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小沢の政治資金管理団体「陸山会」が2004年10月、東京都世田谷区で購入した476平方メートルの宅地の取引に絡んで不自然な資金の流れについて東京地検から疑惑を持たれている。 陸山会が2004年に購入した土地の代金4億円については、2004年の収支報告書には記載がなかった。その一方で2005年の収支報告書に小沢からの寄付として4億円が記載されている。陸山会が土地の購入資金として2004年10月29日午前に3億4000万円を支払った後に、同じ日の午後に銀行から4億円の融資を受けていた。この際、4億円の融資を受けるために4億円の定期預金を組んだ。この定期預金は翌2005年に全額解約して融資の半額の2億円を返済した。残りの2億円で再度定期預金を組んだが、さらに翌2006年に解約し4億円を完済した。この間、陸山会は預金金利より高い融資利息を支払い続けていた。 この間の金の流れには不自然な点がいくつかある。 ・陸山会が4億円近い土地代金を不動産会社に支払った後に銀行から4億円の融資を受けたこと。 ・陸山会が2004年に土地購入のために4億円の定期預金を組んだとき、4億円の原資については2004年の収支報告書には記載がなかったこと。 ・2005年の陸山会の収支報告書に小沢から4億円の融資があったと記載されているが、前年の4億円の原資に相当する額の融資が当年ではなく翌年にあったという食い違い。 ・土地購入のために4億円の現金を不動産会社に支払ったにもかかわらず、わざわざ定期預金を組んでそれを担保として土地購入代金の融資を銀行から受けていた点。定期預金利息と融資利息の差分が損失となり、不利であるにもかかわらずに。 これらの不透明な政治資金の流れについて、小沢氏は国民の前で説明すべき義務があると考える。 |