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http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1402710/
藤井裕久氏が財務大臣を辞任をした事で、昨日は大騒ぎであった。9月16日に鳩山内閣が誕生をする前に、藤井裕久氏が財務大臣になるのならないの、やれ小沢氏が反対しているだのと大騒ぎをしていたのを思い出した。
小沢氏自身は、現実には組閣に口出ししていないというのが、本当のところであるが、周りが小沢氏に気を使ったものまで小沢氏のせいにされたのではたまらない。
まぁ〜、中には居酒屋で小沢氏の悪口を言って新聞にスッパ抜かれた「間抜け」もいたのだが、それも小沢氏が「あいつは入閣をさせるな」と言った訳ではなく、周りの思い込みでしかない。
そんな中で、藤井裕久氏の財務大臣起用には、ひとつの思惑があったのではないかと思えてならない。9月16日以降に何度かこのブログでも書いたのだが、彼・藤井裕久のアルコールの問題である。つまり、アルコールの問題が一番心配であった。
故にはじめから長くは続かない考え、小沢氏も藤井裕久氏の財務大臣起用に異を唱えなかったのではないかと思っている。
「激務に耐えられるなら、どうぞ頑張ってください」というのが、小沢氏の考えだったのではないだろうか。まぁ〜、「一度だけ予算を組んで若い衆に教えてやってくれや」と言ったところだと思っている。
何よりも、今日テレ朝のワイドスクランブルに渡部恒三が出演をしていた。その時に藤井・管・仙谷・野田氏が写しだされていたのであるが、はじめに藤井氏の画面が流された時に、渡部恒三氏が酒をあおる仕草をした事に気がついた方がおったろうか。その後の話は、いつものように当の本人を大きく見せたいような素振りの話ばかりであった。
元々財政規律派とみられていた藤井氏であるが、9月7日の常任幹事会で「財源にはそこまで触れなくていいんだ。どうにかなるし、どうにもならなかったら、ごめんなさいと言えばいいじゃないか」と。それに対して鳩山氏は、これ以上赤字は増やさないという趣旨の発言をしているのである。
テレビや新聞で、小沢氏が党の要望を突き詰けたことから、「嫌気」がさしたなんて話はトンでもない話である。確かに、一時期鳩山氏と藤井氏の話の内容が間逆になったこともあるのは事実ではある。
しかし、小沢氏は一貫してマニフェストを重視をし、財源が足らなくなくなり予算が組めない状態で「暫定税率」を言い出し財源を作ったのである。
あえて言うと、財務省が最後に信じたのは藤井氏ではなく小沢氏だと言うことになる。その時点で藤井氏の存在価値は無くなったに等しいのである。
まずは、断っておきたいには、財政規律派が良いか開放派というか景気重視派が良いかを論ずるつもりはない。どうせ、規律派の論をとれば、成長やなにやらができないとほざくだろうし、開放派の論を書いたら、孫・子の代まで借金を残すのかと吼える輩が出てくることだろう。そんなものに一々付き合ってはいられない。現に自民党内でも財政規律だ!と叫ぶ議員もいれば、景気が優先!だと騒ぐ議員もいる。
話を、藤井氏の話に戻そう。
小沢氏と衝突してまで鳩山氏が藤井財務相に固辞をしたのとはどうも様子が違うと自分は思っていた。同時にやけに高橋是清を持ち出すのも変な感じがしていた。ところがよく考えると高橋是清は過去に7度だったかな?の大蔵大臣をつとめてはいるのだが、短期(40日・実際には45日だったかな)での大蔵大臣を受けているのである。つまりこの度も、22年度予算を組むまでと鳩山との約束であったのではないかと思えてしまう。
同時に、藤井氏は間違いなく次の選挙には出馬はしないであろう。その時に藤井氏と同い年の渡部恒三氏の先は見えたと言うことになる。渡部恒三氏の顔を見ていて、仙谷由人氏や野田佳彦氏の顔が映し出された顔と小沢氏・菅氏・鳩山氏の顔が映し出された時の顔の表情の違いに気がついた人間はかなりいるはずである。まぁ〜、好きにさせておこうw
一見、ガチガチの緊縮財政派(実際は?)だと考えられていた藤井が菅直人へ財務相の座を譲ったことで、必ずしもマイナスにはならないとの意見が多いのも面白い話である。
