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twitter上で着目している政治家(の卵?)に本田ゆみ氏がいます。
社民党所属。
先の総選挙で北海道2区から立候補
惨敗。(相手は大物民主党三井辨雄)
とにかく多様な意見を受容〜判断する能力が抜群で、
既存の国会議員に混じってもかなり上位ランクの「民衆派論客」として通用するのではないかと思ってます。
彼女の呟きの中で
RT @grokmasazo 世界中で迷惑RT @gloomynews 沖縄海兵隊の一部グアム移転でグアム島の訓練施設予定地の地主が計画に反発。(…)米海兵隊タイムズ紙 http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/12/gns_guam_corps_range_plan_122809/ 社民党プランではグアム住民の感情は無視なんだっけ?
というのが目に留まりました。
ちなみに「RT @gloomynews」以下の部分はgloomynewsさんの投稿記事、
その全文を引用してgrokmasazoさんが「世界中で迷惑」という自分のコメントをつけて投稿、
そのやりとり全てを本田ゆみさんがそのまま転載といった流れと思います。
(RTに関して共通したルールといったモノが存在していない。各人、あるいは同一人でも引用先の扱い方によって異なった使い方をする場合がある。
上記の場合はどなんとぅの解釈で間違いないと思う)
上記の記事に対して「RT @honda_yumi」として意見を表明、
さらに140文字制限のtwitterでしたので、「追記」を2つくっつけ、流しました。
表記省略部分などを補って
以下展開してみます。
普天間問題解決のためには
まず撤去が最初のステップ。
基地を提供している日本にとって不要であるばかりでなく
ヘリ墜落事件に現れたように人口密集市街地のど真ん中に
訓練+世界中の軍事プレゼンスに対する前線基地を置くことの過重なリスクは
米側にとっても問題が大きすぎる。
移転先に関してはあくまで米側の問題。
ただし歴代日本政府が沖縄復帰時点で既存米軍"占領"施設を追認し
合法性を与えていたのであるから
立ち退き料について交渉に応じる。
これが基本線であり、
移設先の手当というのは飽くまで米側の世界戦略〜海兵隊配置+訓練施設の必要性、
提供側の納得合意如何の問題であり
単なる「不要施設の提供者」であったわが政府の関知するところではない。
暴論のようですが、
ここまででも徐々に明らかになってくる米側の文書、
日米交渉当事者の証言などから
問題が現在於かれているように複雑になってるのは
日本側の卑屈な姿勢(外交とはとても呼べない)に全て原因があると思われます。
ちょっと例えは変ですが
株主総会に於いてずさんな(あるいは対抗企業への利益供与?)経営責任を問われ
退陣を余儀なくされた前経営陣が
会社に不利益を与えることを承知で締結した契約があったとします。
背任なりの追求は当然のこととして
この契約を楯に履行を迫る取引先に対して
無条件でその要求に応じていいの?
という問題です。
例えば
前経営陣が契約相手先から利益供与の申し出を受けて結んだ契約であったとしたら。
あるいは退陣した経営陣の契約に至るプロセスに明確な瑕疵があることを承知の上で
締結した契約であったとしたら
いずれにしても100%の履行はあり得ないでしょう。
よしみのお馬鹿発言はこのグループの立ち位置を明確に自己暴露したモノということでしょう。
野党ならぬ政府当局として入手できる限り、知りうる限りの情報を駆使し、
国民総体の利益に叶う判断を下す。
勿論外交や防衛〜軍事など
機密性を要求される情報もあるでしょうが
公開可能な情報は全て国民に提供して
政府判断に対する国内世論+国際世論を喚起し
それを武器に解決をはかる。
この問題の決着はこういった方法でしかつけられないでしょうし、
あらゆる情報を秘匿したままで打ち出されるいかなる解決策も
問題を混迷させ、あちこちの軋轢を拡大させるだけだと言うことです。
小沢氏の「辺野古論外」発言も
その辺の事情を勘案してのことと思います。
第七艦隊発言も然りです。
社民の原理論的なスタンスは
与党内全体の方向性を前述のように収斂させるためにとても重要と思います。
(ただしグァム移転を不必要に強調するのはマイナス)
繰り返し強調しますが
移転先は飽くまで米政府〜米軍側が解決すべき問題であり
こちらとしては飽くまで友人としての好意に基づいたアドバイス、
これ以上のスタンスは帰って解決の邪魔です。
本田氏からは3連発最初のつぶやきに「同意します」のコメント付きRT(原文転載)をいただき
その後の2つに関してそのままコメント無しRTで流して頂きました。