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【鳩山政権は、東京地検特捜部などの特捜検察の暴走を阻止するために、法務・検察の抜本改革に早期に着手する必要があるが、まずは組織改編に先行して幹部更迭などの人事面のほか、兵糧攻めとして予算面での抑制をはかるべきである。】
(以下。本文)
kigouhttp://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-196.html
官庁の中の官庁、官僚の中の官僚。官僚の象徴としての省庁・財務省に菅さんが乗り込む。
早速円安
就任会見で「もう少し円安の方向に進めば良い」と述べ、円安方向に相場を誘導する異例の発言をした。これにより、円相場は前日比68銭の円安・ドル高となった。
菅氏 機構改革に意欲 財務相に就任
「・・・反・官僚で名を上げた政治家は霞が関の本丸に乗り込むにあたり、早速、財務省を通じて官僚機構を改革する意欲を前面に打ち出した。
対する官僚側は身構える。・・・菅氏は財務省について「霞が関の中でも、いい意味でも悪い意味でも象徴的な役所」と指摘。その上で「より公開された形で、国民にも内部で働いている人たちにも意味のある仕事ができる役所に変えられれば、霞が関全体を変えていくモデルになる」と述べ、予算編成や「埋蔵金」の透明性を高める方針を示した。
・・・菅氏を迎える財務官僚側の空気は、旧大蔵省OBの藤井裕久前財務相を歓迎した昨年九月から一変。財務官僚は「のみ込みの早い」政治家、つまりは振り付けやすい閣僚を望む。菅氏は振り付けを最も嫌うだけに、「菅・官対決」になりかねない雰囲気だ。・・」 東京新聞2010年1月7日 夕刊
また
「総予算の全面見直しで、子ども手当などマニフェスト(政権公約)の主要政策実現に必要な財源を捻出する決意を表明。一方で、特別会計の「霞が関の埋蔵金」は「無限にあるわけでない」との認識を示した」
とも言っている。
この埋蔵金については 特別会計には無限にはないが、限りなく不明朗な形で地下に潜っていて、まだまだ無駄があるのではないか?菅さんには、特別会計のシステムそのものを改革してもらいたい。
市民運動家出身の菅さんならではの目線で、省庁の象徴たる財務省を徹底的に改革していてほしいものだ。
枝野氏を首相補佐官起用へ 政府、仙谷氏支援で
枝野さんもようやく表舞台に出てきた。本ブログでも心配していたが、いろいろあるが政策通には違いない。ただ、行政刷新会議が「反小沢の橋頭堡」となると予想していたが、「国家戦略局」もなっていきそうで、これから民主党は「親小沢」と「反小沢」色が徐々に鮮明になっていくだろう。
この二つの局を中心に取り込み合戦が始まる、と見る。
本日の日刊ゲンダイに「郵便不正事件」で村木元厚労省局長の無罪が濃厚になった、という記事が出ている。
検察は民主党の石井一議員をターゲットに、そのための「捨て石」として、無実の厚労省局長を逮捕した。
まさに小沢を狙って西松建設が「捨て石」にされた同じ構図である。
この騒ぎで、西松建設に勤める従業員やその家族が、また会社自体がどれだけ被害を被っているか。
検察はタダ単に、小沢さんをターゲットとするためだけに、西松建設の問題を穿り出し、目一杯大きくした。
こうした検察の不正義がまかり通る社会、正直者がバカを見る社会、になりつつある現在、政権交代を期に政治は勿論のこと、検察を始めとする官僚や司法・警察組織に至るまで、国民はそこまで目を光らせていることが求められる。