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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100109-OYT1T00072.htm
鳩山内閣で最近、主要官僚の急な退任が相次いでいる。
「脱・官僚依存」を掲げる政権の意向に沿う形だが、異例の人事に霞が関では戸惑いが広がっている。
総務省の鈴木康雄次官は通常国会召集を控え、原口総務相に勇退を申し出た。総務相も了承し、後任に岡本保総務審議官を起用することにした。15日に発令する見通しだ。鈴木氏は昨年7月に就任したばかりで、省庁の官僚トップの次官が1年足らずで交代するのは極めて異例だ。
総務相は「地域主権改革」に意欲を示し、地方行政に精通する人材を求めていた。こうした総務相の意向が、旧郵政省出身の鈴木氏から旧自治省出身の岡本氏への交代を促す圧力となったという見方がある。
また、鳩山政権になって政策決定は閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」が主導している。鈴木氏についても、「課長から結果を知らされるような状態に嫌気がさした」(総務省関係者)という声が出ている。
閣僚が直接、更迭した例もある。
公務員制度改革担当の仙谷行政刷新相は昨年12月17日、立花宏・国家公務員制度改革推進本部事務局長を退任させた。後任には大島敦内閣府副大臣が就く。仙谷氏は退任の理由を「前政権下の体制は、私どもが考える基本理念と同じかどうか分からない」と説明した。12月25日には、前原国土交通相が旧運輸省出身の本保芳明観光庁長官を退任させ、旧自治省出身でJリーグのサッカーチーム運営会社元社長の溝畑宏氏を新長官に充てる人事を発表した。民間の力による観光振興のてこ入れが狙いだという。
自民党政権では、各省庁の幹部人事は、官僚側の意見を閣僚が受け入れる形で行われることが多かった。これに対し、鳩山首相は一時、政権交代後に局長以上の幹部に辞表を出させる意向を示すなど、政権の方針に従わせるために政治主導の人事を積極的に行う構えを見せていた。霞が関では「最初は様子を見ていたが、そろそろ本格的に人事に手を突っ込み始めた」と警戒する向きがある。
(南青山コメント)
政権交代直後に人事にあれこれ手を入れなかったのは、民主党にはそれなりの策士がいたということだろう。
一方、官僚は震え上がっているはずだ。
これでかなりまともな体制になっていくのではないか。
本当に民主党(鳩山・小沢・菅)の真価が発揮される/真価が問われるのは、今年後半から次年度になるだろう。