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http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091227-OHT1T00046.htm
鳩山内閣、支持率47%に急落 それでも64%が「続投」??…共同通信社世論調査
共同通信社が25、26両日に行った全国電話世論調査によると、鳩山内閣の支持率は47・2%で前回調査から16・5ポイント減と急落した。政権発足以来、支持率が50%を割ったのは初めて。ただ、首相が「国民の意思を尊重する」とした進退に関しては「続投すべき」が64・3%と、「辞任すべき」の21・1%を大きく上回った。
内閣支持率が早くも50%を割り込んだ。
調査前日の24日、鳩山首相の元公設秘書が偽装献金事件に絡み政治資金規正法違反の罪で在宅起訴。同日、首相は1時間以上に及ぶ釈明会見を行ったが「何も知らなかった」との趣旨を連呼する内容に、国民が失望した模様だ。説明を「納得できない」とした回答は76・1%に上り「納得できる」の17・8%を大きく上回った。
ガソリン税の暫定税率や子ども手当の所得制限で右往左往し、リーダーシップを発揮できなかったことに加えて「政治とカネ」の問題で説明責任を果たしていない、との判断が支持率低下に拍車を掛けたとみられる。
報道各社の調査でも、朝日新聞が21日発表の調査で支持率48%と50%割れ。読売、毎日、NHKも最新の結果で55%前後と数字を下げている。
ただ、共同の調査では一気に「鳩山辞めろ」の大合唱には至らず。進退に関しては「説明責任を尽くし、改善策を講じて首相を続投すべきだ」が64・3%と高い水準を維持。「政治責任を取って首相を辞任すべきだ」は21・1%にとどまった。24日の会見で、首相は「『辞めろ』となれば、国民の意思を尊重せねばなりません」と話していたが、数字上では国民から「続投OKサイン」を受けた形だ。
支持はしないが、辞める必要はない―。ねじれ現象を、政治評論家の有馬晴海氏が解説する。「国民はまだ『自分たちが望んだ政権交代』という思いがある。だから『ちゃんとやってよ』と、おきゅうを据えるレベルにとどまっているのでは」。民主党内にポスト鳩山の最右翼となり得る人材がいないことも一因とみる。
ある党幹部は「鳩山は金持ちのおぼっちゃん顔で得している。小沢の自民顔なら、すぐに『絶対に許せない』という流れになっていたのでは」と分析している。