★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 799.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
藤崎大使は、
米国務省においてキャンベル次官補と会っている。キャンベルは対日強硬論者である。
クリントン長官とも会ったとされているが、どこまで話し合ったかはわからない。
マスコミ(糟塵)を相手に、「国務省長官に呼び出された事は異例だ。長官は鳩山長官に同調的発言はしていないと言った。」との趣旨の発言を喋りまくった。
宣伝スピーカーの如く喋りまくった。
その後のクローリー次官補の「国務長官に呼び出されたのではなく、日本政府側の説明の為に来たのだ。」との発言をどのように捉えるかが問題ではあるのだが、
鳩山首相が、グァムへの全面移転を「一つの見解」として語り始めたこと。しかも「抑止力の問題」として語ったことは意味深長だ。
海兵隊は日本の抑止力として必要なものではない。
この事は鳩山首相は当然ながら知っているだろう。
では、何故このような不自然な発言をしたのか?
鳩山首相は検察から攻撃を受け、公設秘書を在宅起訴されて相続税を払うに至った。
税を払うのは当然の事だが、これ等の検察の攻撃は日米の防衛マフィアの利権保守の為のものであろう。
大阪府の橋下知事の空港利用提案の背景には防衛マフィアとの繋がりが考えられる。
海兵隊移転問題を巡って日本から金を搾り取る。
その金を日米の防衛利権マフィアで分け合う。
対北朝鮮脅威をこれからも演出すればこれは継続できる。
その為に材料のネタは多い方がいい。
海兵隊が全面的にグァムに移転すると海兵隊をネタとしては使えなくなる。
そこで防衛利権マフィアは粘ろうとしているのではないのか。
しかし、鳩山首相も岡田外相も全面的グァム移転を諦めた訳ではない。
二人の態度に歯がゆさを感ずるのは私だけではあるまい。
誰かに脅されたのならばそれをハッキリと国民の前に言えばよい。
二人の個人的利益の問題ではなく、日本国民の利益の問題だから言うべきなのだ。
米国側の誰かが脅したのであれば、外務省官僚が反抗をしたのならば国民にそれを語るべきだ。
オバマ政権そのものが脅したという事態ではないのではないか?
そうであればもっと事態は深刻化している筈だ。
オバマ政権は意図はどうであれ、少なくとも穏便に対応している。
政権の一部と日本の政・官の一部が共同して利権保守の為に蠢いて脅してきている訳である。
今のところ、鳩山と岡田(面倒だから敬称は省く。キーを多く叩くのが面倒だから、それだけのことだ)は藤崎の怪しげな行動について実態を国民に語らないところを見ると、この問題については戦いの最中であり、敗北に至った訳ではない。
この二人は性格が紳士的であるから小沢や亀井と違って穏便に事を運ぼうとする傾向が強い。しかし二人は強情者である。
私の様な白州次郎(悪く言う人もいることは承知している)的性格を好む人間から見ると物足りないが、しかし、政治は軍事ではない。喧嘩が巧いから政治において勝利できるという訳ではない。
鳩山と岡田はあれでいて頭はいい。二人の長所は気が長い事である。この二つの特徴は二人の長所なのである。チャイニーズは気が長いが、二人とも日本人離れしている。
余計な蛇足であるが山本五十六ではなく白州次郎的人物が連合艦隊長官をやっていたならば面白かったのではないかと考える。
ところが陸士・海兵は秀才でなければ入れなくなっていた。秀才には戦争は出来ません。
海兵隊移転問題の戦いは真っ最中であると考えてよい。我等が連立政権を誕生させた日本国民は、彼ら政権中枢を孤立させる事なく、この戦いに参加しなければならない。
鳩山・岡田のように穏便に丁重にしなやかに戦わなければならない。
様々な売国勢力を相手に。
脅し恐喝に屈してはならない。
鳩山・岡田はギブ・アップしていない。
そうさせたいのは糟塵(マスコミ)である。
小沢は感情が面に出て正直だから喧嘩を呼びやすいのだ。
損な性格と言える。しかし、小沢一人で政治をやるわけではないから心配ないのだ。
恐喝を目的に居座る用心棒に金を払い続けるよりも自営・防衛は自らの手で行う行う努力をした方がよい。
欧州の市民権獲得は自警から始まったと言える。
百姓・町民のなれの果てである日本国民は既に頼っていた「侍」は社会的存在としては居ないのであるから、自分たち自身が「百姓・町民」兼「侍」に成れば良いだけのことではないか。
2 81 +−