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マスコミ報道とかを見ていると、頭の良し悪しは別にして民主党議員というのはまだ「優等生頭」から脱していないんだなあ、と感じる。この場合の「優等生頭」とは、例えば、あることが事実ではないにもかかわらず、それを事実であると暗黙に見なし、前提にして対応してしまう頭だ。自公政権の議員と違い、毎日やることが多くて大変だとは思うが、そんな前提はさっさと捨て去った方がいいと思う。
マスコミというのは、さまざまな官公庁の内部に存在することからも分かるように、また具体的なところでは、公務員の守秘義務違反であることが分かっていて、東京地検からリークされているとしか考えようのない情報を垂れ流す官マスコミ一体の官製報道談合組織である。で、現政権自体が「脱官僚依存」を言っているわけだから、それまで特権を享受してきた官僚が現政権の足を引っ張るのは当たり前である。そうであれば、また当然、談合組織の相方である主要マスコミが現政権の足を引っ張るのも当たり前だ。にもかかわらず、鳩山首相をはじめとする、大部分の優等生頭の民主党議員諸氏は、あたかも自分たちの話していることが事実として報道されるかのように、主要マスコミに対応している。相手が悪意を持って足を引っ張ろうとしているのに、その対応はないだろうと思うことがよくある。
悪意を持って相手が尋ねているのだから、何故、逆にその悪意を逆手にとらないのだろうか。例えば普天間基地問題なら、「米国が怒る」というのなら、逆に米国のどこの誰かを聞き返してもいいし、じゃあ、合意のまま、沖縄に新しい巨大米軍基地を造ってもいいのかと聞き返してもいい。よく国民目線とか言うが、別に国民(少なくとも俺)は、マスコミに自分たちの思いを負託しているわけではないし、マスコミが勝手に国民の代表みたいに質問しているだけのことだ(そもそも圧倒的大多数の国民は記者クラブに属するマスコミ各社の特権なんて持っていないだろうし、収入もないだろう)。
その意味では、小沢民主党幹事長の記者クラブに属する記者たちへのぶっきらぼうな対応は、彼らが元々国民を代表しているわけではない、またその意味で事実を伝えない、あるいは歪曲することを前提に対応しているから、正しい対応なのだ。また、「大新聞は狂っている」、「産経新聞はひどい」 などの亀井金融相や大塚副大臣の発言は、国民にもまたそうしたことが知らせる上で良い発言なのだ。
民主党議員ばかりでなく、国民の間でもまた、記者クラブを形成するマスコミ各社から発せられる報道は官マスコミ談合組織というフィルターを通した談合報道、プロパガンダであり、報道されていることをそのまま信じるのは「バカ」「無知」という認識が広く共有される必要があるのではないだろうか。マスコミ報道は、あることを決める、選択する上で欠かせない事実を国民に提供するものではない。
米国隷従と談合報道
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2009/12/23/4773730