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日本の政治のニュースはほとんど見ないので阿修羅などに目を通して、目にとまることがあると、少し調べるようにしている。例えば最近の藤崎駐米大使事件は、読んだ限りでヤラセと判断するしかなく、米国も日本もこんな低いレベルで談合するのかと笑えた。とはいえ、一体全体、吹雪の中、閉鎖された国務省に藤崎さんを呼び出す理由として挙げられている、コペンハーゲンでの鳩山さんの発言をクリントン国務長官はどこで聞いたのだろうか。見渡す限り、英語になっているものは、どれもが共同通信とかの記事を元にしていて、ネイティブでこんな些細なことを取り上げているところはない。だとすると、クリントンさん自身もこんなことを知らなかったんじゃなかろうか。まあ、クリントンさんに聞くのが一番早いのかもしれない。
とはいえ、国外のイラクとか、今日自爆攻撃で米国人が死んだアフガニスタンを見ていると、来年は「タダでは戦争できない...」を米国民が身にしみて自覚する年になるのではないか、という気がする。ご承知のように、イラクにしても、アフガニスタンにしても、難民の大量発生でテント生活、穴蔵生活者は増えるばかり。量は違うが、これと同じことが米国でも起きている。戦争をやっている方とやられている方が揃いも揃ってテント、穴蔵生活者が増えているのは、何とも、言い方は申し訳ないと思うが、笑っちゃはないだろうか。おまけに食料配給が増加の一途も一緒。
そういえば日本もまた、小泉竹中くんを筆頭とする自民党政権のおかげで、米国債を買いまくって戦争に協力しまくり、やっぱりプータロー、食糧配給が増えているわけで、人のことは言えないという一年だったような。
世論調査によれば、こんな状況になっても、アフガニスタン増派を支持する米国民60%、さらには、いつまでも「思いやり予算」とやらを払って米軍にいて欲しいとしか思えない報道を続ける日本の主要マスコミ、笑いに事欠かない一年ではありました(そういえば、思いやり予算の額はほとんどマスコミに登場しないし、米軍駐留賛成か反対かの世論調査もありませんね)。
少し前の宮内庁羽毛田さん、また今回の藤崎駐米大使事件のように、主要マスコミや官僚がりふり構わないお笑いをさらに提供する状況が生まれるよう、現政権には来年も再来年もぜひとも頑張って欲しいと思うのであります。
皆様、良いお年を!
湘南の片田舎から
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