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久々に、元大使であった天木さんのブログにこの問題の本質が説かれている。鳩山首相の政治方向性が変えたみたいだから、アメリカから呼び出したのが事実ではないかなと考えているが。ここにアメリカの汚い戦略が見えてくるが。鳩山首相、岡田外相の交渉の仕方は、明らかにアメリカにおべっかいに向けている。まともに言うべき所に言った自立外交の光が見えていない。その態度は隙を突かれるでしょう。最初から厳しい問題点をアメリカに突き付けないから、オバマ大統領も付き合いきれないと思っているでしょう。外交官も真面目に交渉していないでしょう。だから、その道筋を付けている藤田議員をアメリカ外交使節と問題を交渉させなければならない。その方向性は最初に封印すると言った(911事件の真相を捜査させない)。これが大きな間違いである。相手は強者である。直ちに未だ寝言を言っている岡田首相を更迭しろ。さもないと、鳩山首相は自ら辞職しろ。筋を通した道筋でアメリカと交渉しなければならない。それはアメリカにも、神に守られている保守キリスト教徒がいる。その方向性で交渉しないと、明らかに日本は敗北する。今の鳩山外交は、まさに自民党の悪の外交に道筋を従っている。政権交代の意味が全くなされていない。まず岡田外相を更迭する事が大切だ。未だ寝言のアメリカ交渉を行っている。
http://www.amakiblog.com/archives/2009/12/24/#001568
ほかの話題について書く前に、これはとても重要で深刻な問題であるから、書いておかなければならない。
23日の各紙が一斉に取り上げた藤崎駐米大使の、「クリントン国務長官による異例の大使呼び出し事件」は、一体何だったのか。
これはなんとしてでも鳩山政権の手で検証されなければならないと思う。
というのも、あの藤崎大使の発言の後で、米国国務省のクローリー次官補(広報担当)が呼び出しなどしていない、藤崎大使が立ち寄ったのだ、と否定していたからである。
私はそれをテレビのニュースで見た。
詳細は新聞で詳しく報道されるだろうと思って、この件については23日のブログでは詳しく書かなかった。問題提起にとどめておいた。
ところが本日(24日)の新聞各紙は、ものの見事にクローリー発言を黙殺している。
これは明らかに異常だ。
とりあえず考えられるのは、各紙とも一斉に藤崎発言を鵜呑みにし、「大変だ、大変だ、米国が異例の呼び出しをして鳩山首相に釘を刺した」、などと報じたため、格好がつかなくて黙殺したのだろうということだ。
「間違いました」とお詫びの訂正を出すのは、さすがに大手メディアの沽券にかかるから、黙殺するほかはない。
しかし、たとえそうであってもこの藤崎発言を曖昧なままに放置して終わらせてよいはずはない。
藤崎駐米大使という政府高官の発言で各社が一斉に誤報させられたなら、普通であれば各社が怒り狂って、連名で責任をとれと詰め寄るはずだ。
藤崎大使の辞任要求をするはずだ。しかしその動きはまったくない。
藤崎発言が誤りならば、その事によって信用を失墜させられた鳩山首相や岡田外務大臣は、直ちに藤崎大使を東京に召還し、説明を求めるはずだ。
しかしその動きはまったくない。
私の思い違いではないかとクローリー国務次官補の発言を確かめてみた。
インターネット時代は便利だ。ものの見事に確認できた。藤崎大使は立ち寄ったのだ、時間がかかるという日本政府の方針を伝えに来たのだ、米側が呼びつけたのではない、などとはっきり否定している。
これは極めて重大な事件である。どちらかが嘘をついたということだ。
しかもその嘘によって日米関係の現状認識が大きく異なってくる。
岡田外相、鳩山首相の政治主導が問われている。説明責任が問われている。
メディアの責任が問われている。
本件についての明日からの動きが注目される。