これからは、テレ朝・朝日新聞&産経が生き死にの総攻撃をかけてくると思われる。しかし、マスコミは視聴者・新聞の購読者がかなり今のマスコミ報道を懐疑的な見方というより信用をしていない事に気がつくべきであろう。
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民主党「景気重視派」VS.「緊縮財政派」で真っ二つ
009年12月11日10時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/4498307/
●酔いどれ大臣 藤井財務相、機能セズ
補正予算をめぐって、1週間もモメている鳩山政権。それもこれも経済政策の「司令塔」が不在だからだ。とくにヒドイのが藤井裕久財務相。アルコール依存度がどんどん激しくなり、“ダッチロール状態”なのである。
「財務省と渡り合えるのは彼しかいない」と、77歳の高齢にもかかわらず、鳩山首相が財務相に就けた藤井裕久。政権発足前は「財源はいくらでもあるんです」と、財源確保は任せろ、と言わんばかりの発言をしていた。
鳩山首相は、財務省出身の藤井なら財務官僚を抑え込んで財源を捻出してくれるはず、と信じ込んでいたという。ところが、いざ財務相に就任するや、財務官僚と足並みを揃え、まったく財源確保に動かない。財源不足から鳩山内閣が大胆な景気対策を打てないのも、藤井財務相が機能しないことが大きい。本人は酒に逃げ込み、財務官僚とケンカしてまで財源を捻出する気などないらしいのだ。
「もともと、カバンにカップ酒を入れておくほど酒好きですが、最近のアルコール依存は度を越しています。夕方5時まで待てない。早く酔いたいからなのか、焼酎をビールで割った“バクダン酒”をあおっています。ドバイ・ショックに直撃され、11月29日の日曜日に官邸で『緊急閣僚会議』を開いた夜も、翌日夜もベロベロ。番記者が取材しようとしても、泥酔していて支離滅裂、何を言いたいのか分からない。重鎮としてまとめ役を期待されているのに、最近は『自分は調整役はやらない』と開き直っています」(政界関係者)
もうひとりの司令塔、菅直人戦略相も、すっかり財務官僚に取り込まれ、財政出動に反対するだけで、積極的に景気対策をまとめようともしない。
司令塔2人が機能不全に陥っているため、党内はバラバラ。「景気重視派」VS.「緊縮財政派」に真っ二つに分裂状態だ。「緊縮財政派」に反発した民主党の衆院議員40人は、大型予算を編成するよう要望書を小沢幹事長に提出する異常事態になっている。
「本来、鳩山首相は景気重視派です。ただ、自分が先頭に立つと党内が極端に走り出してしまうので黙っている。40人の議員は、首相の気持ちを分かっているのでしょう。彼らは予算をカットするだけでは来年夏の参院選で大敗すると懸念している。実際、ケチケチ路線では景気も上向かず、民主党は参院選で敗北しますよ」(日本金融財政研究所所長・菊池英博氏)
補正予算はスピーディーさが求められるのに、1週間もグズグズしていてはどうにもならない。どの世論調査も、鳩山内閣への不満は景気対策だ。
鳩山首相は、機能しない藤井財務相と菅戦略相にカツを入れる時だ。
(日刊ゲンダイ2009年12月8日掲載)
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藤井財務相が入院 予算編成の激務で疲労か
2009.12.28 11:41
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091228/fnc0912281142010-n1.htm
藤井裕久財務相が28日朝、検査入院したことが分かった。予算編成による疲労とみられる。血圧が高く静養を兼ねるという。今後の定例閣議には出席するとしているが、30日に予定される臨時閣議への出席は微妙。年明けの通常国会など今後の執務への影響が懸念される。
藤井氏は現在77歳。政権交代に伴って、9月に財務相に就任し、25日に閣議決定された平成22年度予算編成の責任閣僚として、子ども手当など重要施策の査定の指揮を執った。今月に入って以降は、連日他省庁の政務三役と折衝を行うなど激務が続いていた。
