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毎日、毎日、小沢一郎の資金管理団体へのマスコミの攻撃が続く。去年の3月からもう1年近くになる。その間、小沢一郎の政治力を奪うことは出来ず、逆に彼が選挙を指揮する総選挙で自民党は大敗し政権交代が実現した。マスコミさん、ここしばらくの報道ぶりは「異常」の一言だが、よほどあせっているのかね。
よくマスコミは「政治と金」の問題を持ち出す。あなた方は日本の国の政治の実態を知っているのか。知らないはずがない。それなら説明しよう。去年の選挙で大量の民主党新人が当選した。どうしてこんなことが出来たのか分かるか。
選挙のイロハも分からない民主党の新人候補を発掘し、どうやって選挙を戦うか、このために自分(小沢一郎)の秘書を張り付ける。そして具体的に地元での活動を教え実践させる。それも議員秘書を何十人も使ってだ。自民党の候補は与党として政策に影響を持っておりこの相手と選挙を戦うのに日本の実情としてはがき1枚とってもカネがかかるのだ。
民主党の新人候補は数百人にのぼる。議員秘書は3人まで公的資金により給与が支払われる。大物議員ならそれ以外に何十人もの私設秘書を持っている。この人たちの年間給与・活動費だけで年間数億円に上るだろう。「何に使ったのか分からない」と攻撃している人は、何もわからない低脳か、わかっていても攻撃材料として有効だから言っているにすぎない。金なしで野党が選挙を戦うなら永久に政権は交代しないし、金を持っている既得権連合は永久にその「既得権益」を離さない。生活者の家計と政治資金の額の話は全く異なる別の次元の問題である。金額の比較の問題ではない。
勿論、鳩山兄弟のように、恵まれた境遇に生まれた人はそれでも政治活動ができるかも知れないが、それでいいはずはない。それこそ社会的に恵まれない人からも議員がでることが望ましい。マスコミの主張どうりなら逆に貧乏人は議員になれない。金持ちだけが議員となる。
こんなことは言いたくないのだが、あまりに政治と金の問題を主張するいかがわしい人が多いので書いてみた。「政治と金」「庶民目線」それしか言えない人(評論家、論説委員、コメンテイター)のことを低脳、もしくは○ホという。
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