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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010010902000057.html
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による東京都世田谷区の土地購入をめぐる問題で、同会が新規開設した四億円の定期預金を担保に同額の融資を受けていたことについて、同会の事務担当だった民主党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が「土地を購入するときに定期預金を組んで融資を受けることは、小沢事務所の慣例だった」と東京地検特捜部に説明していることが、関係者への取材で分かった。 この融資を受けたことで陸山会側には、四億円を返済し終えるまでに約四百五十万円の金利差損が生じていた。特捜部は、こうした金利差損が生じる銀行取引について、実際に土地購入に充てた小沢氏の貸し付けとされる資金の出入りを隠す目的があったとみているもようだ。 関係者によると、陸山会は二〇〇四年十月二十九日午前に世田谷区の土地を購入。小沢事務所は「四億円の融資で土地を購入した」と説明していたが、実際は約三億四千万円の土地代金を支払った後、同日午後に融資を受けていた。 この際、四億円の融資を受けるために四億円の定期預金を組んだが、翌〇五年に定期を全額解約して、融資の半額の二億円を返済。残りの二億円で再度定期預金を組んだが、〇六年に解約し四億円を完済した。この間、陸山会は預金金利より高い融資利息を支払い続けていたという。 〇四年十月に融資を受ける際の書類には小沢氏の署名があったほか、〇五年の銀行手続き時にも小沢氏は行員と面会して書類に署名していたという。 小沢氏が原告となった名誉棄損訴訟で、小沢氏側が証拠として提出した資料や陸山会の収支報告書によると、陸山会は一九九四〜〇七年の十四年間に十五件計約十億円の不動産を購入した。このうち、世田谷区の土地を含めて少なくとも五件で、定期預金を担保に銀行の融資を受けていた。 小沢氏の事務所は土地代金支払い後に融資を受けたり、定期預金を担保に融資を受けたりした理由について、本紙の取材に回答を寄せていない。 ----------------- |