重要閣僚の藤井財務相の体調不良は、鳩山政権の経済政策運営にも影響を及ぼす可能性がある。
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藤井財務相辞任:
後任は菅副総理 仙谷氏が国家戦略相兼務
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100107k0000m010044000c.html
鳩山由紀夫首相は6日夜、藤井裕久財務相(77)の辞任を了承し、後任に菅直人副総理(63)を充てる人事を発表した。菅氏が兼務する国家戦略担当相は仙谷由人行政刷新担当相(63)が兼ねる。7日に就任する。菅氏は10年度予算編成の際、衆院選マニフェスト(政権公約)関連の予算の総合調整にあたっており、首相は18日召集予定の通常国会での審議に即応できると判断。官邸で記者団に「菅副総理が最も適当だ」と語った。
首相としては5日の藤井氏の辞意から1日での後任決定で今後の政権運営への影響を最小限にとどめたい考えだが、自民党など野党は通常国会で政権の「政治とカネ」や公約の一部違反などを材料に攻勢を強める構えだ。
首相は藤井氏を慰留していたが、6日午後に藤井氏が「閣僚の続行は困難」との趣旨の医師の診断書と辞表を首相あてに提出。首相は「医師の診断は重く受け止めなければならない」として慰留を断念した。
首相は後任選びに時間をかけると政権運営への影響が大きいと判断。6日中の決着を目指し、菅氏と官邸で断続的に協議。菅氏は一時、国家戦略担当を優先したいとして難色を示したが最終的に財務相就任を受け入れた。首相は政権運営への影響について「ダメージを最小限にするために予算案を一番近くで見て来られた方を後任にする。心配してない」と記者団に強調した。
菅氏は兼務していた経済財政担当を引き続き担当するが、科学技術担当は川端達夫文部科学相が兼務する。藤井氏の辞任で内閣法により17人が上限とされる閣僚ポストが一つ空くが、首相は補充について「当面考えていない」と記者団に語った。
菅氏は首相との協議後、記者団に「藤井氏が手がけた予算の仕事を引き継いでいかなければならない」と話した。また、仙谷氏は国家戦略担当を兼務することについて「肉体的にはなかなか大変だが、古川元久副内閣相は(政権発足時から)両方抱えてここまできたので、できないわけではない」と語った。
菅氏は市民運動出身で80年に衆院初当選し10期目。社会民主連合、さきがけを経て96年の旧民主党結党時に鳩山首相と共同代表を務めた。仙谷氏は衆院当選6回。弁護士出身で90年に旧社会党から初当選。党政調会長を務めるなど、政策通として知られているほか、民主党内の非小沢系議員の中心的存在だ。【田中成之】
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藤井財務相辞任 政権の打撃どうはね返す
2010.1.7 03:18
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100107/mca1001070918005-n1.htm
鳩山由紀夫首相は体調不良を理由とした藤井裕久財務相の辞任を了承し、後任に菅直人副総理・国家戦略担当相を起用することを決めた。国家戦略担当相のポストは仙谷由人行政刷新担当相が兼務する。
予算審議が主要テーマとなる通常国会を目前に控え、予算案をまとめた担当閣僚が辞任するのは異例の事態である。鳩山政権への打撃になったのは否めない。
藤井氏は昨年末の段階で、通常国会の審議には耐えられない可能性を会見で述べていただけに、手間取った印象は残る。
問題は、この閣僚交代を機会に、公正で責任ある政策判断を行う政府の意思決定システムを確立できるかどうかである。
具体的には、民主党の小沢一郎幹事長の影響力が強まる与党から、政府に対する干渉が目立ちはじめている。予算編成で民主党の参院選対策に沿った要望が多く盛り込まれた経緯もある。
藤井氏が辞任を決意した理由については、「健康不安」だけでなく、予算編成をめぐる「小沢幹事長の横やりへの嫌気」や「菅氏との確執」なども指摘された。
