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新年から特捜部が派手に動いている。
鳩山に関しては、昨年中に秘書の在宅起訴、略式起訴、本人の上申書提出で一応けりをつけた形である。
あとは小沢問題に全力を注ぐという態勢に見える。
土地購入疑惑 ゼネコン一斉聴取 大久保被告「小沢氏指示で探す」 (産経ニュース 1/6)
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地をめぐる疑惑で、東京地検特捜部は5日、陸山会会計責任者だった小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=政治資金規正法違反罪で公判中=を任意で事情聴取した。
また、特捜部は同日、小沢氏の地元、岩手県奥州市で建設中の胆沢ダム工事に参入している大手ゼネコンや下請け業者の関係者からも一斉に任意聴取した。
東京地検、小沢氏に近く出頭要請 「陸山会」土地購入疑惑で聴取へ (産経ニュース 1/6)
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が平成16年に購入した土地をめぐる疑惑で、東京地検特捜部が小沢氏から任意で事情聴取する方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。近く聴取に応じるよう要請する。
小沢氏は疑惑に関する告発の対象になっていない。しかし、小沢氏が土地取引をめぐる陸山会と関連政治団体間の複雑な資金移動に関与した疑いが強いことから、疑惑の全容解明には小沢氏本人の事情聴取が不可欠と判断したもようだ。
産経のことだからどうせ検察からのリークを大げさに報じているのだろうが、それだけに検察の意図がよく分かる。
しかし、この検察の執念は誰の目にも異常なものに映るだろう。
実は、追いつめられているのは検察の方ではないのか?
昨年三月の小沢の公設第一秘書大久保隆則氏逮捕からの経緯
3月3日 逮捕
3月24日 起訴
5月26日 保釈
12月18日 初公判
保釈までの異常な長さ。
初公判までのモタモタ。
裁判はどうやら検察不利という受け止め方が多いらしい。
西松献金事件での小沢立件はあきらめたが、別な件で再び挑戦したものだろう。
もし検察がこの喧嘩に負けたら、どんな報復が待っているか。
小沢の力はどんどん強くなっている。
検察は最後の勝負に出たのかも知れない。
小沢の報復とはどんなものだろうか。
国家公安委員会委員長の中井洽は就任直後に”取り調べの可視化”を提唱している。
検察にもうれしい話ではない。
しかしそれだけで小沢が許してくれるだろうか。
もしかすると特捜部解体なんてこともあるかもしれない。
彼等にしてみれば、彼等なりの言い分はあるのだろう。
正義感とか責任感とか……。
特捜部解体などは驚天動地、絶対にあってはならないことだろう。
先輩諸氏に顔向けできない。
特捜部は東京・大阪・名古屋の三地方検察庁に置かれている。
そのうち東京地検特捜部が最大である。
総勢 検事40名・副検事2名・検察事務官90名
検察の中のエリート集団らしい。
ところでこの連中には仕事がない。
仕事は自分で探してくる。
検事の仕事は警察から送られてきた被疑者を取り調べ、起訴・不起訴等を判断し、裁判等に臨むことである。
警察の捜査の指揮・監督等も含まれる。
しかし、特捜にはそんな仕事は回ってこない。
何もしないでいるわけにもいかないので、何か事件らしきものを探してくる。
見つからなければでっち上げる?
自己の存在価値を誇示し続けることが彼等の最優先の仕事である。
ところで特捜部という組織は必要なのか。
検察には起訴独占という強権が与えられている。
特捜部は自分で事件を発掘し、逮捕し、取り調べを行い、起訴をする。
何でも出来る。
裁判で最終決着がつくまでには何年もかかる。
負けてもそのときの担当者は異動している。
だれも責任をとる必要はない。
こんな仕組みはまずいのではないか。
捜査・逮捕と起訴・公判維持は別の組織が担当するべきではないか。
特捜部をチェックするところはどこにもないのである。
政治家汚職、大型脱税、経済事件を独自に捜査するのが特捜部らしい。
しかし、こんなことは本来警察がやるべきことではないか。
特捜の機能を警察に移せば済むことでである。
税務署・国税庁などとの連携を充実させることも考えられる。
彼等は、「優秀な検事集団である特捜部にしか巨悪は摘発できない」などと思っているのだろうが、それは自惚れであり勘違いである。
警察にそれなりの組織を作り、訓練をすればどうということはない。
検察は、警察が摘発した事件を起訴すればよい。
それが本来の検察の仕事である。
そもそもの特捜部の始まり
1947年(昭和22年):隠退蔵物資事件を契機に、東京地検で特捜部の前身「隠匿退蔵物資事件捜査部」、通称「隠退蔵事件捜査部」が発足
なくてはならないというものではない。
むしろ害の方が大きい。
ところで検察が小沢に出頭要請をしたら?
当然小沢は拒否すべきである。
「なんでボクだけ」と言っていた小沢である。
納得いかなければ断固拒否すべきである。
それでも、「どうしても尋ねたいことがある」と言うのなら、そちらから出向いて来なさい。
そうしたら、質問に答えてやる。
場所は民主党本部幹事長室。
”小沢の逆襲→特捜解体”ということになれば検察も少しは目が覚めるだろう。
政権交代はまだ終わってない!