★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 975.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/143698
自民吉村氏が離党 来夏の参院選 無所属で出馬 福岡、保守分裂に
2009年12月31日 00:11 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
自民党の吉村剛太郎参院議員(70)=福岡選挙区=は30日、福岡市内で記者会見し、党本部に同日付で離党届を提出したことを明らかにした。改選を迎える来年夏の同選挙区(改選数2)に無所属で立候補する意向も表明。同党は県連の申請を受けて新人の大家敏志県議(42)を公認済みで、保守分裂選挙の見通しとなった。党本部は党紀委員会を開いて離党届の取り扱いを決める方針。
吉村氏は離党の理由について、県連の候補者選考に触れながら「一部の人たちの根回しで決まった。県連や党本部の体質では良識ある保守層の共感は呼べない。けじめをつけたい」と説明。立候補は「無所属でいきたい」と述べた。他党への入党や連携の可能性について「(打診があれば)聞く耳は持っている」と含みを持たせた。
吉村氏は1992年に初当選し3期目。国土交通副大臣などを務めた。党公認での4選立候補に意欲を示していたが、党本部は24日、大家氏の公認を決定。対応が注目されていた。
福岡選挙区ではほかに、民主党県連が現職大久保勉氏(48)の公認を申請し、加えて社民党との統一候補擁立も目指している。共産党は新人篠田清氏(61)の公認を決め、公明党も擁立を模索するなど混戦となる可能性が強まっている。
=2009/12/31付 西日本新聞朝刊=
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091231-OHT1T00017.htm
自民参院議員4人目の離党 吉村氏公認出ず反発
福岡選挙区で来夏に改選を迎える自民党の吉村剛太郎参院議員(70)は30日、福岡市内で会見し、同日付で党本部に離党届を出したことを明らかにした。12月に入り、現職議員の自民離党が相次ぎ、これで4人目となった。
福岡選挙区は改選数2で、自民党は新人の大家敏志県議(42)を公認済み。公認を得られなかった吉村氏は党の決定に反発しており、会見でも「(候補選考過程で)公開討論の場もなく、古い自民党の体質そのまま」と県連を批判した。無所属で立候補するという。
自民党の野党転落後、現職議員の離党表明は鳥取選挙区の田村耕太郎参院議員、茨城選挙区の長谷川大紋参院議員、香川選挙区の山内俊夫参院議員に次ぎ、4人目(ただし山内議員は自民党と統一会派を組む改革クラブへの入党を表明しており、造反とは別ケース)。党執行部は参院選に勝てる候補を擁立するため、高齢現職の候補者差し替えを進めているが、今回は離党にまで発展した初のケースとなる。
党の谷垣禎一総裁は、共同通信の取材に「現職以外を公認すれば、こういうこともあり得る」と、織り込み済みとの認識を示した。だが、「信じられない」とショックを隠さない参院幹部もいる。