財政規律を重視しようとする藤井氏に対し、小沢氏が公約実現を優先させ、菅氏が政治主導を唱えて積極介入したことなどへの反発があったとの見方だ。
来年度予算は一般会計92・3兆円、国債発行44・3兆円といずれも過去最大規模で、財政規律に欠ける内容となった。その背景にも国家戦略担当相としての菅氏の力量不足が指摘された。
こうした批判や疑念を払拭(ふっしょく)するためにも、菅氏は財政規律の立て直しに積極的に取り組むことが求められている。財務相の役割は予算審議の答弁にとどまらず、デフレ脱却や成長戦略などの山積する重要課題をどう打開していくかである。
消費税率の引き上げ問題について、菅氏は「議論をスタートさせるのはまだ早い」との姿勢を崩していないが、税財政の責任者である財務相として、今後の社会保障のあり方などを見据えた論議を率先して展開してもらいたい。
政権発足以来、菅氏が務めてきた国家戦略担当相の位置付けは不明確だった。国家戦略局も正式に設置されていない。政治主導や政策決定の一元化というスローガンの達成が不十分だっただけに、仙谷氏の責任は重い。
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藤井氏、辞意伝達は12月22日
後手に回った首相 決断力不足また露呈
2010.1.7 09:22
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100107/mca1001070922007-n1.htm
藤井裕久財務相が鳩山由紀夫首相に辞意を伝えたのは実は昨年12月22日だったことが6日、明らかになった。複数の民主党関係者が証言した。5日に藤井氏の辞意が明らかになった後、鳩山首相が迅速に後任人事を決めたようにみえるが、実際には後任人事の決断までには約2週間かかったことになる。
関係者によると、藤井氏は12月22日、首相に体調不良などを理由に、1月の通常国会召集までに「財務相を交代したい」と伝えた。
すぐに後任人事を決められなかった背景には、首相が自身の偽装献金問題への対応や平成22年度予算編成やインド訪問で、藤井氏の後任問題どころではなかったほか、「首相は慰留できると甘くみていた」(民主党幹部)とも言われる。また、首相の決断力不足を指摘する声もある。
藤井氏が年末の28日に、都内の病院に「検査入院」したのは、こうした首相ののんびりした対応をみて、「辞任の理由をつくるために入院したのではないか」(政府関係者)と指摘する声もあった。
この2週間の中で、首相が藤井氏の慰留に向けて、「必死の工作を行った節はなかった」(政府筋)という。(佐々木美恵)
藤井財務相辞任:近く手術の予定 政府高官明かす
2010年1月7日 0時56分
http://mainichi.jp/select/today/news/20100107k0000m010137000c.html?link_id=RSH01
政府高官は6日夜、体調不良で辞任する藤井裕久財務相が近く手術を予定していることを明らかにした。詳しい病状などは不明だが、高官は「(病気で)手術するようだ」と語った。鳩山由紀夫首相らは藤井氏の辞任が体調不良によるものだと強調している。
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とにかくマスコミは騒いで売り上げ部数を伸ばし、視聴率が伸びたらいいとしか思っていないと言うことであろう。しかし、その結果確実にマスコミの足元は崩壊をし始めている。
財務省の改革に管氏は手をつけるであろう。その結果、自民党は二度と立ち直れないだろうw
(南青山コメント)
結局のところ、藤井氏はプチ酒乱だったということか?(前々任者の中川(酒)を思い出した)
アルコール依存症に近い状態だったことはネット上でも指摘されているので、事実なのだろう。
辞任の真相は、さまざまな重圧に心が折れてしまったということなのだろうか。
まあ、そんなことはどうでもいいか。朝日と産経は馬脚を現し、現実の政治は、休むことなく進み続けている。
あとは、最後の一文「財務省の改革に管氏は手をつけるであろう。その結果、自民党は二度と立ち直れないだろう」が実現することを祈るのみだ。