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12月27日20時56分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000068-jij-pol
米海軍が1973年に空母ミッドウェーを神奈川県の横須賀基地に配備するに当たり、核兵器を搭載した状態での入港・停泊を日米安全保障条約の事前協議の対象外とする「密約」を日米両政府が結んでいたことが27日、分かった。外務省の内部調査で、そうした事実を示した文書が見つかった。複数の関係者が明らかにした。
60年の日米安保条約改定の際、米軍の装備などに変更がある場合は事前協議を行うと定めたが、核搭載艦船の寄港・通過は対象にしないとした密約の存在が、同省の調査で既に確認されている。ミッドウェーの横須賀配備に先立つ72年、大平正芳外相(当時)とジョンソン米国務次官(同)との会談などで、60 年の密約の有効性を再確認し、「寄港」にとどまらず母港化に伴う長期の「停泊」の場合にも適用することで合意した。
45年に就役したミッドウェーは米海軍の主力空母の一つで、ベトナム戦争の作戦に加わった後、73年10月に横須賀基地に配備された。後継艦インディペンデンスと交代した91年まで同基地を母港とした。