で公式に発言する立場にない」と、訪米の要請は断るのではないかと思います。

呼びつけられた挙句、ヘタに言質を取られてもまずいし、既に夏の選挙の準備で忙しいはずですからね。「来いよ」って言われても迷惑なだけでしょう。

みなさんはどう思います?


08. 2010年1月12日 19:22:53
02そのとおりでんな。
日曜日の老いさらばえたキンシンジャーと日高の対談番組を見れば、キッシンジャーともども米国の衰退が明白なのだ。お得意の「リンケージ理論」も展開せず、日高が誘い水をかけてもやらない。そして、しびれをきらした日高が半ば「ドッキリ−ぶしつけ質問」、「中国や日本に莫大な借金をしているが返す気はアメリカにあるのか」と問えば「返さなきゃなんないとは思うが」と締まりがない。本当に借金取りが着たら「惚けた振りして、そんな借金あったっけ」か。
ナイがお得意のゲーム理論でやってみれば、ゲームする基本的情勢の激変、プレイヤーの立場の劇的転換となり、あんな「おとなしい結論」になるのであろう。ニクソン−レーガンがキッシンジャーと「リンケージ理論」でソ連首脳部を脅し、賺ししたのとは大きな違い。
ドルを軸とする米金融資本の世界支配で莫大な富を吸い上げ、世界中の科学者、技術者を吸い上げて「特許権の独占」で工業社会を支配する。そして、その富で世界一の消費社会を築き上げてきたアメリカが没落し始めたということだ。その象徴がもはや「ものづくりが出来なくなったこと」を証明するかのようなGMの破綻だ。
日本の経団連が「英国病」ならぬ「米国病」の後追いをアウトソーシングの脅かしで日本国民に迫っているのが滑稽だ。そんなことを許してたまるものかというところだ。
小沢の一ちゃんも優れた政治家の習性から、こんなことは重々承知のことであろう。本当に「向こうから来い」だ。
それに比して岡田の堅物は頭が固い。「暗愚のクリントン」とどんな「外相会談」をして、その結果をどう表明するかがみもの。キッシンジャーがかの周恩来との機密会談の積み上げの過程で押し捲られていたのは機密会談碌から明白。「普天間も公開の場ではなく」とお得意の秘密外交を展開するように見えて、その裏は、「アメリカの顔を立ててくれ」ということに他ならないのだ。アメリカの一捻りで潰されそうな北朝鮮の金正日が「存在論的抑止」でアメリカを自分のリングにあげてしまったように、したたかな交渉−交渉力を見習うべきだ。

09. 2010年1月12日 20:55:34
愚かで傲慢なアメリカ人。日本国政権党幹事長の靴を磨きたいなら、てめえから来やがれ。

10. 2010年1月13日 16:24:21
小泉のように腰をクネクネさせて踊ってみせ媚びることはないだろう(プッ

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