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(回答先: 収支報告書への4億円記載は織り込み済み。マスメディアはそれとは別の4億円が未記載と報道 投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 1 月 11 日 18:15:20)
資金の流れは下記のスレでほぼ解明されているのではないか。
小沢一郎の「陸山会」の資金収支報告書を分析してみた(バックパッカー会計士補の『日々雑感』1.11)【会計のプロの見立て】
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/324.html
投稿者 南青山 日時 2010 年 1 月 11 日 11:49:03: ahR4ulk6JJ6HU
ポイントの個所を紹介すると、下記の通りだ。
(引用)
あくまで僕の勝手な仮説ですが、資金収支報告書が虚偽でない限り、以下のような流れを読み取る事が出来ます。
1)平成16年以前から秘書宿舎の取得のため動いていた。それに向けて他の小沢氏関連の団体から資金があてがわれていた。
2)しかし候補物件はいずれも高額で、かつ総選挙の資金がかさんだ関係で足が出てしまい、見つけられずにいた。
3)そこでやむを得ず、平成16年に小沢名義で銀行より4億円を借入れた。(陸山会は法人ではないので、代表者である小沢氏の名義によらざるを得ない)
4)平成17年に土地購入代金342百万円及び宿舎の建設費用23百万円を支払い、「事務所費(経常経費)」として処理した。
5)更に返済原資として、同年に小沢氏関連の団体から3億円、更に翌年に1億円を捻出した(これの元が小沢氏個人の相続遺産?)
6)上記の寄付金を用いて、平成17・18年に2億円ずつ返済した。(選挙に関係が〜と前述したけど、仮に「政治活動費」として処理されていたなら、金額もぴったり一致します)
・・・・・・・・・
要するに、早い話が小沢氏が自分のポケットマネーで買った3億4千万円の土地を陸山会に贈与したと考えるのが自然ってことではないでしょうか。
(引用終わり)
4億円は政治資金収支報告書のように処理され、さらに出所不明といわれている4億円は「小沢氏が自分のポケットマネーで買った3億4千万円の土地を陸山会に贈与した」分に該当するということだ。
そのポケットマネーの原資はどこかという話に移っているようだが、それを明らかにするかどうかは、小沢が決めることであり、必ずオープンにしなければならないというものではないだろう(法的にも道義的にも問題ない)。
もし、その金に疑惑があるというなら、地検やマスゴミはきちんと証拠を提示しなければならないのではないか(もちろん利害の反する一方の証言だけではダメ)。
ところで、この8億円という話は突然出てきたのではないか。
そもそもは「小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」(東京都港区)が、04年に支出した都内の土地の購入代金約3億4千万円を同年分の政治資金収支報告書には記載せず」というのが問題ではなかったのか?
明らかに、最初に問題にされていたのは、4億円の記載漏れだった。それが、記載があったとリークされると、突然、収支報告書に記載のあった4億円以外の、出所不明の4億円という記事になった。記載があったというリーク以前は、すべて、不記載で立件という報道ではなかった。
そのことを明らかにしておくために、朝日の記事の流れを採録しておく。
まずは昨年の10月15日のこと。
(引用)
小沢氏の資金管理団体が不明朗処理 04年の土地購入で
朝日新聞、2009年10月15日15時2分
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200910150248.html
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」(東京都港区)が、04年に支出した都内の土地の購入代金約3億4千万円を同年分の政治資金収支報告書には記載せず、05年分の支出として計上する不明朗な処理をしていたことが分かった。同会は「04年10月に代金の決済をした。借入金を購入代金に充てた」と説明し、事実関係の詳細については「調査中」としている。
(引用終わり)
朝日の記事は、以下の12月27日の分でも、まだ4億円の未記載を問題にしている(ポイントは以下の個所「政治資金収支報告書には記載せず、05年分の支出として計上する不明朗な処理をしていた」)。
(引用)
小沢氏団体に原資不明の4億円 収支報告書に不記載
朝日新聞、2009年12月27日3時9分
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY200912260419.html
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地をめぐる問題で、原資が不明な約4億円が、他の関連政治団体を経由して陸山会に集められ、土地代金に充てられた可能性があることが、関係者の話でわかった。東京地検特捜部も、この資金の流れを把握している模様だ。
この約4億円は陸山会の政治資金収支報告書の収入に記載されておらず、政治資金規正法に抵触する恐れがある。この不明朗な資金の解明が今後の焦点になりそうだ。
(引用終わり)
ここでのポイントは「、原資が不明な約4億円が、他の関連政治団体を経由して陸山会に集められ、土地代金に充てられた可能性がある」という個所。
さらに、朝日の1月5日の記事「4億円不記載、大久保秘書を任意聴取 東京地検」(http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY201001050231.html?ref=reca)でも8億円の金の流れではなく、あくまで4億円の収支報告書不記載が問題になっている(「小沢氏の資金約4億円を複数の口座を経由して陸山会に集約させて東京都内の宅地を約3億4千万円で購入したが、収支報告書には約4億円を収入として記載しなかったとされる。」)。
ちなみに、「バックパッカー会計士補の『日々雑感』」のブログ記事はこの時点で検証したものだろう。
そして、ネットで4億円の記載はあったとリークされると、1月11日の記事で、突如小沢が陸山会に8億円貸し付け、そのうち4億円が不明分として問題とされている(1月11日の記事の図参照、12月27日の記事中の図と比べると、1月11日の記事の図は一段と複雑になっている)。
この不明分については、「バックパッカー会計士補の『日々雑感』」のブログ記事の論点で説明はつくされていると考える。