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http://www.janjannews.jp/archives/2232889.html
検察・大手マスコミと民主党政権の力関係に劇的な変化
2010年01月11日オムニバス 山崎康彦
1月10日日曜日のテレビ朝日「サンデープロジェク」の中で2004年度の官報に小沢一郎氏からの4億円の借入れの記載があったことが報道されました。
東京地検特捜部は小沢一郎民主党幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の収支報告書の「虚偽記載問題」で、大手マスコミに捜査情報を意図的にリークして、小沢一郎民主党幹事長への攻撃を加速させてきましたが、その根拠となる情報が実は嘘だったことが暴露されたのです。
サンプロに出演した民主党枝野幸男議員は、検察庁職員が捜査情報を漏洩している可能性があり、その場合は漏洩した職員の違法行為について処分が必要である、と言明しました。
大手マスコミは東京地検特捜部のリーク情報を元に「2004年度の収支報告書に4億円の借入れは記載されていない。小沢一郎民主党幹事長が世田谷の土地を購入した資金は企業からの裏金の疑いが濃厚である」と何の根拠もなく小沢一郎民主党幹事長を激しく攻撃してきたのです。
東京地検特捜部は小沢一郎民主党幹事長に任意の事情聴取さえも要請しましたがその根拠が崩れたのです。
しかもこの事実を民主党攻撃で悪名高い田原総一朗氏の「サンデープロジェク」の中で報道したのには驚きました。
このことはいったい何を表しているのか?
私は検察・大手マスコミと民主党政権の力関係がここへ来て劇的に変化してきたことをあらわしていると思います。
鳩山民主党政権は政権交代以降今日までの4ヶ月間、戦後60年以上にわたり日本の政治・経済・社会を独裁的に支配してきた自民党政治の「負の遺産」の処理に悪戦苦闘してきました。その作業は一度もしゅんせつをせず川底にたまった何十メーターの厚さのヘドロを短期間に処理するようなものでした。
鳩山政権は補正予算の組み換えや来年度予算の策定や成長戦略の策定を終え1月18日召集の通常国会を前にして、ようやく検察・大手マスコミによる民主党攻撃に真正面から対峙できる体制ができたのです。
東京地検特捜部は、政権交代以前から大手マスコミを使って鳩山首相と小沢幹事長を狙った民主党攻撃を猛烈に展開してきました。彼らの背後には、当然ながら自民党独裁政治でさまざまな利権と特権を享受してきたいくつかの「利権集団」がいることは明白です。
彼らは民主党政権が本格政権になる前にトップ二人のスキャンダルをでっち上げた上で世論操作し政権崩壊を誘導して再び失った特権と利権を取り戻したいのです。
この利権集団は、経済学者植草一秀氏が呼ぶところの「政・官・財・電・外の悪徳のペンタゴン」なのです。
1) 旧自公政権の特権政治家たち (政治家)
2) 官僚特権を手放したくない官僚たち (官僚)
3) 「小泉・竹中構造改革」の強行で巨額の利益を溜め込んだ経団連大手資本家たち (財界)
4) マスメディアの独占支配で巨額の利権を手にした大手マスコミと電通 (電波)
5) 日本を米国の植民地にして搾取を続けたい米国支配層とCIA(外国)
これら「5大利権集団」が仕掛ける民主党攻撃はここに来てことごとく失敗することになるでしょう。逆に彼らが追求される番になるでしょう。
鳩山民主党政権は直ちに「小泉・竹中構造改革真相究明委員会」を設置して「構造改革」の美名の下で日本国民の資産・財産を米国に差出しおこぼれを山分けしてきた小泉純一郎や竹中平蔵をはじめとする「5大利権集団」のすべての責任者を探し出し彼らの犯罪と責任を追及すべきなのです。
参考記事
「サンプロ小沢氏団体4億円不記載虚偽報道公開」植草一秀氏 2010年1月10日
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-5858.html
<関連記事>「植草一秀の『知られざる真実』」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-5858.html
2010年1月10日 (日)
サンプロ小沢氏団体4億円不記載虚偽報道公開
1月10日放送のテレビ朝日番組「サンデープロジェクト」で、2004年度の官報に小沢一郎民主党幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の収支報告書に小澤一郎氏からの4億円の借入れの記載があったことが報道された。
マスメディアは「不記載」だとして小沢幹事長サイドを激しく攻撃してきた。
番組に出演した枝野幸男氏は、検察庁職員が捜査情報を漏洩している可能性に言及し、その場合には漏洩した職員の違法行為について処分が必要であることを明言した。
マスメディア各社は「不記載」と報道してきたことに対する責任を明らかにする必要がある。メディアこそ「説明責任」を果たすことが求められる。
この問題については、「カナダde日本語」様、「晴天とら日和」様、「地獄への階段」様、ほか、多くのブログが取り上げてきた。また、「神州の泉」様はマスメディア、検察の行動の異常さを的確に指摘されている。ネット媒体を通じて検察・マスメディアの暴走が白日の下に晒されることの意義は極めて大きい。
「悪徳ペンタゴン」と「主権者国民」の戦闘がいよいよ激化しつつある。「主権者国民」は2010年7月の最終決戦に必ず勝利を収めなくてはならない。