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以前に議論板で書いた文章ですが、議論板がその他になったことから改めて書き直し再度投稿します
日本の防衛が非核三原則の中で米国の核の傘で守られていることは何か不自然である。経済的・政治的にも先進国といいながら防衛力だけは米国に頼っている、日本はそんなに小さな国ではないはずだ。
ここらへんで対米一辺倒の日本外交から、政権が変わったことからも独自の道を歩むべきであると考える。
それには非核三原則を基本にもち、非核中立国の道を歩みだしてもいいのではないか。そこに必要なのは自国を自身の力で守るということから、外国部隊の駐留を無くすことを宣言し、唯一の被爆国である日本が世界に向かって反核を広めていく。
もし他の国が核で日本を脅かそうとしたならば、世界が非核中立国の日本を守ってくれることを信じて、非核中立国を宣言してはいかがなものであろうか。
他の国が日本の立場を守る意思がないと判断したときは、やむなく核武装をしていくしかない。しかし世界は第二次大戦でもわかるように、日本に核武装はさせないということでは一致するはずである。
他国からいきなり核で瞬時に攻撃されるはずは考えられない。相手国が脅しにかかってくるようであれば時間が掛かるはずである。その間日本がやむなく核を持つ時間もあるはずである。
そこにはアメリカにも組さない、中国・北朝鮮・ロシアにも組さない、日本独自の道を歩むべきであり、アフガニスタン等では両者の言い分を聞き戦闘を中止させるような行動が取れるのではないだろうか。
非核中立国とは現在スイスが採っている中立国の立場に、世界で唯一被爆国である日本独自の立場で核兵器を持たないという中立宣言である。
スイスが核兵器云々という話は絶対にありえないが、日本が北朝鮮等を控えて核兵器を持ちたいという欲望を少数の人たちが持っているのが今の日本にはある。その人たちのいうことは日米との間で摩擦を引き起こせばアメリカの武力(核)を背景とした抑止力に支障をきたす、つまり他国から攻めやすくなるという論調である。
現在の世界情勢として核兵器を持つということは、その核を利用した戦闘能力によって、外交的にやればやるぞという威圧に使え、そしてそれが戦争の抑止力になっているわけだといえる。日本はその核兵器を持たない、もしくは持てないために米国の核兵器の傘の下で日本の防衛が守られているような状態にすぎない。
それは他国からみればアメリカの核の傘で守られた武力を背景とした敵対国ともみえるだろう。しかしもし日本が非核中立国という立場を貫けば、日本を敵対国とはみなさないであろう。そのことによって他国間での戦闘を中止させるような行動が取れるはずだと考えるが。
日本が他国から攻められると、米国は考えているのだとしたら。それは北朝鮮なのか、中国なのか、そのために米国が日本を守っている?だったら日本はあっという間に核兵器の何発も作れるプルトニウムを持っているわけだから、核兵器を持って抑止力に使うのではなく、いつでも造れるぞという態度を抑止力に使うということができるはずだといえる。それが非核中立国として立場なのだといえる。