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http://www.janjannews.jp/archives/2215393.html
オバマの外交ブレーンが「沖縄基地問題より同盟関係を重視せよ」と苦言
2010年01月09日 佐藤弘弥
新年早々の2010年1月7日、ニューヨークタイムズに、注目記事が掲載された。寄稿者は「ジョセフ・S・ナイ」ハーバード大学教授(※注)だ。この人物は、オバマの外交ブレーンと言われる人物で、オバマ政権誕生当初、日本大使になると目されていた人物だ。
タイトルは「An Alliance Larger Than One Issue 」とある。ズバリ「ひとつの論争より大きな同盟」である。結論から言えば、このナイ論文は、沖縄の基地問題で軋み始めている米国の外交関係者に対し、もう少し大きな視点から、この問題を考えるべきだ、との主張のように思われる。
この中で、ナイ氏は、苛立っているアメリカ政府の関係者を諫めるように、日本政府を、これまでのように外圧でガツンと押さえ込むような外交政策は懸命ではない、と次のように指摘している。
「たとえ鳩山首相が持論を譲っても、(今後とも)日本への粘り強く戦略的アプローチが必要だ。・・・日本政府関係者は、時に外圧のプレッシャーを歓迎する時がある。しかし今はそのタイミングではない。もし新しい日本政府を抑え付けて、日本人の憤りを招くならば、普天間での勝利は、大きな犠牲を生むかもしれない。」
ナイ氏は、最終的に鳩山政権は、普天間基地を受け入れたとしても、アメリカ政府のやり方が、日本や沖縄の有権者の反発を受けて、同盟関係が揺らぐかも知れないと危惧をしているのである。だからこそ、ここは粘り強く、今後の東アジアの軍事情勢を考えながら、大事な同盟関係に軋みを起こさない戦略的思考が大切である、と言うのである。
このナイ氏の提言は、少なからずオバマ政権の外交姿勢に反映されるものと考えられる。今後の日米の沖縄基地交渉の推移を注意深く見守りたい。
<※注【ジョセフ・S・ナイ】ナイ氏は、安全保障問題の専門家。かつて1994年から1995年、クリントン政権の時代に国務次官補を務めた。近年は軍事力に頼る外交姿勢を「ハードパワー」と言い、これに対して文化なども含めた「ソフトパワー」を対置、「スマートパワー」と呼ぶなどしている。>
原文のURLは以下にあり。
http://www.nytimes.com/2010/01/07/opinion/07nye.html?ref=opinion
(新世紀人コメント)
ついでにナイ氏には日本のマスコミと検察の連立政権の指導者達へのデマ攻撃でっち上げ攻撃をミャンマーやチャイナと同類の非民主体制と非難するコメントを米国マスメディアに発表して欲しいな。
日本の抵抗勢力が手間取らせるとオバマ政権の戦略が実行できなくなりますぜ。
極東の核軍縮も手間取る事になります。
抵抗勢力は実は日米で連携していて、日本の連立政権とオバマ政権の共通の敵といった勢力かもしれないね。
やってることから考えるとそうかもね。
人間の行動は理性で測れない事があるから絶望的な努力も大真面目でやる事があるわけです。
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