★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 910.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
小沢氏団体、土地購入代「定期4億」で偽装か(読売新聞)
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年10月に購入した土地を巡る問題で、購入日に組んだ定期預金の4億円は、小沢氏の複数の関連政治団体から集められ、これを担保に同日、銀行から借り入れた4億円が、その後、各団体に返却されていたことが、関係者の話でわかった。
土地購入の原資にはこれとは別の簿外の現金4億円が使われていることから、東京地検特捜部は、4億円の定期預金と借り入れは、簿外資金で土地を買ったことを隠すための偽装工作だった可能性が高いとみて調べている。
定期預金4億円の原資も陸山会の04年分の政治資金収支報告書には記載されておらず、土地代金に充てられた簿外の現金4億円と合わせ、総額8億円が不記載となっている。特捜部は、簿外の現金4億円の不記載が特に悪質と見て、政治資金規正法違反の疑いで重点的に捜査を進めている。
同会は04年10月29日、東京都世田谷区深沢の476平方メートルの宅地を約3億4000万円で購入。その際、現金で用意した簿外資金4億円を、小沢氏の複数の関連政治団体を経由するなどして同会の口座に入金し、代金の支払いに充てたことが判明している。
関係者によると、同会はこの4億円とは別に、これらの関連政治団体が保有していた計4億円を、ほぼ同時期に同会の口座に集めて銀行で定期預金を組み、これを担保にして同額の融資を受けた。しかし、融資金は土地取引には使わず、その後、関連政治団体に戻していた。
同会は読売新聞の取材に、「定期預金を担保に金融機関から借り入れた4億円を土地代金に充てた」と説明していたが、代金を支払ったのは融資を受ける前で、融資金は関連政治団体に還流していることから、簿外の4億円で土地を買ったことを隠すための工作だった疑いが浮上している。
この問題では、小沢氏の元秘書で同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)ら3人が同法違反容疑で刑事告発されている。
(2009年12月29日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091228-OYT1T01380.htm?from=nwla