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2010/01/08(金)
[政治(民主党政権)] 財務官僚封じ! 菅新大臣を後押しする強力法案の威力
やりたい放題はもう通用しなくなる
辞任した藤井裕久財務相の後任人事は、菅直人副総理(63)の兼務――。
このニュースが報じられた瞬間、霞が関は騒然となったという。
「菅大臣は、かつて官僚が選ぶ『嫌いな政治家』ナンバーワンに選ばれたことがあるくらいで、閣僚の中でも際立って”脱官僚”を鮮明にしてきた。藤井前大臣とは全くタイプが違うので、正直、やりづらいですね」(財務省関係者)
別の経済系省庁の幹部も、「菅氏の財務相就任によって、財務省の力が弱まるかもしれない」と言う。
菅大臣は7日、財務省内で就任会見して抱負を語ったが、財務官僚に対する“宣戦布告”と取れる発言もあった。
「十数年前、厚生大臣になった時も申し上げたが、大臣というのはその役所の代表ではなくて、国民が役所に送り込んだ国民の代表。国民のために働く役所であるようにということで就任した」
「民主党のマニフェストで207兆円の総予算、つまり一般会計、特別会計を含む総予算について、全面的に見直すとなっているが、この3カ月半では着手という段階にとどまっている。ありとあらゆる特別会計や独立行政法人、公益法人について、財務省の立場でも、この問題にしっかりと取り組んでいきたい」
(⇒記事全文)
◇ ◇ ◇
菅直人新財務相の「口先介入」 さっそく効果あり
菅財務相の「口先介入」がさっそく効果を発揮した。7日の会見で菅は、
「経済界では1ドル=90円台半ばが適切という見方が多い。もう少し円安が進めばいいと思っている」と発言。
財務大臣が具体的な金額に言及するのは異例だが、為替相場は事実上の円安誘導と受け取り、円安が加速した。
菅発言後の東京外為市場で、円売り・ドル買いが強まり、円は50銭以上も下落。1ドル=92円台後半まで進んだ。
ニューヨークでは一時、93円41銭と、約4カ月ぶりの安値をつけた。
8日はシドニーで93円70銭まで円安が進み、東京市場も93円半ばで取引されている。
株式市場も好感
エコノミストからは「財務大臣が具体的な数字を口にするのはいかがなものか」という見方も出ているが、菅発言で円安方向に向かうことは、日本の輸出企業にはプラスだ。企業業績が好転すれば経済に活気が戻る。現状では「1ドル=95円前後」への誘導は、景気回復の起爆剤だ。
株式市場も好感し、8日午前の終値71円58銭高の1万753円だった。
(日刊ゲンダイ 2010/01/08 掲載)
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◆「けんかすると仲良くなる」菅財務相が訓示 (2010/01/08 読売新聞)
「マスコミは、いよいよ『菅・官戦争』が始まるのかと期待を持っているかもしれないが、けんかすると一番、仲が良くなる」――。
菅財務相は8日、財務省内で行った就任あいさつで、幹部職員らに語りかけた。「脱官僚依存」を掲げる菅氏に身構える財務官僚らに対し、軽いジャブを繰り出した形だ。
菅財務相は「私も(結婚して)40年くらいになる家内と3000回くらいけんかした。だが、けんかしている間はよくコミュニケーションがとれる」と“けんかの効用”を説いた。
また、国会対応などで深夜まで仕事をする職員が多い現状については、「剛腕の与党幹事長もいる。国会のあり方を与野党協議で変えることも含め、若い世代がデートに間に合うようなビジネスモデルを考えたい」と述べた。
職員らは意外なほどソフトなあいさつを歓迎しつつも、「今後は厳しい指示が相次ぐはず」(中堅)と警戒感を強めていた。
藤井前財務相に申し訳ないですが、菅さんの就任は、やはりワクワクするものがあります(^_^.)
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官僚組織と対峙する菅大臣を後押しする強力な“武器”も、近く整備される見通しだ。
鳩山首相は今年の年頭記者会見で、18日に召集される通常国会に「政治主導確立法案(仮称)」を提出する方針を明らかにした。この法案は、国家戦略室を「局」に格上げして権限を強化することや、副大臣や政務官の増員とともに「大臣補佐官」を新設して政府に国会議員約100人を送り込むことなどを骨子としている。いわゆる「政治主導」を徹底させるための法案なのだ。
同時に、官僚の幹部人事を一元管理するために「国家公務員法」などの改正案も提出。4月からの実施を目指す。もう官僚の好き勝手にはさせないという強烈な意思表示だ。
「これらの法案が成立すれば、明治以来100年以上続いてきた官僚主導を打破する第一歩になります。政官関係の再編は、国の形を根底から変えることになる。まさに維新と呼べるような大改革です。予算編成に関しても、これまでの『財務省VS.他の官省庁』という構図から、『政府(官邸)VS.財務省を含むすべての官省庁』に変えていく仕組みが出来上がる。政治主導で中長期的な国家ビジョンを示し、大胆な予算の組み替えが可能になります」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
ようやく「政治主導」「脱官僚」が本格的に実現する体制が整う。霞が関の嫌われ者、菅大臣が思い切り暴れれば、この国は大きく変わることになる。
(新世紀人コメント)
菅氏が頑張れば小沢氏や鳩山氏のように検・デマ・官のトリオによるストーカーまがいの攻撃が彼に向けられ始めるかもしれない。
菅氏はあれで意外にもタフだからむしろファイトが沸くかもしれない。
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