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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091229-OYT1T00329.htm
移設反対派、辺野古に事務所開設…名護市長選
基地移設
米軍普天間飛行場の移設受け入れの是非が最大の争点となる沖縄県名護市長選(来年1月24日投開票)で、受け入れに反対する新人の前市教育長・稲嶺進氏(64)(無所属=民主・共産・社民・国民推薦)が28日夜、現行計画の移設先である同市辺野古区に事務所を開設した。
住民約2100人の約8割が容認派とされる辺野古区に、反対派候補が拠点を設けたのは初めて。容認の立場で再選を目指す現職・島袋吉和氏(63)(無所属)陣営は危機感を強めている。
稲嶺氏の事務所は、キャンプ・シュワブ所属の米兵相手に商売する店舗が並ぶ「アップルタウン」の入り口付近に開設。前回選で島袋氏を支持した地元の建設会社社長(68)が責任者に就任した。
事務所開きには支持者ら約70人が出席。同社長は「稲嶺氏を当選させたいという思いがここをつくらせた」とあいさつ。名護市選出の玉城義和・県議会副議長が「現職が強い地域のど真ん中に拠点ができた。勝って民意を示そう」と呼びかけた。
これに対し、辺野古区に事務所を置く移設推進派の「代替施設推進協議会」メンバーの元建設業者幹部(61)は「基地建設に伴う経済効果は大きい。住民の多くは同じ思い。稲嶺さんへの支持は広がらない」と冷ややかだった。自民党県連は28日、同市内で県議団の議員総会を開催。「4年間の実績と県北部の振興への取り組みを評価する」として、島袋氏の支援を決めた。
(2009年12月29日12時00分 読売新聞)